2009年6月7日 開催
特別公開授業
「グローバルリーダーになりたいか それは楽しくできるものか」
立命館アジア太平洋大学学長 学校法人立命館副総長
モンテ・カセム氏
早稲田塾表参道校にて

- モンテ・カセム氏(もんて・かせむ)
【国籍】
スリランカ【生年月日】
1947年7月29日生まれ【専門分野】
産業政策、環境科学、国土計画、都市工学、建築学【学歴】
1970年8月 スリランカ大学建築学科卒業
1972年9月 大阪外国語大学日本語プログラム修了
1973年3月 横浜国立大学大学院工学系研究科研究生修了
1974年3月 東京大学大学院工学系研究科研究生修了
1976年3月 東京大学大学院工学系研究科修士課程 都市工学専攻修了
1982年3月 東京大学大学院工学系研究科博士課程 都市工学専攻単位取得満期退学【職歴】
1972年1月 スリランカ工学技術公団デザイン コンサルト部(建築士)
1976年4月 マレーシア工科大学居住・建築・計画学部 常勤講師
1980年4月 三井建設設計部(建築士)
1981年1月 AUR都市建築コンサルタント(地域開発計画)
1985年2月 国際連合地域開発センター(UNCRD)主任研究員
1994年4月 立命館大学国際関係学部教授
1996年4月 立命館大学政策科学部教授(~2004年3月)
2000年4月 立命館大学国際教育・研究推進機構長(~2004年3月)
2004年4月 立命館アジア太平洋大学長
2004年4月 立命館アジア太平洋大学教授
2004年4月 学校法人立命館副総長 現在に至る
「志」と「技術」を持ってレオナルド・ダ・ヴィンチになってほしい
「皆さんにお願いが2つあります。まず、ジャケットを脱いでお話しても良いですか?」
緊張感漂っていた教室の空気が、笑いとともに和んだ。
そして、今回の講師である立命館アジア太平洋大学(APU)のモンテ・カセム学長は、「もうひとつのお願い、それは皆さんに“グローバルリーダー”になってほしいのです」と呼びかけた。
今後さらにグローバル化が進み、日本人以外の人々が増すであろうこの国において、リーダーシップをとるにはどうしたらいいのかが、今回の特別公開授業のテーマ。
世界85カ国からの学生が集う「近い将来の日本社会の縮図」・APUの紹介を通して、グローバルリーダー」についての説明が始まる。
「人間は問題を見つけ、解決したいというパッションがあれば専門を超える。好奇心をかき立てられる場に身を置いて、『志』と『技術』を持つことが大切です」
その例として、科学者であり芸術家でもあったレオナルド・ダ・ヴィンチを挙げる。学長自身、現在に至るまで様々な国の人たちと接して刺激を受けながら、建築家、公務員、会社員、そして大学の学長と、「志」と「技術」を持って幅広い分野で活躍してきた。そんなグローバルリーダーの言葉は、何より説得力がある。
「私は医者になろうと浪人までしたけど、今では大学の学長になっています。皆さんも将来、何になるかはわからない。どこかでリーダーになるチャンスはあります」
将来のグローバルリーダーである高校生たちへと、期待をこめた、力強くも優しい眼差しが向けられた。時間が許すギリギリまで、参加者たちの質問に丁寧に答えていたモンテ・カセム学長。
「どんな勉強をしても絶対に世界のためになる」という言葉で、今回の特別公開授業は締めくくられた。











