早稲田塾を通して 進路も夢も発見できた

第39期生

小野日菜子(おのひなこ)

通塾情報

出身校 池袋校
出身高校 開智高校
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 芸能活動をすること

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 お茶の水女子大学
学部 文教育学部

──[入学の<きっかけ>]AO入試に強い塾を探して

早稲田塾入学は高3の6月。私が通っていた開智高校は、一般受験には強いもののAO・推薦入試の対応に不安があったので、専門の塾を探していたんです。ちょうどそのとき、早稲田塾に通っていた友人から「とてもいいよ」と聞いて、すぐ入学を決めました。 
開智高校の受験指導はそれなりに厳しく、高3になると毎日6時間授業の後に非常勤の先生方による特別講座が夜7時までびっしり。自習室は365日、お正月も含めて毎日使えます。常勤の先生方ももちろん熱心で、授業外でも丁寧に教えてくれるから、職員室はいつもわからないことを聞きに来た生徒であふれ返っている。塾に行かないで東京大学に現役合格した人も少なくありません。そんな学校なので、私も早稲田塾ではAO対策に専念したい旨をスタッフに話し、「AO・推薦入試特別講座」の受講をスタートさせました。

──[タメになった<授業・カリキュラム>]志望動機を明確にすることができた「AO講座」

結果的に進路先となったお茶の水女子大学は、入学当初から目標にしていました。ただ、はじめは心理学を学びたくて志望理由書を書いていたのですが、どうにも今までの自分の経験と合致せず、四苦八苦。また、「何を研究したいの?」というスタッフからの問いかけにもうまく答えられず、遅々として進まない状況に自分でも驚くほどでした。 講師のアドバイスでこれまでの印象深いエピソードを振り返ってみると、東日本大震災の被災地でボランティア活動した経験が自分にとって大きいと思うように。きれいごとだけじゃない被災地の生活状況を目の当たりにして感銘を受けたことを打ち明けると、それなら社会学や地理学に当てはまるとアドバイスいただき活路を見い出したんです。一時はどうなることかと思いましたが、無事に志望理由書を完成させることができてほっとしました。

──[受験を通して得た<一生モノ>]「表現力開発講座」でこれまでの自分の殻を破った!

実は、志望理由書がうまく書けなかった理由はもうひとつあります。それは、私が本当にやりたいことが芸能の道に進むことだということ。歌手や女優に興味があるんです。だから研究テーマも決まらなかったし、自分の信念がブレていたように思います。そこで受講したのが「表現力開発講座」です。入学したときから受けたくて、この講座を通して周りに流されがちな自分を変えてみたかった。上級編に参加して初対面同士のチームでいきなりミュージカルをやるというもので、思った以上にハードだったけど、何度も叱咤激励されていくうちに自分の殻を破った気がします。まずは目前の受験が第一なことに変わりはないですが、あらためて表現するって素晴らしいという想いにつながりました。

──[私を支えてくれた<スタッフ>]貴重なアドバイスで面接のコツを掴む

1次試験後は、やることが多くて大忙し。以前結果が出せなかった英検のリベンジ、学校の中間テストの準備、他大学の推薦入試の準備に加え、お茶の水女子大の2次試験は絶対に受かりたいと、すべて完璧にやりたいからフル稼働でした。また面接対策も必要になり、この頃は毎日早稲田塾に通ってスタッフにアドバイスをもらっていたのですが、「とにかく暗い」と(笑)。私は小学校から高校までずっと生徒会長を務めており、そのことから面接官がもつイメージを面接ではるかに超えないと絶対に受からないと厳しく指摘され、はじめはショックを受けました。そんなつもりはなかったけど……と思って動画で確認してみると、なるほど感。自分がこんなにボソボソ話しているなんて、今まで知るよしもありませんでした。スタッフから大切な気づきをいただいたおかげで、いい結果を出すことができました。

──[将来の<夢>]大学で学びながら、やりたいことも諦めない

お茶の水女子大学の文教育学部は複数プログラムの選択履修制度があって、1つの専門を深く学ぶこともできるし、複数の専門分野を広く学ぶこともできるのが特徴です。私は社会学コースで合格したんですが、グローバルな視野(世界)とローカルな視野(日本)双方向からさまざまな領域の社会を見つめてみたい。
また、並行して芸能への可能性も捨てたくはありません。早稲田塾での経験を通して、何事もリサーチ力が大切だと気づいたし、自分を表現する方法も少しはわかった気がします。しっかり勉強と両立させながら悔いのない人生にしていきたいです。

私の「開智高校自慢」

面倒見のいい高校です。どんなに成績が芳しくなくても絶対大学には合格させると、先生たちが応援してくれます。一般受験には相当強い高校だと自負しています。

私の「お茶の水女子大学 文教育学部 現役合格アイテム」

ToDoリスト、友達からのメッセージノート

生徒会の先輩から「自分の行動を“見える化”したほうがいいよ」とアドバイスをもらってはじめたのがToDoリスト作成です。朝起きてから寝るまで自分の行動をノートにつけ、何時間勉強したか人目でわかるようにしました。ノートは私の誕生日にたくさんの友達がメッセージを書いて贈ってくれたもの。ダラけたとき喝を入れるために眺めていました。

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