2010年8月1日 開催
キャンパス体感ツアー
「京都大学 キャンパス体感ツアー」2010
京都大学大学院 人間・環境学研究科/京都大学大学院 薬学研究科
佐伯啓思 教授/杉本八郎 教授
京都大学にて

- 佐伯啓思 教授/杉本八郎 教授(さえきけいし/すぎもとはちろう)
佐伯啓思(さえきけいし)教授 画像右
東京大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科理論経済学専攻博士課程修了。『隠された思考 市場経済のメタフィジックス』でサントリー学芸賞受賞。日米関係等への鋭い分析により、論壇で広くその名を知られている。
著書に『貨幣・欲望・資本主義』『現代日本のリベラリズム』『現代社会論 市場社会のイデオロギー』など。杉本八郎(すぎもと・はちろう)教授 画像左
中央大学理工学部工業化学科卒業。61年エーザイ株式会社入社。主任研究員、創薬第一研究所所長などを歴任、03年から現職。05年からは中央大学理工学部客員教授、07年からはバイオクルーズ株式会社の顧問も務める。薬学博士、名誉博士。英国ガリアン賞特別賞、恩賜発明賞などを受賞。
まだ見ぬ大学の世界をのぞいた日
真夏の京都に降り立った18名の高校生たち。キャンパスを周り、2つの特別講義を受け、1日かけて京大の雰囲気を肌で感じる「京都大学キャンパス体感ツアー」がスタートした。
最初の講義は、人間・環境学研究科の佐伯啓思教授。「飲み物、飲んでいいよ!」と、親しみやすい雰囲気の中、講義がスタート。“現代社会のキーワード~冷戦後の世界を読み解く”というテーマから、「高校の教科書に書いてあることは、すべが真実とは限らない」と話が展開する。「大学で学ぶのは、答えのないこと。気になったことは、分野にこだわらずに解決を探してください」と、大学で学ぶことについて、高校生たちに伝えた。
一方、お寺に囲まれる研究所に移動して行われた薬学研究科・杉本教授の講義は、“認知症と闘う~新薬創生秘話”。元医薬品メーカーの研究者で、世界中で使われているアルツハイマー型認知症の特効薬など、名薬を数多く開発してきた第一人者ならではの経験が語られた。実験を重ね、失敗を繰り返しながら、研究を続けてきた杉本教授。「夢に向かって、やり続ければかなう」という、力強いメッセージが、今、大学合格という夢の第一歩を目指す高校生たちに送られた。
講義の合間のランチタイムでは、学食で大学院生の先輩と談笑したり、クリアフォルダなど、京大グッズを購入したり。塾では日々机に向かっている高校生たちが、少しだけ頭を休めて、近い将来に踏み入るだろう大学の世界を存分に体験。勉強へのモチベーションが高まる、有意義な1日となった。











