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  3. 「大学はゴールじゃない」大川陽一/東京工業大学

現役合格物語 【早稲田塾】

なぜ、早稲田塾生はAO・推薦入試に強いのか?

大川陽一 (おおかわよういち)

  • 第24期生

──大学を選んだ〈理由〉

祖父と父がエンジニアだったこともあり、小さい頃から漠然と「手に職をもちたい」と思っていました。数学や化学に興味があったので、進路指導強化日に相談したところ、ケア・スタッフから東工大を勧められたのがきっかけです。情報ルームなどで東工大について調べていくうちに、設備や産業への貢献度の高さを知り、本格的にここで学びたい! と思うように。
現在は大学院で遺伝子工学や生物学、有機化学など生物に関すること全般を学んでいますが、正面から生物を学ぶだけではなく、変わった切り口で掘り下げていきたいと思っています。今研究しているのは、生物はなぜ1つひとつの行動にムダが少ないのか? これがわかると、生物の本質がつかめるだけでなく、環境やエネルギー問題のムダを軽減し、新技術がそこから生まれる可能性もある。応用や発展の範囲が広がるのです。

──将来の〈夢〉

まずは大学院博士課程に進み、いずれは生物+物理学+化学+メカトロニクスなど、多方面に精通した研究者になりたいと思っています。エネルギー問題や環境問題の解決に携わる仕事をするのが目標です。

──タメになった〈イベント〉

特別公開授業は、志望学部選択の場所。まだ志望が固まっていない時期に、「行けば何か刺激があるかも」と思ってよく参加していました。実際に大学で研究している先生の話を聞いて、おもしろそうかどうかで学部を決めればいい。そう考えていたのです。実際、特別公開授業で「ゲノム」や「DNA」といった分野に興味を感じ、「生命を学ぶのはいいかも」と思ったところから道が定まりました。

──合格必勝法〈勉強法〉

高校3年生の受験期が近づいてきても、なかなか自分の中のスイッチを切り替えられずにいました。でも、第一志望の東工大は諦めたくなかった。
「自分の足りない部分を探して勉強すれば、間に合うかもしれない。やれるところまであがいてみよう」。
待っていてもだめだ、残された時間はあと少しなのだと気づいてからは、苦手分野をすべて洗い出してやるべきことの計画を立て、1日3時間睡眠のスケジュールを2カ月やりきりました。徐々に成績が伸びている実感があったのも、最後までがんばれた要因だったと思います。

──早稲田塾で〈学んだこと〉

早稲田塾では「ただ大学に受かればいいのではない。自分が本当にやりたいことを考えながら大学を選ぶように」と言われてきました。大学はゴールではない。そこからどうするか、どうすれば楽しくなるか。早稲田塾での生活で、そんな考え方が身についたと思います。

──後輩へ〈ひとこと〉

大学で研究されている領域は、想像以上に広いです。大学に入る前にやりたいと思っていたことが、実際やってみると自分の本当にやりたいことと違うかもしれない。だから、「これ以外ぜったいダメ」と決めると、視野が狭くなってしまう。やりたいことの枠はおおまかに設定して、具体的には大学に入ってから決めるなど、幅を持たせながら目標を決めると良いかもしれません。
どんなことがそこで学べるのかということを調べて、大学を選ぶといいですよ。

私の「東京工業大学 第7類 現役合格アイテム」

家族からもらった手作りのお守り

センター入試の前に姉が提案して作ってくれました。中の布には家族全員からのメッセージが書いてあります。特におじいさんからの「楽な気持ちでおやんなさい」というメッセージは肩の力が抜けて、本当に楽な気持ちになれた。自分は皆に支えられていることを実感し、大きな力になりました。

家族からもらった手作りのお守り

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