

2007年3月、日本の高校生がニューヨークの代表的な財団や企業を表敬訪問するという前代未聞のツアーが実施された。この栄誉に浴したのは、早稲田塾「TIME CUP」の2006年度成績優秀者3名(グランドチャンピオン1名、準グランドチャンピオン2名)。副賞として「TIME CUP インターンシップ in NY」への参加資格を獲得し、高3進級前の春休みを利用して、NYに赴いた。TIMEの教材使用権など特別ライセンスのもと独自の「英単語道場」で英語力を磨く早稲田塾ならではの、他に類のない試み。世界に名だたるVIPとの会談によって、若い感性はどんな刺激を受けたのだろうか──?
ロックフェラー財団で国際交流を実感
現役高校生による世界のVIP歴訪第一弾は、世界経済に多大な影響力をもつロックフェラー家の運営するロックフェラー財団。天を突くようにそびえ立つタワーの上層階へ、3人はドキドキしながら足を踏み入れた。
<華麗なる一族>と記念撮影!後列は左から、文化交流協会代表レニエ氏、ロックフェラー家5代目にあたるオニール氏、資産運用ディレクタービクトリアさん。
ロックフェラーセンターは、19のビルからなる複合オフィス街。正面広場の万国旗と黄金のプロメテウス像が、ここのシンボル。
「私たちは世界各国との文化交流のために、お金を出す以上の有益な提案ができるよう心がけています」という言葉に、真剣に耳を傾ける。
近代美術館(MoMA)の設立や国連本部建設地の寄付など、マンハッタンの発展にはロックフェラー家の篤志が欠かせなかった。
「日本はしばらく経済的に元気がなかったが、多彩な戦略をもつリーダーがいればすばらしい国になる。皆さんもそれぞれの個性を生かして社会に貢献してほしい」とレニエ氏、オニール氏から激励を受ける。