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イベントレポートタイトル

2008年11月2日 開催

特別公開授業

法学を志すあなたへ

元早稲田大学総長 NPO法人アジア平和貢献センター 理事長
西原 春夫 先生
早稲田塾秋葉原校にて

法学を志すあなたへ

西原 春夫 先生(にしはら・はるお)

早稲田大学法学部卒業。同大大学院を経て、1967年教授、72年法学部長、82年より2期8年間、総長を務める。日本刑法界の第一人者。また日本私立大学団体連合会会長をはじめ数多くの要職を歴任。主な著書に『刑法総論』『早稲田の杜よ永遠に』など。

法学が、あらゆる紛争を解決していく

「今ある早稲田塾のカリキュラムは、西原先生との出会いから生まれました」

講義の冒頭、早稲田塾代表・相川秀希が、詰め掛けた塾生たちに熱く語りかけた。
当時、現役の早稲田大学総長を務めていた西原先生が設立間もない早稲田塾に訪れ、「大学と恋愛関係になることが大切だ」と塾生たちに熱弁。その年、奇跡的とも言われる現役合格が続出したことは、今や早稲田塾の伝説のひとつとなっている。
相川はそのことがきっかけで、「塾生たちを、“ホンモノ”と出会わせたい」と思うようになったという。
その奇跡とも呼べる先生の講義をぜひしっかりと受けてほしいという相川の願いのもと、今日の特別公開授業が始まった。

西原先生の話は、「広義の法律家が、たくさんいることが社会に必要」というテーマから繰り広げられる。

「法律は、紛争を解決する為のものであり、紛争は、人々の所有欲がなくならない限り滅びません。対立の解決で役立つのが、法学です」

リーダーには正しい判断をする能力が必要であり、法学を知っている人ほどその能力が高まる。法学とは、法律の規定を覚える法的知識と、対立する利益を比較衡量するための法的思考のこと。客観的な判断のためには、特に法的思考が重要だ。
神仏のような客観的な判断は、「自分は正しい判断ができる」と思いこんでいる人にはなかなかできるものではない。神仏への畏敬の念をもち、自分が未熟であることを知ることが大事だと、先生は語る。

「法学は、青春をかけて学ぶのにふさわしい学問。ぜひ高校時代の今から、少しずつ知識を身に付けて、準備していってください」

西原先生の、高校生へ向ける熱いまなざしは今も昔も変わらない。
法学の大切さを学ぶとともに、早稲田塾の原点を垣間見た、内容の濃い2時間となった。

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