三浦聡祐 (みうらそうすけ)
- 第30期生
──[将来の〈夢〉] 留学生に日本語教師の重要性を教えられた
都立南多摩高校は帰国子女や留学生が多く、インターナショナルな環境で3年間を過ごすことができる。そんな高校生活を送る僕にとって、衝撃的な出会いがあったのは2年生のとき。外交官を目指すというベルギーからの留学生は、4か国語を操り、「世界をフィールドに仕事をするには、言葉は何よりも大切。日本語も一生懸命勉強したい」と熱く語っていたのです。
彼女が学ぼうとしている日本語は、世界的に見ればマイナーな言語で、学べる教育機関は少ない。この出会いで、僕は、日本語を指導する人や場所を増やしていかなければならない、と天啓を受けた。そうでなければ、日本語は世界の中で存在感を失ってしまう。将来は、日系の方を中心に、日本語を学びたいという人をサポートしたいと強く思っています。
──[大学・学部を選んだ〈理由〉] 日本語教師の資格取得&教育学を学べる大学
都留文科大学の受験を決めたのは、日本語教師の資格を取得できること、また教員養成大学であることから、教育学や教育心理学を学ぶことができる、と判断して。高2の夏に入塾以来、大学選びについてはスタッフや講師に相談してきましたが、高3になって英語の先生に都留文科大学を紹介してもらい、将来に向けて必要な条件が揃っていると思い、受験を決意しました。

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 「文章中の哲学を読み解く」現代文が役立った
都留文科大学はセンター試験に加え、二次試験として英語の小論文と読解問題が課されます。小論文はイラク戦争について、読解問題は「戦死した父親の手紙に基づきオバマ大統領に期待すること」など、時事的な内容でした。いずれの出題も「あなたはどう考えるか」と問われ、知識や解答技術というよりも、受験者の生き方や考え方が重視されているよう。
大変難しい問いかけでしたが、早稲田塾の現代文の授業ではいつも、文章の読み方に加え「どんな哲学が込められているか」ということを推測し意見を述べていたため、本番の試験でも「どう考えるか」という視点で臨み、十二分に力を発揮することができたと思います。この「文章の中の哲学を読み解く」という習慣は、文学部に進学し、多くの文献を読んだり文章を書くうえでも、大変役立っています。
──[受験を通して得た〈一生モノ〉] 受験を超えた「学ぶ姿勢」を身につけた
早稲田塾では、受験のさらに先をいく本当に面白い勉強というか、考え方に出あった気がします。例えば世界史では、歴史的な事象だけではなく地理的な問題や文化的な要因であったり、歴史を通じて他の教科と関連づけて学ぶ習慣を身につけた。また英語の講義でも、読解問題や小論文対策を通して、常に世の中の課題に目を向けて考えることを教わりました。
「なぜ」に対する答えは、ひとつの教科だけでは解決できないことが多々あります。日本語教師を目指すのなら、相手の国の文化や歴史的背景をよく理解する必要がある。早稲田塾で、生涯を通して必要となるであろう「学ぶ姿勢」を身につけられたことが、何よりです。

──[後輩に〈ひと言〉] 成果が見えてなくても、伸びていると信じて
勉強を頑張っていても、成果は急には表れないもの。そんなときは諦めたりやる気を失ってしまいがちですが、必ず成長しています。自分を信じて、最後まで粘り続けること。僕の合格が決まったのは、3月の中旬と遅く、周りの友人が次々と合格を決めていく中、モチベーションを持続するのが難しいときもありました。けれど、仲間やスタッフも応援してくれたし、何より自分を信じていたことで乗り切れたのだと思っています。
私の「都立南多摩高校自慢」
南多摩高校は、生徒全員が友人といえるくらい、グループもなくフラットな関係で付きあうことができる。誰とでも話せる環境だから、友人関係に悩むこともなく勉強や部活に打ち込めるのだと思います。
私の「都留文科大学 文学部 現役合格アイテム」
お気に入りのペンと世界史ノート
お気に入りのカラフルなペンを使うことで、受験勉強もなぜか楽しくなる。ペンは、重要度によって色分けして使います。また世界史ノートも大切なアイテム。色分けしてあるので、ひと目で重要項目がわかります。
















