shibata181123_d

商店街が抱える問題を解決して 地域コミュニティを創造したい

第40期生

柴田魁生(しばたかいせい)

通塾情報

出身校 四谷校
出身高校 広尾学園高校
部活 野球
タイプ 留学経験を活かす
夢・目標 商店街を活性化し地域コミュニティを創造する

進学情報

受験方式 一般、AO・推薦入試両立
大学 慶應義塾大学
学部 法学部

──【私の〈ハイスクールライフ〉】アメリカ留学で「人の生活」に興味を持った

高1の1年間、アメリカのミズーリ州に留学しました。そこでの生活は、今まで僕が東京で送っていたものとはまるで正反対。僕は5人兄弟のなかで育ったけれど、ホストファミリーはシングルマザーと一人息子。また日本では小学校から私立に通っていたこともあり、地元の友達が少なかったのですが、アメリカではみんな地域内で遊んでいる。それに、ちょうどトランプ大統領が共和党代表に選ばれた時期で、地域柄かトランプ支持者が多く、みんな愛国心が強くてアメリカが一番素晴らしい国だと信じていました。今まで僕が知っていた東京での生活とは違うけれど、それはそれでとても良いもの。アメリカでの生活の中で、みんなそれぞれ「人一人分」の生活を持っているんだと改めて気づき、もっと色々な生活を知りたいと思うようになりました。

──【早稲田塾での〈生活〉】留学経験を活かしてAO入試に挑戦したい

早稲田塾に入学したのは、高2の秋です。留学経験を活かせるAO入試を受験したいと思って、いくつかの塾を見学していました。たまたま、早稲田塾だけは親と一緒に見学して、説明を聞いた親が「ここがいいんじゃないか」と。それが決め手で入学しました。

受講したのは、「AO・推薦入試特別指導」と「慶應義塾小論文」。「慶應義塾小論文」の授業は予習・復習が大変だとみんな言いますが、まさにその通り(笑)。でも、この授業についていけたら、相当な力になります。僕は小論文を書くのが苦手でしたが、授業を通してどういう文章が読みやすいのか、どうすれば伝わるのか、を徐々に学ぶことができました。また講師は、「君はココは良いけれど、コッチがまだダメ」というように、細かく具体的に指導してくれる。何をどう直せばいいのかがわかりやすかったので、迷うことなく前に進むことができました。

──【早稲田塾で〈学んだこと〉】みんなの夢が、僕の財産

早稲田塾生は、みんなそれぞれの夢を持っている。そして、やりたいことに関しての知識がとても豊富です。全く興味のない分野について、自分一人で調べてもよくわからないけれど、友人の口からそれを聞けば、知識がスッと入ってくる。アメリカ留学で違う人の生活をもっと知りたいと思ったように、早稲田塾でみんなの夢について聞くことができたのは、僕の大きな財産になったと思います。

──【将来の〈夢〉】商店街を地域コミュニティの場にする

入学当初は「アメリカでの経験を武器にする!」と意気込んでいましたが、いざ塾に入ってみると留学経験がある人はたくさんいて、特に珍しいものでもない。ずっとモヤモヤした時期を過ごしていました。
何か行動しなくてはと思っていたとき、母に「商店街に行ってみたら?」と勧められました。そこで、祖父が店を営んでいる商店街の会合に参加させてもらったのですが、そこでたくさんの問題点に気づきました。たとえば、商店主は高齢の方がほとんどで、お祭りなどのイベントも、みんなでお酒を飲んでノンビリやっている…という感じだったり。
調べてみると、全国各地の商店街に様々な問題があることがわかりました。これを改善できたら面白いなと思い、ボランティアをしながら自分なりの方法を探し、分析をしてみることに。
商店街は地域コミュニティの担い手として、全国的に行政が支援をしています。しかし、商店街の持つ問題はその地域ごとに異なっているので、一律の支援では問題解決につながらない。区役所などの地方自治レベルで商店街を復興することができたら、失われつつある地域コミュニティが創造できるのではないか、と僕は考えました。そのためにまずは法律を学んで、どんな関わり方ができるのかを考えていこうと思います。

私の「広尾学園高校自慢」

一般入試に対するサポートがとても手厚い学校です。本科のほかに、「医進・サイエンスコース」と「インターナショナルコース」があって、そちらには本格的な研究をしていたり、飛び抜けて優秀な生徒がいたりと、“スゴい人材”が揃っています。

私の「慶應義塾大学 法学部 現役合格アイテム」

「写経」ノート

小論文の講師が勧める、新聞の社説や記事を写す勉強、通称「写経」のノートです。社説は小論文の書き方に似ているし、文章をある程度の「塊」で覚えて書き写すことは、入試でも課題文理解に役立ちます。

フォトギャラリー