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  3. 「竹中教授に刺激を受け、 広く学べる慶應SFCへ」安部東志/慶應義塾大学

現役合格物語 【早稲田塾】

安部東志 (あべひがし)

  • 第30期生
受験方式
一般選抜(私大センター利用含む)
出身校
青葉台校
大学
慶應義塾大学
学部
総合政策学部
高校
桐蔭学園中等教育学校
国際関係の仕事に就く

──[僕の〈ハイスクールライフ〉] ニュージーランド留学でカルチャーショック

中3の2月から高1の12月まで約10か月間、交換留学生としてニュージーランドで暮らしました。地元の学校に通い、寮生活とホームステイどちらも体験。環境が日本とまったく違い、日常レベルでも驚くことばかり。毎週日曜日には、教会に通うのが当然だとか、コンビニはなくて、午後5時、6時には、お店がすべて閉まるとか。
留学前は受験英語に対するアレルギーもあり、英語は遠ざけていました。でも、自分の気持ちを伝えたいのに伝えられないもどかしさを体験し、目覚めた! 帰国後は、常に英語に接するように。例えば洋楽一つでも、必ず歌詞カードで文字を追い、知らない単語はチェック。自然と単語力がついていて、調べなくても理解できるくらいになりました。

──[刺激的だった〈スーパープログラム〉] 竹中平蔵先生から指導を受け、SFC志望に!

高3の5月から、「スーパーエコノミクスプログラム」に参加しました。講師は、元総務大臣、現慶應義塾大学教授の竹中平蔵先生と経済学部の学生、そして NPO法人・経済知力フォーラムの方達。金融問題から銀行の役割、現金とマネーの違いなど、多岐にわたるテーマを、噛み砕いて教えていただきました。その中で、グループワーク=「団体プレゼンテーション」があり、僕たちは「日本の食糧自給率」というテーマを選びました。プレゼンの経験は初めてで、試行錯誤の繰り返しでしたが……なんと優勝! まとめ方とわかりやすさが評価されたようです。これでプレゼンに自信がついて、大学生となった今も役立っています。このプログラムに参加して驚いたのは、他の塾生の意識の高さと知識の豊富さ。自分も負けていられない! と、大いに刺激を受けました。
竹中先生から学んだのは、「経済はただ経済学を知るだけではダメで、幅広い視野と見識を持って探求することで、本質が見えてくる」ということ。それまでは、進路として経済学部を考えていましたが、広い視野で経済をとらえられる、慶應義塾大学・総合政策学部に第一志望が決定しました。

──[僕を支えてくれた〈先生〉] 知識が知識を呼び、苦手な国語&時事が得意に

ずっと、国語に苦手意識がありました。特に現代文と小論文。経済学を志望し、高2の夏に理系から文転したこともあって、文章がどうもダメで……。でも、「ハイレベル小論文」「慶應義塾小論文」で、ずっとお世話になった講師が、文章の基礎を叩き込んでくれた。そして文章構造のあり方を知ることで、読むことと書くことの垣根がなくなり、相乗効果でどちらも伸びました。
現代文の授業では、文章のテーマに関する予備知識、背景知識を常に話していただいたので、それが小論文を書く際のネタにもなりました。自分でもニュースを欠かさず見て、時事問題の動向を注意深く追うようにしたため、知識が知識を呼び、どんどんつながって広がっていった。おかげで後半の追い込みでは、模試でもどんなテーマが来ても、空欄が埋められるようになっていました。入試本番では、「民主党と自民党」と政治のテーマが出たのですが、時事問題は常にアップデートしていたため、焦らずに取り組むことができました。

──[将来の〈夢〉] SFCの環境を活用し、国際舞台で活躍したい

最初は漠然と、銀行や金融関係で働きたいと思っていたのですが、留学を経験して視野が広がりました。世界をもっと見てみたい、知ってみたい、という気持ちが強くなり、青年海外協力隊の活動や国際ボランティアにも興味が出てきた。国際舞台で働くにしても、外交官や国連職員など、様々な職業がある。今いる慶應義塾大学・湘南藤沢キャンパス(SFC)という環境を最大限に生かして、自分の進むべき道をじっくり考えたいと思っています。

──[後輩への〈ひと言〉] 「焦るな」の自己暗示で、平常心を保つ

焦ってはダメ。ミスが出るし、そのことでまた焦るという悪循環です。ましてや試験本番は、まわりの雰囲気に飲み込まれて、いつも通りの力が出しづらいとき。落ち着けば、自分の状態がわかります。これは受験だけではなく、普段の勉強でも、進路を考える上でも同じ。だから日常的に、自分に「焦るな」と言い聞かせて、どんな場面でも、いつもどおりの自分を保てるようにしておくことが大切です。

私の「高校自慢」

いろいろな体験をさせてくれる学校です。僕が行った交換留学もその一つ。ラグビー部でも海外遠征として、ロンドン郊外やニュージーランド、オーストラリアの学校との交流試合などがあります。校舎にはメモリアルホールがあり、そこでプロのオーケストラや、劇団を招いての公演も実施。これも自慢の体験です。また、多彩な友達ができること。親友が模擬国連に参加していたので、僕も集会をのぞいたことがあります。彼は、大使としてニューヨークの国連総会にも参加。友人から、いい刺激を受けられる環境です。

私の「現役合格アイテム」

御守り

家族と祖母と塾からもらった御守りです。祖母からは「ともかくめげずに頑張って」と励ましの言葉と共に受け取りました。普段はいつも目につくよう、机の上に置き、入試直前はポケットに入れていました。本番はプレッシャーも大きかったけれど、この御守りで、気持ちを落ち着かせることができました。

御守り

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