2007年10月7日 開催
特別公開授業
現代を読み解く21世紀のリーダー像と歴史観
元早稲田大学総長 NPO法人アジア平和貢献センター理事長
西原 春夫 先生
早稲田塾秋葉原校にて

- 西原 春夫 先生(にしはら・はるお)
早稲田大学法学部卒業。同大大学院を経て、1967年教授、72年法学部長、82年より2期8年間、総長を務める。日本刑法界の第一人者。また日本私立大学団体連合会会長をはじめ数多くの要職を歴任。主な著書に『刑法総論』『早稲田の杜よ永遠に』など。
「科学技術の発達」が時代の流れの原動力
「リーダーとは、正しい決断をすることが義務づけられた存在。正しい決断のためには未来予測する能力が必要です」。
講義の冒頭、西原先生はそう確言した。未来とは過去から現在の流れの延長線上にあるもの。未来予測のためには、歴史の流れの原動力を洞察することが重要だと説く。さらに西原先生は、学校の授業や本だけでは正しい歴史認識は得られないとした上で「帝国主義」を取り上げ、明治維新から太平洋戦争に至るまでの近代日本史の流れを解説した。日本に大きな影響を与えたヨーロッパ史についても分析。四大文明、大航海時代、産業革命、フランス革命と歴史のターニングポイントをひもときながら、「歴史の流れの原動力は、科学技術の発達である」と語った。
2007年10月28日からスタートする「スーパー フューチャー プログラム(SFP)」のプレ講義として開催されたこの公開授業には、200名を超える受講生が集まった。次代のリーダーが持つべき視点、考え方にふれた2時間。皆、豊富な学識経験を持つ西原先生の講義から何かを学び得ようと、必死に話に聞き入っていた。さらに講義終了後も多くの受講生が西原先生を囲み、質問をぶつけた。
世界史や日本史といった、科目の垣根を超えた歴史観を培うべく、「SFP」がいよいよ始まる。




