佐藤 昂 (さとう こう)
- 第29期生
──英単語道場のVTRにビックリ!
中学から國學院久我山に入り、弓道部に所属して部活に取り組んできました。高校に進むと、“準優クラス”という上から2番目の選抜クラスに振り分けられ、周りの学習レベルが一挙にアップ。まだ受験までは時間があると思っていたし、勉強より弓道に打ち込みたい時期だったので、そのレベルの高さに驚きました。成績は当然のように下の方で、高1の終わりに受けた模試は、驚くほど全然ダメ……。さすがに危機感を覚え、「塾に行って勉強をしよう!」と心に誓いました。
いくつかの塾・予備校を回って自分の目で確かめましたが、早稲田塾はガイダンスがとても丁寧で、一つひとつの対応が本当に親切。それぞれに合った指導をしてくれると思えたし、英単語道場のVTRを見せてもらって、そのすごさにビックリ! もうここしかないと思って、高2の4月に入塾しました。
──[早稲田塾での〈生活〉]弓道と両立して基礎を固める
弓道部の活動は毎日で、試合前は夜の8時まで練習と、塾に通うのはかなり厳しい状況でしたが、可能な限り勉強をするよう心がけました。とにかく予習を徹底して、授業中にすべてを覚えるぐらいの勢いで取り組みました。どんなに部活が大変でも、塾の勉強は絶対におろそかにしない! と決意していたので、試合期間中で授業に出られないときは、友達からノートを見せてもらい、授業内容を消化できるよう努力しました。学校での成績が思わしくなかった危機感と、国立大という高い目標を掲げていたことで、頑張りを維持できたのだと思います。特に数学だけは誰にも負けないというぐらい頑張り、どの科目も授業をペースメーカーにして、高3になるまでに基礎をしっかりと固めました。
高3の6月に弓道部を引退し、さらに勉強に拍車がかかりました。慶應大SFCのAO入試も考えていたので、夏までは志望理由書と論文の対策をメインに据え、それらを提出した8月から一般入試の対策に専念。高2でしっかり勉強しておいた自信があったため、AOの対策中も、さほど不安は感じなかった。物理や化学も固まった頃だったので、ここからは演習を重ねていけばいいと、過去問に取り組み始めました。まだ目標の成績には達してはいませんでしたが、次で取り返そうと常に前向きでした。

──[オリジナルの〈勉強法〉]“コピー勉強法”で集中特訓!
高2のときは部活があったので授業があまりとれず、部活が終わってから塾に到着するのは早くても7時。そこから閉館までの短時間で最大限に勉強しようと、授業のない日は情報ルームでテキストや問題集を探し、自分のテーマに合った分野を見つけてはコピーして、自習室で勉強していました。そのときに一番に必要なことを、集中してクリアできるように。わからない部分があったら情報ルームに戻って解説を読んで、授業のテキストに立ち返り、どんどん講師に質問。そして、自分に重要な内容だけを抽出して取り組んだコピー用紙が溜まっていくと、達成感とともに自然と実力もついていました。
確かに問題集を一冊丸ごと完全にクリアする、といった勉強法も力になるでしょうが、授業で基礎が固まっていた僕には、志望大学で出題される内容に集中的して取り組む方が、効率的。このコピー方式をとっている人は他に誰もいませんでしたが、自分には最善の方法だったと今でも思っています。
──[私の〈受験ストーリー〉]ピンチでも、最後まであきらめない!
勉強は順調に進んでいきましたが、秋に大きな転機がありました。それまでは、副主将として部活を6月まで続けていたこともあり、国立志望から科目の少ない私立志望に変更していたのですが、11月に国立に再チャレンジすることに決めた。ケア・スタッフにはビックリされましたが、思い立ったが吉日、とにかくやってみようと。そこから国語や倫理をセンター対策として始めるなど、険しい道のりでしたが、どうにかセンター本番までこぎつけました。
しかし、センター試験当日の一時間目、倫理のテストが始まると、どういうわけだかまったく問題がわからない……。緊張で完全に知識が飛んでしまったのです。しかし焦っても仕方がないと、問題用紙をめくって現代社会の問題を見ると、少しはできそうな感触が……。その場で科目を変更して、現代社会を解きました。さらに、点数の良い方で出願しようと思い、次の時間は、当初受けない予定だった地理を受験。万が一の可能性にかけてみよう。結果、地理はさすがに40点でしたが、現代社会は52点。あのまま焦って倫理を受けるより、いい結果になったと思います。どんなにピンチでも、あきらめないで判断してよかった。前期は残念ながら、という結果になりましたが、後期の電通大に向けて、最後まで挑戦を続けました。

──[早稲田塾で〈学んだこと〉]どこでも、何でも、スムーズに!
恥ずかしがり屋で、人づきあいもうまくなかった僕が、早稲田塾に入って社交的になり、どんな人にも話しかけられるようになりました。フレンドリーな環境で生徒も明るく、スタッフがいつも声をかけてくれる中で、内向的な性格がちょっとずつ変わっていったのかな。入試本番では同じ会場の遠くの方に、ちょっと知った顔があるのを見つけて、「おっ、ここ受けてたんだ!」なんて気軽に話しかけてみたり。以前の自分からは、考えられない。コミュニケーション能力がついたことは、本当にありがたいです。どこでも、何でもスムーズになりました。
──[後輩に〈ひと言〉]自分だけの“最高の勉強法”を見つけて
僕は、一つのことだけに脇目もふらずに取り組む、ということはどうも苦手。集中するのは大切だと思うけれど、新しいことを見つけてどんどんチャレンジしていく方が、自分にとっては効果的のよう。これを前提に勉強法を模索して、今の自分に必要なことをクリアしていく“コピー勉強術”を発見し、結果的に大成功でした。みなさんにも、自分だけのオリジナルの勉強法を一つ見つけてほしい。“最高の勉強法”は、それぞれのライフスタイルの中に隠されているはず。周りの声を聞くことも大事ですが、それに振り回されることなく、着実に進んでいってください。
私の「國學院大學久我山高校自慢」
弓道部は全国大会に4年連続出場している強豪です。とても設備の整った専用の弓道場が用意されていて、弓道をやるなら國學院久我山です。この学校はラグビーや野球が有名ですが、そう言われると「いやいや、國學院久我山は弓道ですから!」って言ってます(笑)。
私の「電気通信大学 電気通信学部 現役合格アイテム」
化学のテキスト、時計
塾の化学のテキストと、講師がそれを要約してくれたダイジェスト版です。特にコンパクトなダイジェスト版はとても見やすく、常に持ち歩いて、電車の中などちょっとした時間に開いていました。それでわからないことに遭遇したら、テキストに立ち返る。これで化学はバッチリでした。
時計は、入塾のときに買いました。教室に時計がないのが早稲田塾の特徴で、自分で時間を管理する、という意識が身につきました。受験会場に行くときもこれを身につけていて、僕の受験生活をずっと刻んできた“相棒”です。















