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現役合格物語 【早稲田塾】

松尾崇史 (まつおたかふみ)

  • 第29期生
  • 町田校

──私の〈ハイスクール・ライフ〉

僕は、高校の3年間を中国・北京で過ごしました。コーチの推薦もあって、中国に留学することができたのです。卓球中心の生活で、勉強は最低限だけやっていました。本来6月に卒業なのですが、単位は収めたので高校2年の2月に帰国しました。卓球ではある程度成績を残しましたが、他の道に進みたいと思い大学に進学することに決めました。友達が早稲田塾に通っていて、志望理由書対策講座のことを「ひと味違う」と話していたので興味を持ち、入塾しました。

──早稲田塾での〈生活〉

あまり普通ではない高校生活を送った僕にとって、早稲田塾はまさに「学校」でした。いえ、「学校」以上の存在かもしれない。言い換えれば「青春」ということでしょうか。心から信頼できる講師の先生がいて、お互い切磋琢磨し議論し合える仲間がいて、のめり込めるおもしろい授業がある。予備校はただ受験のためのテクニックを教えるだけと思っていましたが、まるで違いました。僕にとっては自分を高め、将来について真剣に考える場を与えてくれた「母校」です。

──私を支えてくれた〈スタッフ〉

志望理由書対策講座の「チェアパーソン」は、すごくいいなと感じました。他の塾だと「志望理由書」を極めた専門のスタッフなんて、いないと思います。甘く適当な態度をとられることなんて決してなくて、ストレートに批評して、的確なアドバイスをくれました。他のケア・スタッフも塾生との距離がとても近くて、勉強以外のことも気軽に相談できました。

──オリジナルの〈勉強法〉

いつも自分に「ツッコミ」を入れることです。特にAO入試のために志望理由書を書く際、常に心がけていました。「その答えは本当にそれでいいのか」「どうしてそうなるのか」「それできちんと相手を説得できるのか」と、自分で判断したことに疑問を持ち、問いかけるのです。論文だけではなく、英語や数学などの勉強でも大切なことだと思います。

──早稲田塾で〈学んだこと〉

勉強に対する意識ががらりと変わりました。講義でいろいろな話を聞いて、そこから教えられたことは多いです。大学に行く者には責任がある、と自覚するようになりました。やらなければならないことは、やはり勉強です。勉強を楽しめたらいいけど、やっぱり辛いことも多い。でもその苦労が社会をより良くするためには絶対必要です。早稲田塾での生活を通じて、大学合格のその先の目的が見えました。だから積極的に勉強するようになったのです。

──将来の〈夢〉

僕は大学では観光を学びます。国の友好につながる仕事として観光を選んだのです。中国で暮らしていて、同年代の人も当然のように持っている反日感情に、大きな疑問を感じていました。根深い、凝り固まった偏見があるという印象を受けました。それを少しでも解決するためには、実際に交流するのがやはり一番だと思います。僕が進む大学は外国人が多いことがメリットの一つ。僕は特に、自然や文化遺産を活かし、人々が交流できる観光について学んでいきたい。また、大好きな卓球は生涯続けていくつもりです。

私の「現役合格アイテム」

もう一度、投げたかった—炎のストッパー津田恒美最後の闘い(山登義明、大古滋久・著/1999/幻冬舎文庫)

この本には、卓球で行き詰まり人間関係でも悩みを抱えていて、突破口を探して読み漁ったときに出会いました。29歳の若さで亡くなった元広島カープの津田投手は、最後までまっすぐで、自らの弱さや恐怖にも決して逃げませんでした。僕は不器用で、誰よりも時間をかけないとできないタイプ。津田投手の生き方に感動し、目標に集中し立ち向かっていこうと思えるようになりました。試験や面接だけでなく、社会では反論や皮肉など辛いことにどんどんぶち当たると思います。でも真っ向からぶつかっていこうと奮い立たされました。

もう一度、投げたかった—炎のストッパー津田恒美最後の闘い(山登義明、大古滋久・著/1999/幻冬舎文庫)

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