早稲田塾

現役合格物語 現役合格したあの先輩達は、どんな高校生活を送っていたのだろう。後輩達に贈るメッセージ。

AO入試と一般入試の両立が、効率的な受験対策となる

第38期生 石井 愛海 (いしいまなみ)

通塾情報

出身校 横浜校
出身高校 関東学院高校
部活 茶道
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 ノーベル賞をとる

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 慶應義塾大学
学部 環境情報学部

──[入学の<きっかけ>]夢に向かって踏み出すこと

私の将来の夢は、海に関わる研究者として多くの人に貢献することです。「海を愛する」という名前を付けてくれた両親は、海によく連れて行ってくれました。小学校の卒業文集には「ノーベル賞を取りたい」と書いていました。

高2の4月、本格的な受験勉強のため、予備校に通うことになりました。早稲田塾を選んだのは、アクティブラーニング系の授業が豊富にあり、一般入試にもAO入試にも対応できると考えての事ですが、理由はもう一つありました。

決め手は、早稲田塾で開講している「最先端科学プログラム」の存在です。科学誌などから世界の研究を学び、自ら設定した研究テーマの調査を進め、最終的に「高校生バイオサミット」で実際に発表するのです。研究者を目指す私にとって、大学入学を待たずして自分の研究が出来る上、AO・推薦入試での活動歴としてアピール材料になることは大きな魅力でした。

──[大学・学部を選んだ<理由>]恩師との運命の出会いで志望校変更

本格的に「最先端科学プログラム」に参加する前の高2の夏に、高校生バイオサミットを見学する機会がありました。そこで出会ったのが、慶應義塾大学 環境情報学部の現在の指導教官、冨田勝教授です。当初は別の大学を志望していましたが、大学1年生から好きな研究ができるなど、さまざまな魅力を冨田教授から直接聞き、この研究室で学びたいと本気で思いました。慶應義塾大学を受験することには不安もありましたが、冨田教授に「情熱を持てばできないことはない」と背中を押していただきました。

高校生バイオサミットの会場である山形県から地元に戻ると、「来年私は高校生バイオサミットで入賞してSFC(慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス)に行きます」と、さっそく両親や早稲田塾のスタッフに宣言しました。高校生バイオサミットに入賞すると、慶應義塾大学 環境情報学部のAO入試で1次選考が免除されるからです。実際に入賞者の研究発表を聞いたことで、私の中には1年後自らが入賞し、合格するというプランが固まっていました。

翌年に参加した「最先端科学プログラム」では、「海水によるアトピー性皮膚炎抑制メカニズムの解明」をテーマに研究を進め、夏の高校生バイオサミットで実際に優秀賞に入賞。目標であった慶應義塾大学 環境情報学部AO入試の“1次選考免除”を手にし、合格へ1歩近づくことができました。

また、提出資料に記す大学入学後に行いたい研究テーマは、高校生バイオサミットを見学に行った帰りに山形県の鶴岡市立加茂水族館に立ち寄ったことで興味をもった「ベニクラゲの若返りメカニズムの解明」にすることにしました。この研究テーマを更に深めるにあたっては、早稲田塾のAO対策指導の講師から「それなら、日本における第一人者である京都大学の久保田信准教授に会うといい」とアドバイスを受けました。すぐメールを送ったところ、なんと久保田准教授が会ってくれることになり、早速京都に出向きました。急に決まった京都行きですが、事前に准教授の論文を全て読んでから訪れました。一週間滞在してベニクラゲについて語り合い、更にベニクラゲへの愛が深まりました。

──[タメになった<授業・カリキュラム>]AO入試と一般入試の両立が、効率的な受験対策に

AO入試の資料作成や研究を進めながら、一般入試の勉強も同時並行で進めました。一般入試で国立大学も受験するつもりで5教科7科目を勉強していたため、AO入試と一般入試を並行して対策することで、成績も上がり、結果的に効率的な受験対策になったと思います。

AO入試対策を通して自分のやりたいことを見つけて、それに向かって勉強する中で、英語や数学、化学や生物などの受験科目の必要さが身にしみてわかってきました。たとえば研究を進めるためには生物や化学の知識が前提になります。一般入試に向けて勉強することが研究にも活き、研究を進めることが受験科目を勉強するモチベーションになりました。英語も研究者になるには必須能力です。高校生バイオサミットに向けた研究のために読んだ約60本もの論文の中には、苦手意識のあった英語の論文も30本程度ありましたが、読むことによって英語の能力が上がりました。

他にも、一般入試に備えて早稲田塾の「慶應義塾小論文」を受講したことで、文章や出題の、意図を読み取ることを基礎から学ぶことができ、論文を読むときやAO入試の提出書類を書く際に好影響をもたらしました。大学入学後、論文を書くのに必要な能力ですし、面接の時にもとても役立ちました。

──[受験を通して得た<一生モノ>]AO入試を通して固めたビジョンがその先へつながる

高校生で始めた2つの研究は、大学でも、北海道の豊富町とのアトピー性皮膚炎治療に関する共同研究や、江ノ島水族館とのベニクラゲに関する共同研究という形で続いています。高校で始めた研究を大学でも継続しているので、同学年でも一歩リードしていると感じています。AO入試対策を通して、将来どこに就職したい、どういう活動をしたいなどを、大学受験の時から見据えることができ、ビジョンがはっきりすることで、大学の4年間をどう過ごすかを、高校生のうちから意識できるようになりました。

──[将来の<夢>]出会った人や経験を礎に、研究に打ち込みたい

ともに受験をした仲間も、大学に入ってから起業する人がいるなど、入学後の行動力が違います。AO入試は、自分が思っている自分と、他人から評価される自分は違うから一人だと行き詰まってしまいます。そのため生徒同士で意見を出し合って研究テーマや提出書類を磨き上げることはとても重要です。

ともに「最先端科学プログラム」を受講して高校生バイオサミットに入賞し、受験のときも支えあった早稲田塾の友人とは、今も同じ研究室で切磋琢磨しています。AO入試を通して出会った人や経験を礎に、小さなころの夢であったノーベル賞を目指し、研究に打ち込みたいです。

私の「関東学院高校自慢」

多種多様な性格の人がいて、毎日が楽しく常に青春です。部活動も盛んで課外活動の時間も沢山とれるので、経験を多く積むことが出来ます。課外活動だけでなく勉強に関しても毎週テストがあるなど力を入れていて、とても充実した中高生活でした。

私の「慶應義塾大学 環境情報学部 現役合格アイテム」

アトピー性皮膚炎治療に関する共同研究資料

アトピー性皮膚炎治療に関する共同研究資料

バイオサミットでの発表に向けて読んだ研究論文資料。バイオサミットで発表する研究計画を立てる際に、60本近い論文をひたすら読みました。研究計画をより説得力を持たせるため、先行研究を調べておく必要があるからです。苦手意識のあった英語の論文も30本程度あったので大変でしたが、読むことによって英語の能力が上がりました。

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石井 愛海さん 卒業の横浜校

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