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早稲田塾からAIU首席へ。世界に飛び出す精神は“Life happens!”

開発コンサルタント 齋藤 萌 Special Interview 7

Profile
早稲田塾 第29期生。豊島岡女子学園高校、国際教養大学(AIU)国際教養学部グローバル・スタディズ課程。
大学在学中に、カナダ・トロント大学への留学、南アフリカでの難民サポートNGOのインターンシップ、ネパールとベトナムでのスタディツアー等を経験し、AIUを首席で卒業。現在、開発コンサルタントとして、途上国におけるインフラ整備等の事業に携わる。

目標にしていた、国際援助の舞台へ

開発コンサルタントとして、開発途上国への援助を行うのが私の仕事です。現在は、JICA(日本のODAを行う機関)から仕事を受託し、フィリピンのPPPに関わっています。
PPPとはPublic Private Partnershipの略で、行政機関と民間が連携してインフラ整備事業などを行うこと。私は、経済・産業開発のコンサルティング部門で、途上国開発のために必要な資金について、調査・計画をしています。
会社としては、カンボジアの中小企業への投資を促したり、民主化されたミャンマーの今後の支援方法についてマスタープランを作ったり。こうした職場で働けて、国際援助に日々接することができる。自分の勉強にもなり、充実した社会人生活を送っています。

高校時代にオーストラリアに留学
インド系の友人と運動会にて

塾で薫陶を受けた
中嶋学長と、AIUで再会

早稲田塾で印象的だったのは、英語のカリキュラム。入塾した理由のひとつも、英語に力を入れていたから。「英単語道場」では、英文ニュース誌『TIME』の記事を、教材として読むのが面白く、いまだに覚えているストーリーも。英語にどっぷり浸って、スピーチ力や論文力を磨くカリキュラムでは、キング牧師の“I have a dream”の文章を、徹底的に読み込んだ。ここで身につけたスピーチ力は、後々のTOEFLRTestや、大学の試験でも生きました。
国際教養大学(AIU)と早稲田塾の共同プログラム「スーパー English ワークショップ(SEW)」では、英語小論文の書き方を、基礎から学べました。
SEWや、中嶋嶺雄学長の特別講義を通して、AIUの存在と魅力を知り、志望の大学に。晴れて現役合格を果たし、先生とキャンパスで再会することができました。学長はとてもお忙しい方ですが、塾でのご縁で、在学中に一緒にバイオリンを弾いたり、懇談する機会にも恵まれました。

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AIUを代表する教授に、直接ご指導いただいた
「スーパー English ワークショップ」

充実した大学生活を送り、
卒業式では代表として答辞を

「就職率100%の大学」として有名なAIUは、すべての授業が英語で行われています。一年間の留学も必須。私は留学先に、勉強量が多く評価が厳しいことで有名な、カナダのトロント大学を選びました。実際、一日に300ページの資料を読み込む日もあったし、Aが取れると思って出した小論文がCマイナスで返ってきたことも。
トロント大学では、国際援助のマイナス面も知ることになった。現実には、変えられることも、変えられないこともあるけれど、目をつぶるわけにはいかない。各国より集ったクラスメイトとディスカッションを重ね、国際援助への思いを新たにして帰国しました。
AIUの卒業式では、成績を評価していただき、卒業生代表として英語で挨拶する大役を務めることに。博士帽に黒のガウンというスタイルで壇上に。「皆で切磋琢磨して、これだけ苦労した。だから卒業しても、私達はきっとうまくやっていける」――緊張しましたが、客席にはたくさんの笑顔が見えて、皆の視線が温かかった。

中嶋学長を含む弦楽合奏団メンバーと学内コンサート

トロント大学 学生寮にて
友人とオリンピック観戦

将来の<夢> 紛争の解決
復興のプロセスで貢献したい

将来は、単身で途上国に行き、インパクトのある事業をできる人間になりたい。実現するには、ネットワークが必要。「この分野ならこの人が助けてくれる」という人が、どれだけいるかが重要。そのためにも、まずはキャリアを積みたい。海外の大学院に進んで専門性を身につけ、様々な国の人とコネクションを作ることも考えています。
将来的には、紛争の解決や、紛争が落ち着いてから復興していく過程で仕事ができたら。南スーダンやフィリピンのミンダナオ島などは、今は和平協定が結ばれて、これから、というところ。日々、国際開発の現状を見聞きするなかで、多くの情報を吸収し、さらに研鑽を積んでいきたい。

国際舞台での活躍で必要なのは、
“Life happens”の精神

高校時代にオーストラリアに留学したときにも感じたことですが、海外で仕事をするときには、現地の文化や習慣に合わせないといけないと思います。
カナダや南アフリカでは、「Life happens」という精神を学んだ。意味は……「人生いろいろあるけど、どうにかなるよ!」(笑)。世界を舞台に活動するために必要なことは、この一言に尽きると思います。
日本で普通に過ごしていると、「海外で学ぶ」という選択が見えにくいと思いますが、目的がハッキリしているなら、思い切って留学してみたら。早稲田塾が開設する「海外進学・留学館」の話を聞き、「新しいな、すごくいいな!」と思いました。
英語力強化プログラムや海外進学カウンセリングなど、私が塾生の頃にあったら、ゼッタイに受けていた。高校生の皆さんも、こういうチャンスをきっかけに、ぜひ海外に向かっての一歩を、踏み出してみてください。

―― 充実した社会人生活と今後の展望について、真っすぐな視線で語ってくれた齋藤先輩。
各国で学び、身につけた「世界基準」なのでしょう。
これからも“Life happens!”の精神で、国際舞台で活躍してください。

齋藤 萌
齋藤 萌
早稲田塾からAIU首席へ。世界に飛び出す精神は“Life happens!”
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