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イベントレポートタイトル

2008年7月20日 開催

特別公開授業

「夢は夢で終わってはいけない」

東京大学大学院 工学系研究科 航空宇宙工学専攻
中須賀 真一 教授
早稲田塾秋葉原校にて

「夢は夢で終わってはいけない」

中須賀 真一 教授(なかすか・しんいち)

■略歴
1961 大阪府に生まれる
1983 東京大学工学部航空学科卒業
1988 東京大学大学院博士課程修了、工学博士(航空学専攻)
1988-1990 日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所勤務 AI、自動化工場に関する研究
1993-1994 東京大学航空学科 講師
1994-1998 東京大学先端科学技術研究センター 助教授
1998-2004 東京大学航空宇宙工学専攻 助教授
2005- 東京大学航空宇宙工学専攻 教授

その間、
1996-1997 アメリカ、メリーランド大学 コンピュータサイエンス学科客員研究員
1999 アメリカ スタンフォード大学 航空宇宙工学科客員研究員

■専門分野
・ 宇宙関係・宇宙システム工学、小型衛星の設計、宇宙機の知能化・自律化、将来の新しい宇宙システム、航法・誘導・制御
・ 知能工学関係・ロボティックス、人工知能(特に機械学習)とその宇宙応用

■学会等
AIAA、日本航空宇宙学会、日本ロケット協会、計測自動制御学会等会員

目標を達成するために、大学ですべきことは?

東京大学で、学生達と人工衛星を作っている中須賀教授。
10センチ立方の小さな衛星(キューブサット)は、打ち上げ後5年経った今も、元気に宇宙を泳いでいる。
「不可能だと言われていることをとりあえずチャレンジしてみる。お金のかかっていない小さな衛星でも、工夫をすれば、きちんと動きます」
「スーパー スペースシステムズ プログラム(略称:S3P エス・キューブ・プログラム)」では、教授は早稲田塾生と350mlジュースカンサイズの人工衛星缶サットをアメリカ、ネバダ州の砂漠で打ち上げた。
2週間で設計図を作り、きちんと動くところまで自分達で成し遂げなくてはいけない、このプログラム。
大切なのは、各自で目標を設定し、その目標を達成するためにはどうしたらいいか考えることだと教授は語る。

「皆さんに、大学でやってほしいことは2つ。
1つ目は、プロになる世界を見つけることです。
自分にしかできないことで、お金をもらっている人のことをプロと呼びます。 社会や人類に貢献でき、相手の期待以上の満足を与えられるプロになってください。
2つ目は、生きるための問題解決力を身につけることです。
大人になるにつれ、様々なものを複合しないと解けない問題が多くなります。 まずはのめり込める分野を探しましょう。 そしてそれを見つけたら、どうすれば成し遂げられるのか必死に考えながら、問題解決力を養っていってください。」

ユーモアを交えつつ繰り広げられる教授の話に引き込まれながら、「大学で何をすべきか」を考えるきっかけとなった90分だった。

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