白鳥恵理 (しらとりえり)
- 第30期生
──[入塾の〈きっかけ〉]高校生になったら、塾に通うのが当たり前!
小学校から湘南白百合に入り、そのまま中学へと進みました。中学受験で入ってきた友達とのレベルの差を感じてはいましたが、成績は普通で真ん中ぐらい。
この学校では、高校に進んだ時点で“大学受験に備えて塾に通うのが当たり前”という意識が皆の中にあり、私も高校進学を控えた中3の冬に塾を探し始め、友達に誘われて早稲田塾の体験授業に参加しました。その頃は英語に漠然とした不安があったので、英文法の授業を受けると、学校とは一味違う独自の指導がわかりやすく、何より講義が楽しかった。「これからもこの授業を受けたい!」と思いました。
大学受験の塾というと、どこか無機的でハードなイメージがあったのですが、早稲田塾は受付からして他の塾と違う。明るい雰囲気で、スタッフが皆、優しくて親切。そういうアットホームさが安心できるし、トータルでここが一番と、中3の2月に入塾しました。
──[早稲田塾での〈生活〉]教授や先輩との出会いで、第一志望決定!
体験授業で気に入った英文法と、必修の英単語道場からスタート。英文法はハイレベル講座で難しかったのですが、頑張ってついていくうちに成績が上がり、冬には偏差値が60台になって安定してきました。たくさんの友達ができて、全員が仲間、という雰囲気。授業を大切にしながら、友達と楽しく塾に通い、自然と成績も伸びていく。高2でも同じ授業をとり、どんどん英語の実力をつけていきました。この時期にかなり、基礎を固めることができたと思います。
早稲田塾に入ってすぐ、大きな転機がありました。高1の6月に「大学別攻略セミナー」があり、慶應義塾大学SFCの回に参加したところ、登場する先輩たちの話が面白くて、SFCに興味津々。その後、すぐにキャンパスに足を運び、自由に研究ができる最先端の環境に魅力を感じました。また、塾の「特別公開授業」で、SFC・環境情報学部、冨田勝教授の講義を受け、自分のやりたいことができる大学・学部であることがわかり、さらに気持ちが傾き……。その後、AO入試という方法を知り、入試の点数だけではなく、自分をトータルに認めてくれるこのスタイルが気に入り、チャレンジしてみようかな、と。

──[刺激的だった〈TIME CUP&スーパープログラム〉]二つの経験でAO挑戦の決意が固まる
高2の秋に、英文プレゼンテーション大会「TIME CUP」に出場しました。前から参加したかったのですが、私は人前に出るのが苦手で、二の足を踏んでいた。でも高2になり、この最後のチャンスをフイにすると、絶対に後悔しそう……と、勇気を出して。チームエントリーの3人で猛練習し、友達やスタッフ、自習室のおじさんにまで聴いてもらい、皆から激励を受けました。その過程で、人前に立つことが平気になり、むしろ自分のプレゼンに共感してもらえることが快感に(笑)。本番では緊張もせず、それまでの私からは、ありえないほどの変身ぶり!
その後すぐに、早稲田大学第12代総長の西原春夫先生による「スーパーフューチャープログラム」に参加しました。先生のレクチャーで新しい歴史の見方を知り、資料を調べて研究発表に備え、活発にディスカッション。大学がスゴク身近に感じられるようになりました。
この2つの経験で、人前で話したり、皆と意見交換することの楽しさを知り、慶應SFCのAO入試に自分をぶつけてみよう! と心が決まりました。
──[私の〈受験ストーリー〉]AO&一般の対策を同時並行でミッチリ!
高2冬の2月から、AO対策講座と慶應小論文の受講を始めました。AO対策講座では、まず志望理由の掘り下げをスタッフと一緒に行いながら、志望理由書を少しずつ書いていきました。高3になると、もちろん一般入試も視野に入れ、英語、国語、世界史の授業を増やし、ミッチリ勉強。一挙にハードな生活になり、4月からの日々は、いま思い返しても目まぐるしいものでした。
AO対策講座では、毎週課題の提出があり、志望する内容について、資料を揃えて志望理由書を書く。それだけで一週間が手一杯になってしまうほど。プラス学科の勉強は、そうとう厳しかったのですが、空き時間を見つけては、英単語を記憶したり、集中して予習するなど、ガムシャラにやりました。
夏休みは、一旦学科の勉強を中断して、AO対策に専念。8月後半の慶應SFC・Ⅰ期の書類提出に備えました。

──[受験を通して得た〈一生モノ〉]志望理由書の執筆は、自分と向きあう作業
私が将来やりたいことは、仮設住宅の開発です。現状の物置小屋のような建物自体を見直すことから、人手が足りない中、建設に時間がかかることを改善するために、被災者が一緒になって建てられる構造の住宅設計、さらに罹災前の地域コミュニティを崩さず仮設住宅をグループ化するなど、政策的な面も含めて、被災地の環境改善に力を尽くしたい。
ここに至るまで、スタッフのアドバイスをもとに、自分の志望を見直し、文章にし、また見直して執筆という作業を幾度となく繰り返しました。志望理由書に取り組まなかったら、この夢にはたどりつけなかったと思います。
一次の書類審査をクリアしたら、次は二次の面接のためにプレゼンテーション対策。そして本番で思いっきり、想いを教授陣にぶつけました。
私には、めざましい実績は、何もない。それでも合格できたのは、やっぱり心底、慶應SFCに入りたいという“愛”が通じたのだと思います。
合格した今、大学の授業に備えて、英語や理系科目の勉強を始めました。あのハイレベルな一般入試をかいくぐって入学してくる人たちがライバルになると思うと、うかうかしていられません。夢を実現するために、大学で好きな勉強を思いっきりするためには、合格してからが勝負です。
──[後輩に〈ひと言〉]チーム戦とイメージ力が勝因に!
早稲田塾で3年間を過ごし、受験はチーム戦だと心底思いました。仲間と助けあいながら勉強し、スタッフから最高のサポートを受け、皆が一丸となって入試に立ち向えたことが勝因です。この環境を最大限に生かし、“やりたいことを実現できる大学”を想い描きながら勉強を続けていけば、絶対に合格できると思います。
私の「湘南白百合学園高校自慢」
湘南白百合は、“お嬢様学校”と思われることも多いのですが、実は全然違います(笑)。行事が大好きで、体育祭など大変な勢いで盛り上がって、とてもパワフル! みんな仲が良くて居心地が良く、小学校からの12年間、とっても楽しかった。
私の「慶應義塾大学 環境情報学部 現役合格アイテム」
AOノート、TIME CUPの思い出、教授との写真
AO入試に取り組む際に使っていたノートには、私のテーマである「仮設住宅」のことなど、志望理由を掘り下げた軌跡がすべて記されています。“頑張りの証”として、受験に持っていきました。また、TIME CUPの経験は私にとって、とても大きいもの。そのときにスタッフや友達がくれた応援メッセージを見るたびに、頑張っていた自分を思い出し、「受験も頑張らないといけない!」と力が湧きました。慶應SFCの冨田教授との写真は、受験のお守り。SFCを目指すきっかけになった、憧れの大学教授です。
















