山崎祥弥 (やまざきよしや)
- 第30期生
──[将来の〈夢〉] 映画好きが極まり、作り手になりたい!
子供の頃から映画が好きで、映画館で、DVDで、ずっと観続けてきました。中3の終わり頃、「好き!」が極まり、「どうしてもこの世界に飛び込んで、映画を作りたい!」という想いが、爆発!(笑)
夢という言葉は、好きじゃない。僕にとっては、実現する目標です。それを映画製作に決めた。誰でもいい、一人でもいい。感動してくれて、生涯心に残るような映画を作りたいと思っています。
──[僕の〈受験ストーリー〉] 負けじ魂に火がついた!
高1のころは映画に水泳、ギター三昧の日々でした。特に水泳は5歳からスイミングクラブに通い、高2まで競泳をやっていた。高2の終わりに学校で進路面談があって、日芸(日本大学・芸術学部)志望だと伝えたら、「ムリだろう」と。全国からこの学部を目指して優秀な学生が集まってくると聞き、負けじ魂に火がついた……「よし、じゃあ合格してやろう!」。早稲田塾の個別、「演トレ指導」(演習トレーニング指導)で英語を週3回受けたところ、夏明けの9月には、苦手だった英語の基礎力がついて、解くスピードが一気に加速。受験までに、偏差値が10も上がりました。
しかし、秋の「クラス編成テスト」はボロボロ……。マラソンでいうと、折り返し地点で、僕の前に100人ぐらい走っている感じ。そこから4か月、必死で勉強しました。毎日塾に通って、授業に出て、演トレ指導を受け、小論文を書き、さらに自宅で勉強。競泳で培った競争心と体力で、20時間やった日も。水泳は、少しでも多く水をかいて前へ進まないといけない。そんな思いで、勉強を進めていきました。
高3の11月に日芸のオープンキャンパスがあり、大学の職員の方と話すチャンスが。そのとき、学部の教授が「受験はプロポーズだ」と。最初は「はぁ?」って感じでしたが(笑)、受験勉強を通じて、ナットク。好きなら思いっきり示せ、ってこと。出される課題にどこまで真剣になれるか、何を捨ててでも、この大学・学部を愛し抜けるのか、が試されているのだと思います。 想いは通じる。お風呂に入っているときも、「日芸に行くんだ」と、声に出して自分に言い聞かせていました。

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 結論。小論文はひとつの芸術作品
「論文作法」は刺激的でした。小論文に本格的に取り組むのは初めてのこと。最初は思いついた言葉を連ねるだけで、まともな文章にならなかった。でも、他の塾生と小論文を読みあう過程で、他人の文章の中に自分が言いたい言葉をたくさん見つけることができ、発見の連続でした。さらに、講師に突っ込まれて、何度も書き直す。この経験を積み、かっちりした論理構成をつかめた。
日芸の小論文の課題はクセがあるというか、毎年違う。「風について」とか漠然としたテーマであったり、コラムであったり、あるいは物語を書くというものもあり、変化球ばかりで対応力が問われる。
オフィシャルには、過去問は1年分しか手に入らないのですが、大学に電話をして直接出向けば、閲覧は可能。ただし、コピーは禁止。書き写すのは許可されているので、過去問を10年分メモしてきました。それを自習室でひたすら書いて、論文作法の講師の添削を受ける。気がついたのは、「日芸の小論文というのは、一種の作品なんだなぁ」ということ。音楽ならピアノの実技がある、美術なら実際に絵を描いてみせる、それと同じなんです。
さらに夏期授業“勝夏<カチナツ>”で、「芸術系小論文」を受講。独創性やセンス、感覚をも磨かれる小論文対策でした。このとき、初めて「読みやすい」と評価を受けた。「論文作法」では、一度も誉められたことがなったのに……。たぶん、ようやく自分のオリジナリティを、論文作法で鍛えた論理の土台の上にきっちり乗せて展開できた、ということだったのだと思います。この2つの授業を足せば、怖いものなしです。
──[後輩への〈ひと言〉] 「一般受験ほどフェアなものはない」
受験に学力向上は当たり前ですが、それだけがすべてだとは思わない。早稲田塾に入って勉強すると、勉強のプロセスの中で“人間”を学ぶことができる。それは、受験に影響大。広い知識や見識、経験は、小論文などを書く際の視点となるし、大学入学以降の長い人生に役立ちそう。
もうひとつ、僕が伝えたいのは「一般受験ほどフェアなものはない」ということ。試験問題、時間、場所と、条件は皆同じ。だとすれば、頑張った者が勝つようになっている。だから「とりあえず勉強!」これで決まりです。

私の「淑徳高校自慢」
今まで真っ黒だった女子の制服が、今年から明るい色に変わりました。評判がいいです(笑)。
校舎も新しくなり、ハード面がどんどん良くなっていく。ソフト面でも、S組という「スーパー特進クラス」は東大合格率が高く、「東大への近道」といわれています。
私の「日本大学 芸術学部 現役合格アイテム」
合格祈願短冊、日芸クリアファイル、ZARDの曲「負けないで」
塾でもらった合格祈願短冊。普通は大学名だけなのですが、特別に「日本大学藝術学部」と書いてもらい、勉強机の前に貼りました。あと、芸祭(文化祭)に行って買ってきたクリアファイル。プロポーズする相手を、片時も忘れないように(笑)、プリントを入れて、いつも持ち歩いていた。そしてZARDの曲「負けないで」。勉強前の僕のスイッチです。試験前も後も聞いて、心の支えにしていました。
















