夢は「世界平和」。価値観の違う人たちの出会いの場を作りたい

第40期生

孫辰洋(そんたつひろ)

通塾情報

出身校 柏校
出身高校 江戸川学園取手高校
部活 バスケットボール
タイプ 留学経験を活かす
夢・目標 世界平和につながる「土台」の構築

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 早稲田大学
学部 政治経済学部

――【入学の〈きっかけ〉】温かい雰囲気に惹かれて入学

高校ではバスケットボール部の部長を務めていて、早稲田塾に入学したのは高3の5月。早稲田塾の見学に来たときの温かい雰囲気に惹かれて入学を決めました。当時の僕にとって塾に入る第一の目的は、大学受験のための情報を得ること。AO入試についてはほとんど何も知らない状態でした。しかし、スタッフの方に自分の経歴や持っている語学の資格についてお話したところ、「だったらAOに挑戦してみては?」と提案していただき、まずはAO指導で志望理由書を書くところからスタートしました。

――【僕の〈受験ストーリー〉】志望大学はグローバルな視点で選んだ  

父の仕事の関係で、中学生の途中まで北京に住み、現地のインターナショナルスクールに通い、ニューヨークやフロリダへの短期留学も経験しました。家庭の方針が「住んでいる国の言葉を使う」なので、僕は日本語・中国語・英語の3ヶ国語が使えます。
そもそも僕は、大学に入ること自体にもあまり興味がありませんでした。受験勉強はしていましたが、語学力を活かして働いてもいいかな、と考えていたんです。でも、大学受験で自分の力を証明したいと思って(笑)。そこで、日本に限らずアメリカや中国の大学も視野に入れて、志望校を決定。アジア首位の中国・清華大学と、私学の雄である早稲田大学を第一志望にしました。

最終的に早稲田大学政治経済学部を含む4学部と、中国の清華大学から合格をいただきました。どちらに進学するか迷いましたが、清華大学に入ると僕は日本人留学生なので、そこからまた別の大学に留学することは難しい。しかし早稲田大学政治経済学部であれば、留学制度を利用してアメリカの大学にも行けるし、両方の卒業証書も得られると知り、早稲田大学への進学を決めました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】知識豊富な講師は憧れの存在 

入塾当初は論文の書き方をまったくわかっていなくて、講師に「これは事故だ。ひどすぎる」とボコボコにされました。悔しかったけれど、いま読んでみると、たしかにひどい(笑)。そこから、まずは課題文の読解力を上げるために現代文の勉強を見直し、視野を拡げるために毎日海外ニュースを見て情報をキャッチ。そして講師が教えてくれる「型」を踏まえながら、とにかく何回も書く。大変でしたが、それでも知らないことを学び、自分の世界を広げる勉強は楽しかったですね。
早稲田塾の講師は知識が豊富で、話も面白かった。こういう人間になりたいと思わせてくれる憧れの存在で、それも勉強の目標の一つになりました。

――【早稲田塾での〈生活〉】切磋琢磨できる仲間との出会いに感謝

早稲田塾には多様な価値観を持つ生徒がたくさんいて、そこから様々な刺激を受けました。僕は帰国子女であることや、学校の成績が良かったこと、バスケ部の部長だという現状に満足してしまい、自分の限界まで頑張っていなかったように思います。しかし早稲田塾に来て、個性が光りまくっているユニークな生徒にたくさん出会えた。美しい3Dグラフィックスを作っている生徒や、本気で途上国を救いたいと思っている生徒に出会い、「自分は一番じゃない」と気づきました。だからこそ「一番になりたい」と思い、そこから努力することができた。
まだまだ世の中には、知らないことや面白いことがたくさんある。もっと知りたい。それが勉強の原動力にもなりました。個性的な仲間と、切磋琢磨できる環境を与えてくれた早稲田塾に、とても感謝しています。

――【将来の〈夢〉】世界平和の土台となる「出会いの場」を作りたい

小学5年生の頃から、NPOに所属して内モンゴル地方で植林活動に参加していました。あるとき、植えた木がヤギに全部食べられてしまっていたことがあり、すごくショックでした。そのときに現地に住む人と話をしたのですが、彼らは「なぜ、何のために、日本人がここで木を植えるのか意味がわからない」と言ったんです。すごく驚きました。植林活動は地球環境のためになる「良いこと」。それは日本人相手なら、説明しなくても当然理解してもらえます。でも現地の人にとっては、そうではなかった。そのとき「これが国際的なコミュニケーションの難しさなんだ」と思いました。
また北京滞在時には、反日デモを経験して、なぜ、日本人と中国人は仲良くなれないんだろう、と痛切に感じました。

僕の夢は、世界平和。みんなには「大きすぎる!」と驚かれます(笑)。僕は、若者たちが多様な価値観に触れ、「違う価値観の人がいてもいいんだ」と思えることが、平和への第一歩だと考えています。この先、学生版国連のような、異文化を持つ若者たちが交流できる「場」を作りたい。そういう若者が将来国を代表する立場になったら、お互いを尊重できる関係性を築けるのではないでしょうか。
いずれは、世界平和の本質的な土台づくりができるような職業に就くか、そういう職業を作りたい。ものすごく大きな目標ですが、自分がやれるだけやってみようと思います。

私の「江戸川学園取手高校自慢」

校則が厳しい、規律ある進学校です。僕がAOを受けたいと相談したところ、大学に電話をして制度を調べ、職員の対策会議を開いて僕にとってAO受験が新たな可能性になるのかを検討してくれた。僕のようなイレギュラーにも真摯に対応してくれる、とても親切な学校だと思います。

私の「早稲田大学 政治経済学部 現役合格アイテム」

合格短冊

二次試験の前に、塾でもらいました。書かれている言葉がカッコいいですよね。実は面接で「早稲田の精神で共鳴するところは?」と聞かれたので、すぐにこの言葉を答えることができて、ラッキーでした(笑)。

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