2008年11月8日・9日 開催
キャンパス体感ツアー
「音楽座ミュージカル 稽古場ツアー」
音楽座ミュージカル
芹ヶ谷スタジオにて

- 音楽座ミュージカル( http://www.ongakuza-musical.com/ )
音楽座ミュージカルは1988年に第一回作品「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」で旗揚げ。その後、「とってもゴースト」、「チェンジ」、「マド モアゼル・モーツァルト」、「アイ・ラブ・坊っちゃん」、「リトルプリンス(星の王子さま)」、「泣かないで」、「ホーム」、「メトロに乗って」、 「21C:マドモアゼル モーツァルト」と次々に新作を発表し、現在までの観客動員数は150万人にのぼった。
これらの作品群は全て、旗揚げ当初からの創作システムであるワームホールプロジェクトによって創作したオリジナルミュージカル。全作品に共通する独自の精神性とオリジナリティを高く評価され、文化庁芸術祭賞、紀伊國屋演劇賞、読売演劇大賞など、日本の演劇賞を数多く受賞している。
ミュージカルの創造現場を体感!
早稲田塾には「カルチャー講座」と題したカリキュラムがある。塾生とその保護者たちに最高レベルの芸術作品を観ていただくという内容で、毎回、芸術の方面を志望する塾生をはじめ多くの塾生や保護者の方が参加し、好評を博している。
中でも塾生達に人気なのが、レベルの高いオリジナルミュージカル作品で知られる「音楽座ミュージカル」。この12月も、同団体が東京芸術劇場で開幕する「マドモアゼル・モーツァルト」が、早稲田塾のカルチャー講座になっている。「モーツァルトは女だった」という斬新な切り口で描かれたミュージカルで、前回の公演では読売演劇大賞、紀伊國屋演劇賞など数々の賞を受賞した作品だ。
今回はなんと特別に、そんなミュージカルの「創造の現場」に、早稲田塾生達を入れていただけることになった。見学するのは、「マドモアゼル・モーツァルト」本番に向けて準備が進められている、町田の稽古場。
演劇や音楽など芸術系を志望する塾生をはじめ、「表現」という行為に広く興味を持つ塾生に、プロによる「本物」の創造現場を体感させたい。「“本物”に触れ、“本物”で鍛える」という早稲田塾の理念のもと、音楽座ミュージカルの協力により、今回の特別カリキュラムが実現した。
当日、参加者達はケア・スタッフのアテンダントのもと、町田へと向かった。
稽古場に着くとまず、カンパニーメンバーの俳優・藤田将範さんによる、音楽座ミュージカルについての説明が始まった。
ユーモアを交えて展開される藤田さんの話に、参加者たちはあっという間に引き込まれる。
「日本で上演されているミュージカルのほとんどは、海外から輸入されたもの。でもこれから皆さんに稽古風景を観ていただく音楽座ミュージカルは、オリジナル作品を作り続けています。すべて、この稽古場から生まれました」
スタジオ全体を見渡せるキャットウォークに出ると、眼下に、ウォーミングアップをする座員たちの姿が広がる。
緊張感漂うスタジオ内の様子が伝わってきたのか、生徒たちも真剣な面持ちで稽古開始時間を待つ。
ほどなく稽古がスタートした。
ダイナミックなダンス、美しい歌声のハーモニー、真に迫る演技。
目の前で繰り広げられる本物のミュージカルの稽古風景を、生徒たちは食い入るように見つめる。
中には、身を乗り出して見ている生徒の姿もあった。
稽古終了後はスタジオに下りていき、そこでなんと、プロの俳優であるメンバー達と一緒に、「マドモアゼル・モーツァルト」のラストテーマを歌うことになった。
体を動かし歌うことで、すっかり打ち解けて笑顔を見せる生徒たちに、藤田さんが語りかける。
「僕たちは、短時間で最高のものを創り上げるために、何人もの力を合わせて稽古を重ねていきます。
一人ではできないことも、みんなで力を合わせるとできる。それは、現役合格も同じです。
僕らも12月の開幕に向けて全力を尽くすので、みんなも頑張ってください」
生徒たちからは、ミュージカルを創り上げていく現場を目の当たりにし、興奮する様子がうかがえた。
「本物」との出会いで、人は大きく成長する。そのことを改めて実感するとともに、12月開講のカルチャー講座への期待が一層高まった2時間となった。










