行きたい気持ちを形にできれば、全ての人にチャンスはある

第39期生

唐木 雄太郎(からきゆうたろう)

通塾情報

出身校 新宿校
出身高校 暁星高校
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 心地良い住宅作り

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 早稲田大学
学部 創造理工学部

──[大学・学部を選んだ<理由>]未来発見プログラムでやりたいことを見つけたことで、AO入試挑戦を決意!

AO入試って、何か特技がある人や何かしら全国で1位になった人が、経験などを活かして受けるものだと、勝手に思っていました。高校では部活にも入ってなかったし、自分なんかは無理だろうなと。
受験勉強を始めた当初は当然のように一般入試での受験を考えていました。出身高校でも周囲はほとんどが一般入試を考えていて、AO入試での受験はイメージすらしていませんでした。

高2の春に入学し、その夏に開講された未来発見プログラム『HiBot Design and Creation Program』に参加したことで、将来へのビジョンが広がりました。参加当初は将来やりたいこともなく、特にロボット作りにも興味は無かったのですが、このプログラムを通じて、「ものづくりって楽しいな」と感じることができました。また、担任助手を務める早稲田大学 建築学科の先輩の誘いで先輩たちの作品の展覧会やオープンキャンパスなどに出向くうちに志望大学への思いは強くなり、「最後はワセケン(早稲田大学 建築学科)にぞっこんになりました!」。志望校が決まったことで、先輩の後押しもありAO入試への挑戦を考え始めました。合格の自信はなかったが、とにかく第一志望を受験するチャンスを1回でも増やしておきたかったからです。

──[タメになった<授業・カリキュラム>]『表現力開発講座』で自分の殻を打ち破り、自信を手に入れた!

一般入試の勉強と並行しながら、AO講座を受講しました。僕が受験したAO入試は、一次試験が書類審査、二次試験がデッサンの他、集団面接と個人面接でした。入りたい理由や入学後何をしたいかの具体的なプランを考え、また、一般入試でも必要となるデッサンにも打ち込みました。特別絵心があったわけではなかったのですが、早稲田塾の講座を受講することでどんどん実力がついていきました。


二次試験の個人面接が厳しいと言われる建築学科では、提出資料に対する質問もシビアだと聞いていました。
後悔するのは悔しいので、自分の全てをぶつけるつもりで面接に臨みました。元々面接は得意ではなかったけれど、行きたいという思いが強く、けっこう自分でも納得できる内容を話すことができました。成功の要因としては、早稲田塾の表現力開発講座を受けて自分の殻を打ち破れたことが大きいと感じています。また、先輩たちによって蓄積された過去の質問のデータから傾向を知り、本番へ向け用意周到の準備ができました。

──[私の〈ハイスクールライフ〉]一生の友達と将来の目標を得た

AO入試を通して大きな存在となったのが、早稲田塾で一緒に学んだ仲間たちの存在です。面接の練習などを通して自分のやりたいことや夢を語り合い、短期間で濃密な関係を築くことができました。落ち込んだ時なども互いに励まし合い切磋琢磨してきました。だから、自分自身がAO入試で合格した後も友人をサポートしたいと思い、できる事をしました。大学が分かれた今でも仲が良く、一生モノの友達ができました!

──[受験を通して得た<一生モノ>]本当に行きたい気持ちを形にして、しっかり伝えることができれば、結果はついてくる

AO入試では自分の興味があること、好きなことをした結果が合格に繋がります。受験がこんなに楽しいとは思いませんでした。まさに“受験は青春”だと思います。好きな建築物を見て興味をもったことなど、自分の考えをAO入試で早稲田大学の教授に直接話したいという気持ちになりました。机の上でしか評価されない一般入試とは違い、自分の全てを見てもらって、志望大学の教授から認められて大学に行けるわけですから、入学後に後悔するなんてことは絶対にないと思います。
AO入試はすごい特技のある人だけが合格するのではないことが、自分が受かったことで証明されたと思っています。本当に行きたい気持ちとそれに伴う行動が形となり、しっかり伝えることができれば、結果はついてくるはず。全ての人にチャンスがあります。

──[将来の<夢>]身近なモノを再考し、喜ばれるものをつくりたい

AO入試を受けたことで、明確な目標やビジョンを持って入学することができました。建築学科は課題がすごく多くて、徹夜で取り組むなど大変な時もありますが、やりたいことができているのでとても充実した生活を送っています。将来は、社会のニーズに合った心地良い住宅を作りたいと思っています。今は、一級建築士を目指して勉強中です。

私の「暁星高校自慢」

みんな仲が良い高校です。医者を目指す人が多くて、全校生徒の中でも理系が7割、その中で8割くらいは医学部志望という印象です。その影響か勉強に対して意識の高い人が多く、勉強でも良い影響を受けました。

私の「早稲田大学 創造理工学部 現役合格アイテム」

デッサンに当たって使用した鉛筆

入試科目であるデッサンの練習をするにあたって使った鉛筆で、今も使っています。10Hのすごく薄いものから10Bの一番濃いものまで、本当に幅広いものが入っています。質感を表現する上でも濃いほうが柔らかい感じになるため、布を書くときなら濃いものを使うし、ガラスとかかたい素材は薄い鉛筆を使います。

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