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イベントレポートタイトル

2009年9月6日 開催

特別公開授業

「国際社会が求める真のリーダーシップとは?」

国際教養大学
中嶋 嶺雄 学長
早稲田塾秋葉原校にて

「国際社会が求める真のリーダーシップとは?」

中嶋 嶺雄 学長(なかじま・みねお)

国際教養大学理事長・学長。国際社会学者。専門は現代中国政治。オーストラリア国立大学、パリ政治学院、カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院の客員教授を歴任。著書に「現代中国論」、「北京烈烈」(サントリー学芸賞受賞)、「国際関係論」など。

日本の教育に、グローバルスタンダードを

英語によるスピーチを競う早稲田塾「TIME CUP」で審査員長を務める、国際教養大学・中嶋嶺雄学長の特別公開授業。国際社会におけるリーダー育成の第一人者のもとに、多くの高校生が集まった。

「早稲田塾生は、学びの姿勢が違う」という学長の言葉どおり、緊張と興味が入り混じった空気の中、講義が始まった。

中嶋学長はまず、欧米大学で共通の単位取得制度「セメスター制」を例に、教育におけるグローバル化の重要性を強調する。

半年間の学期ごとに単位が取得できる「セメスター制」。その制度のもとにある欧米の学生たちは、ひとつの大学だけではなく、留学や転校して学びの幅を広げているという。それに付随して、英語によるコミュニケーションも、グローバルスタンダードであるという。

「インターナショナルとグローバル。どこが違うと思う?」中嶋学長からの質問に、「水平的」と「全球化」の違いだと、塾生から答えが返る。

今やインターナショナルという言葉がなくなるほど、世界は地球全体として、関係が深くなっているという。

「世界基準に対応しないと、日本は置いていかれる」。制度から価値観まで、日本はグローバル化を図る必要があり、それを担うのが今の若者だと学長は語る。

さらに英語とともに「第二外国語を身につけてほしい」「自分の中にたくさんの世界ができて広がったら、いいでしょ?」と、嬉しそうな顔を向ける中嶋学長。

その言葉は、国際社会でリーダーシップを取るための条件を示すと同時に、自身の実感が込められていた。そして「TIME CUP」など、国際的リーダーの育成に取り組む早稲田塾と、その塾生への期待もうかがえる。

その期待に、「全ての授業を英語で行う国際教養大学では、日本語の重要性をどう考えるか?」など、学長をうならせる質問をもって応える塾生たち。

公開授業という枠を超えて、「日本が国際社会に対応する、そのための教育」について、熱い語りが繰り広げられた2時間だった。

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