鈴木のどか (すずきのどか)
- 第29期生
──[私の〈ハイスクールライフ〉]高3夏まで部活を続けながら評定平均4.3
高校では吹奏楽部でトランペットを吹いていました。都立としてはかなり強く活動も盛んな部だったので、まさに部活一色の毎日。本来は高2の3月で引退なのですが、私は後輩に何も教えられなかったという思いが強く、高3の8月のコンクールまで続けました。また、国立高校は文化祭が大がかりで9月中旬の開催までは準備が大変でした。
私は高1から推薦入試を狙って学校の勉強に力を入れていたので、志望大学の基準である平均評定値4.3をクリアできました。勉強と課外活動の両立には苦労しましたが、高校生活に悔いを残したくなかったので、どちらも頑張りました。
──[入塾の〈きっかけ〉]講師が近いから積極的に関われる
勉強はまんべんなくできていましたが、推薦入試でも専用の対策が必要でしたし、一般入試にも挑戦するつもりでいたので、これを一人で乗り切る自信がなく、塾に入ろうと思いました。そこで3年になる直前の春休みにたくさんの塾を見学に行ったんです。
私が塾を選ぶ上での基準は、先生が近い存在であること。大手の予備校のマイク授業や映像授業では、わからないときにすぐ質問できず、結局受け身になってしまいます。早稲田塾は先生が近くて相談できる、そんなアットホームな感じが気に入りました。ここなら自分から関わっていけると思い、高3の4月に入塾しました。

──[早稲田塾での〈生活〉]わからなかったらすぐ講師に聞きに行く!
私は勉強をする上でわからない部分が出てくると、先生に食らいつくぐらい質問に行くタイプなんです。質問に行って自分が習っている先生がいないときは、全然知らない先生に突然聞いて教えてもらったことも。早稲田塾はそれができる雰囲気でした。
先生が自分のことを知ってくれていたことも大きく、「鈴木はどう解いた?」と名前を呼んでくれると、さらに頑張る気になり、おかげで予習も真面目にやりました。放っておかれるとやらないという自分の性格に合っていたと思います。
あと、国立高校は文化祭の準備で秋まで勉強に専念できないことを塾のスタッフが皆わかってくれていて、それを前提に秋以降の受験対策の基盤を一緒につくっていけました。忙しくて最低限しかできないから「これだけは今やっておきなさい」と、理解した上で面倒を見てくれたので助かりました。
──[タメになった〈授業・カリキュラム〉]メディカル小論文が医療系の総合対策に
早稲田塾の授業では、全体的にテキストが洗練されていて、例えば数学は実戦問題の中で理解と復習が同時にできたり、英語も読みながらいろんな知識を広げていけるので効率が良かったと思います。
あと、特に役立ったのは「メディカル小論文」です。医療系は推薦でなくても絶対に小論文があります。この対策を、単なる書き方だけではなく、医療そのものの知識や問題意識を蓄積しながら進めてくれるんです。医療の実態について資料を読みながら、これをどう改善すべきか皆で話し合い、それから書いてみよう、という授業でした。これを続けているうちに、だんだん自分の中でテーマの分析と解決ができるようになりました。採り上げるテーマが英語の長文などにそのまま出てくることもある。医療系ではこういう専門的な内容が出題されることが多いですから、結果的に医療系の入試への総合的な対策になったと思います。

──[私を支えてくれた〈スタッフ〉]看護系トレーナーの指導で志望がより明確に
中3の時に祖父がガンで亡くなったことが看護を目指すきっかけになり、進路を固める際の決め手になりました。東京医科歯科大の推薦入試では、出願に評定平均4.3以上と志望理由書が必要で、また試験日には小論文と面接があります。これらのうち、志望理由書や面接は“シルバーフラッグ”という、看護大学に通っているトレーナーの先輩たちに指導してもらいました。シルバーフラッグはグループのつながりが強く、看護志望者の面倒をとてもよく見てくれたんです。
最初、その先輩たちに「どうして看護師になりたいの?」と聞かれましたが、それに明確に答えられず、改めて自分と看護について考えさせられました。志望理由書にも「祖父が亡くなったときに何もできずに、悔しかったから」としか書けず、この曖昧さに指摘を受けました。なかなか答えが出なくて、志望を断念しようとまで思い詰めたのですが、辛抱強く指導してくれたおかげで、今日があります。
──[後輩に〈ひと言〉]周りの人の助けを借りて頑張ろう
“一人じゃないよ”といつも思っています。私は悩んだときに講師やスタッフ、友達に相談して支えてもらっていました。看護を志望する上で自分と向き合うのが本当に辛かったこともあり、たぶん一人では逃げていたと思います。だから「いろんな人に頼っていいんだな」ということを受験を通して初めて知りました。皆さんも、一人で悩まないで、周りの人と関わりながら、勉強を続けてほしいと思います。
私の「都立国立高校自慢」
進学校ですが、勉強だけではなく、部活や行事が盛んです。特に文化祭で、高3は演劇をやるのですが、高2の文化祭が終わったら、もう来年の準備を始めるというくらい、気合いが入っている。高3になっても、9月の開催までは、勉強そっちのけで頑張ってしまう。3年間クラス替えがないので、まさに高校生活の集大成。それが終わったら、ガラッと受験勉強にシフト。スランプに陥るヒマなく燃える。国立高校、楽しいですよ!
私の「東京医科歯科大学 医学部 現役合格アイテム」
闘病日記、看護に関するノート
祖父がガンで亡くなったことが看護を目指すきっかけになりました。この闘病日記を読むと、いかに私が祖父に対して何もできなかったかがわかるんです。本当に悔しくて……。受験にくじけそうになったとき、これを見て看護への熱意を改めて思い出していました。
私が作ったノートには、看護トレーナーとディスカッションした内容や、大学の説明会でのメモ、介護士と看護師の違い、なぜ看護師になりたいのか、どういう看護師になりたいのかなど、入試までの間に看護と向き合った内容がいっぱいです。そんな“自分探し”のノートです。
















