黒田智子 (くろださとこ)
- 第30期生
──[将来の〈夢〉] 法律を極め、報道に携わりたい
法律とは、非常に理にかなっているもの。犯罪とか社会問題が取り上げられているニュースや報道番組を見るたびに、そう感じていました。
法律は、いつの時代も「人間の営み」と深くかかわっている。
そのもの、と言ってもいいくらい。ひもといていくと、社会の仕組みが見えてくる。その中で、個人が何を思い、どう行動するのか? 将来的には、法律を学んだ上で、報道関係に携わりたいと考えています。
──[私の〈受験ストーリー〉] 「自発的で、能動的で、意欲的」な環境に刺激を受けた
高1の冬に入塾。それまでは小中高と一貫校で、のんびりした雰囲気に慣れていたので、新しい友達や講師に刺激を受けました。みな受験への意識が高く、課題に対して食いつきが違う。自発的で、能動的で、意欲的。よし私も! という気持ちになりました。
高3の春から「AO・推薦入試特別講座」にも参加。もちろん、一般入試との両立を前提に、チャンスがあったらすべてものにしよう、という作戦でした。
さらに、自分がレベルアップするためには、どうすればいいのか? ひらめいたのは「自分に合った塾の活用法を編み出すこと」。
たとえば、どの校舎の施設も使えるという、フリーパスシステム。自分の校舎に行くと、つい友達とおしゃべりしてしまう危険もあるので、受験直前の年明けからは、別の校舎の自習室に遠征したり。
自習室で赤本を一教科解くと、赤本が収納されている情報ルームにいって採点。そしてまた自習室に戻る。まとめて何科目もやるより、フロアを行き来することで息抜きにもなり、集中力も回復。毎日9時から22時まで、自習室と情報ルームを何往復も……。このように、小さなこと積み上げて量にするのが、私には効果的な方法でした。

──[オリジナルの〈勉強法〉] 自分の勉強法を見つけて、「型」にする
現代文のテストの中で、漢字は意外に盲点。私は漢字と意味を書き込んだオリジナルノートを作りました。おかげで漢字には絶対の自信がつき、現代文に出てくる難しい熟語も類推できるように。
また日本史は、塾で使うプリントから時代ごとに重要単語を抜粋してノートに朱で書き込み、シートをかけて声に出しながら見直す。急がば回れ……自分の言葉と文字の方が、結果的には頭に入りやすかった。英単語は、問題集を何冊もやるより、決めたもの1冊を極めることが効果的。
このように、こつこつコンスタントにやっていくのが一番いい! というのが私の選択でした。
自分に合った勉強法は、自分の性格に合わせて試行錯誤しながら調整していくしかありません。ムダになった書きかけノートもありましたが、やり方を発見し「型」にしたら、一気に伸びました。
──[刺激的だった〈スーパープログラム〉」 学びが将来に結びついていることを実感
高3の5月から7月にかけて、「スーパー エコノミクスプログラム」に参加しました。経済学者であり、もと総務大臣の竹中平蔵 慶應義塾大学教授をはじめ、金融の現場で働いている方や経済学部の現役学生が、経済や政治の仕組みを解説してくださり、ワークショップやプレゼンを行うプログラム。これが面白かった!もともと数字は苦手な上、経済問題は自分から遠いことと思っていたのですが、ものの見方が変わりました。
竹中教授の講義は、そのときご自身が体験されていることに引きつけてお話されるので、臨場感があり、質問も鋭いのでドキドキの連続……。引き込まれて、フト気づくと自分も社会問題や国際政治問題にのめり込んでいた。
「経済は私たちの周りにどこにでもある」と教授がおっしゃるように、このプログラムを通して、買い物ひとつするにも意識が変わり、経済問題が自分ごとと、とらえられるようになりました。
早稲田塾で学んでいることが、大学に、そして将来に結びついて広がるんだということを実感したため、勉強することに意味を見い出せるように。この経験は、私にはとても大きなものになりました。

──[後輩への〈ひと言〉] 「自分のためにやるんだ!」という自覚を持って
ただ塾に行って授業を聞いているだけではダメ。授業を受けたあと、自分がそれをどう料理し、工夫して身につけていくかが勝負です。
試験を受けるのは自分。「誰のためでもない、自分のためにやるんだ!」という自覚を持って、勉強と向きあってください。
私の「成城学園高校自慢」
緑に囲まれた高校。静かで雰囲気がいい上、先生と生徒の壁がない。生徒と教師の絆はホントに強いです。
私の「立教大学 法学部 現役合格アイテム」
親友が作ってくれたアルバム、御守
高校の親友が、私と一緒に過ごした日々のスナップショットをアルバムにしてプレゼントしてくれました。これには、高校時代の思い出がすべて詰まっています。勉強がつらくなるとこのアルバムを開き、あれこれ思い出して癒されていました。
御守は塾、担任の先生、母が仕事先で買ってきてくれたものを、この小物入れにしまって携帯。試験会場では始まる直前まで握りしめ、祈っていました。最後はもう神頼み(笑)。ご利益バッチリでした!
















