AO講座で見つけた志望校 “質実剛健”に法律を学ぶ

第39期生

辻 香帆(つじ かほ)

通塾情報

出身校 青葉台校
出身高校 桐蔭学園高校
部活 吹奏楽
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 法律を使って社会貢献する

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 中央大学
学部 法学部

──[入学の<きっかけ>]学校以外の世界を知りたい

早稲田塾に入学したのは高1の4月で、高校入学してすぐの時期でした。中学生までは香川県で生活していて、高校から神奈川県に引っ越して桐蔭学園に入ったのですが、それまでのノンビリした環境とは違い、周りの学力の高さや海外経験の豊富さなどに圧倒されて……自分に自信が持てなくなってしまったんです。そんなときに母が、「学校以外の場所も見てみよう」と声をかけてくれ、塾や予備校を見学に行きました。早稲田塾の面談で聞いた、勉強だけでなく人間的に成長できるという教育方針が気に入り、話を聞くだけのつもりがそのまま入学していましたね(笑)。

──[刺激的だった〈未来発見プログラム〉]前向きな自分に自信が持てた!

高1の冬あたりから高3にかけて、未来発見プログラムに色々参加しました。「スーパークロスカルチュラルプログラム(現異文化交流プログラム)」「ネゴシエーションアンドリーダーシッププログラム」「TIME CUP」「スーパーフューチャープログラム」「表現力開発講座」など。どのプログラムも、普通に生活していたら出会えない人の講義を受け、経験できないようなことができる。とても楽しかったです。中でも私が一番印象に残っているのは、高2の夏に参加した「世界を知るサマースクール in 香港」です。香港で出会った高校生たちは、みんな自分の意見をしっかりと持っていて、とても刺激的。私もその中で、前向きにプログラムに取り組めたし、自分で考えて主体的に行動できているという充実感を得ることができました。
プログラムを通して、たくさんの友人に出会えたのも嬉しかった。グループワークなど、みんなで協力しないと作り上げられない課題もあり、仲間意識が強くなりました。みんなそれぞれに自分の夢をしっかりと持っているので、話をするだけで私の知らない分野の情報や知識に触れられる。早稲田塾の生徒は、みんな本当に自分の夢に対してしっかりと研究している人達ばかりでした。

──[大学・学部を選んだ〈理由〉]特化クラスで見つけた、自分に一番合っている大学

父が法学部出身で、自宅の本棚には難しそうな分厚い法律書が並んでいます。それを見て幼い頃から「カッコイイな」と思っていました。成長して、自分たちの生活は法律によって守られているんだということを知り、「法律は心の拠り所」だとぼんやり感じるように。高校生になり、法学部志望だということはなんとなく決めていましたが、具体的に法律の何を学びたいのか、どこの大学に行きたいのかは決められないまま。AO講座で志望理由書を書いてもなんだかしっくり来なくて、ずっと迷走しているような状態でした。
そんな私の進路を決定づけてくれたのが、「中央大学法学部特化クラス」。どの大学よりも“法的思考”が求められるような授業内容で、ディスカッションでは知的好奇心とワクワクで心が弾むような感じ。都心ではなく多摩にキャンパスがあるところも、のんびりした環境が好きな私にはピッタリだと思えました。

──[早稲田塾での〈生活〉]まるで家のように、あたたかい場所

高1の春からほぼ3年間、早稲田塾にはお世話になりました。早稲田塾はまるで、家みたいにあたたかい場所。私が落ち込んでいたり、ちょっとした変化にもすぐに気づいて、スタッフや担任助手が声をかけてくれる。AO入試の準備は自分との戦いですが、一人で考えているとグルグル迷走してしまう。そんなときに悩みを聞いて、思いやりを持って接してくれて、本当に感謝しています。
AO講座などを通じて、自分の本当にやりたいことや、大学に対する思いをしっかりと育てられたのが、良かったと思っています。一般受験だったら、ここまで大学への思い入れが無かったかも。大学入学後にやりたいビジョンを持てたのは、AO講座のおかげだと思っています。

──[将来の〈夢〉]法律を使って社会に貢献したい

中央大学の学生は“質実剛健”で、一生懸命に勉強している学生が多いイメージ。私も、真面目に勉強する大学生になりたい。具体的な将来の進路は決まっていませんが、法律を使った社会貢献ができる人財になりたいと思います。

私の「桐蔭学園高校自慢」

生徒数が多く一学年20クラスくらいあって、個性的な生徒がたくさんいます。校内のホールでは、オーケストラやオペラ、落語などの芸術鑑賞会がありました。普段はできない経験ができるし、感性も育てられるので良かったと思います。女子部と男子部に分かれているので女子校状態だったのですが、来年度から共学になるそうで……母校のイメージが変わって、ちょっとさみしいかも。

私の「中央大学 法学部 現役合格アイテム」

自己推薦書、本、ノート、母からの手紙

自分の長所や経験をアピールした自己推薦書。読み返しては「私はこんなに頑張ったんだから大丈夫!」と自分に言い聞かせていました。ノートは、授業内容や自分の調べたことをまとめたもの。受験日のお弁当箱に、母からの手紙が入っていました。今読んでも、なんだか泣けてきちゃう。家族には本当に支えてもらいました。

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