久保仁美 (くぼひとみ)
- 第30期生
──[入塾の〈きっかけ〉] 外部受験を決めた&塾への憧れも少々
小・中・高と玉川学園に通っていました。大学への内部進学者が多く、受験のこともうるさく言われない。中学までは、その雰囲気に浸って過ごしていました。
ところが、弟が中学受験に挑む姿を見ていたら、「このままだと、あまりに外の世界を知らないで終わるなぁ」と思え、高等部に進む段階で、大学は外部受験を決意。その準備のために、どこか塾に入ろうと考えました。
それまで塾に行ったことがなくて、半ば憧れのような気持ちも。「私、今日塾なんだ」と言ってみたかった(笑)。高1の春に早稲田塾からパンフレットが届いて、「ちょっと学力診断テストというのを受けてみよう」くらい気持ちでいったら、いつの間にか入塾していた。決め手は、スタッフのきめ細かい対応と、的確なアドバイス。「任せよう!」と、思えるものでした。
──[大学・学部を選んだ〈理由〉] 「チーム医療」を理念とする大学で、薬剤師に
学校の成績は良かったので、高等部に進んだときから指定校制推薦での進学を漠然と考えていました。そのころは、上智大学や慶應義塾大学などの、なぜか文系学部に憧れていた……。でも高2の4月、やりたいことを見つめ直しそうと両親と話していたとき、薬で救われた過去の体験から、「将来なりたいのは薬剤師だ!」と明確に。
大学のことをあれこれ調べはじめ、夏には複数の大学のオープンキャンパスにいき、北里大学にひかれました。医療系の総合大学で、薬学部や医学部のほか、医療衛生学部や看護学部もある。この環境の中で行われる「チーム医療教育」の考え方にも共感できた。個人の力には限界がある。でも、チームなら、皆のパワーが集結し、より良い治療ができる。そういうところで、将来、働きたいと思っています。
また、小・中・高と同じ環境にいたため、大学では様々な考え方をもった人の中に飛び込みたい、という気持ちも。海洋生命科学部や理学部など、学部が多い点にも魅力を感じました。それで指定校制の推薦枠を確認したら、薬学部が自分の高校にもあった。「これは行くしかない!」と、即座に決めました。

──[早稲田塾での〈生活〉] 勉強面も友達も、同じくらい収穫大!
早い段階で推薦入学を考えていたとはいえ、一般選抜も想定して、塾では得意科目の実力アップを図ろうと思っていました。
高1で受講したのは、「英単語道場」「数学」「総合英語」。数学は学校より進みが速く、いい予習になりました。また、後期からは、今は演トレ指導に進化した「オーダー・メイド数学」を加えて、基礎力の補強に努めた。
高2では、ハイレベルの「英文法」「英文読解」「数学」「物理」を選択。新年度カリキュラムがスタートして間もなく、薬剤師志望が固まったので、すぐにスタッフに相談し、「物理」を「化学」に変更。化学は将来的にも必要だし、面白さに目覚めて、高3でも継続して受講。偏差値50台からスタートしましたが、高3の10月の「現役統一模試」では、60台半ばに。一般入試に向けても、自信がつきました。
塾で得たものは、他にもたくさん。学校内では成績上位者でしたが、塾にいってみたら、スゴイ子がたくさんいる! 彼ら・彼女らと知り合えて自分の小ささに気づけたし、だからこそ努力が必要なんだ、と思えた。勉強面の収穫も誇れますが、「早稲田塾で友だちに恵まれたなぁ」という気持ちも、同じくらい大きいです。
──[私の〈受験ストーリー〉] 3年間の努力が実り、第一志望大学の薬学部合格!
指定校制推薦は、1年の前期から3年の前期までの成績で審査されます。塾で強化していた英数理や国語は順調でしたが、地歴系や情報などの科目に苦手意識があり、評定を得るのに苦労しました。政治・経済なんか、ホントに泣きながら勉強(笑)。
そのかいあって、成績の基準をクリア。10月の校内審査で推薦が決定し、11月初めに北里大学・薬学部に出願。その後、大学で面接と英語の試験を受けました。面接は、塾のスタッフに練習をお願いして万全の備えだったので、バッチリ応答できた。英語の試験は、英文を読んで意見を書くもの。特別な対策はしていなかったけれど、塾で鍛えていたので難なくクリア。11月中旬に合格が決まったときに感じたのは、「長かった~。やっと終わった!」……。
遊びたい気持ちもあったけれど、一般選抜の人は2月・3月まで勉強を続けるから、ここで遊んだら差が開いて、大学に入ってから苦労しそう。英語、数学、化学をやっておいてムダにはならないから、塾の授業には続けて出席しました。まだ、夢に到達したわけではないので。

──[印象に残った〈イベント〉] 校舎、仲間との一体感を得られたTIME CUP
高2のとき、早稲田塾がTIME社の協力のもと開催する英文プレゼンテーション大会、「TIME CUP」に出場しました。帰国生の友だちが、「日本語より英語のほうがしゃべれるかも」くらいのノリで、出ると言った。私も英語が好きで、高校では国際交流活動に参加していたこともあり、「なんでも経験しておこう!」と、三人一組でステージに立つ、チーム・エントリーへの出場を決めました。
最初は、それほど気合いが入っていたわけではないのですが、練習を重ねるうちに全員が燃えてきて(笑)。直前の一体感と意気込みは、かなりのものに。本番では、我々青葉台校チームは、トップバッター。緊張する間もなく、気持ちよくスピーチできて、楽しく終われたことが印象に残っています。賞は取れなかったけれど、同じ校舎の皆が応援してくれた、輝く思い出です。この経験も活かして、もっと英語のコミュニケーション能力を上げ、将来は英語で国際交流ができる薬剤師になりたい。
いま、自分が大学生になってから感じるのは、塾で面倒を見てくれたインターンの先輩のありがたさ。大学の勉強やサークル活動などで忙しいはずだったのに、かなりの時間を割いてスピーチの練習に付きあい、アドバイスをしてくれた。本当に感謝しています。
──[後輩に〈ひと言〉] 好きなことを、言い訳に使わないで
私は3歳からバレエを続けています。同じように、部活や興味のあることに打ち込んでいる人もたくさんいるでしょう。そのことが勉強時間を減らす言い訳になってしまうと、本末転倒です。高校生のうちは、やはり勉強が第一! 私は高2、高3と進むにつれて、勉強時間の確保のために、教室通いを減らしたり、休み期間を作ったりして、工夫しながらやっていました。好きなことなら、それを逃げの理由に使わないでほしい。長期戦なので、弱音を吐いたり怠けたくなることはあるけれど、負けないで頑張ってください。
私の「高校自慢」
国際交流がとても盛んです。玉川学園は世界規模の私立学校連盟「ラウンド・スクエア」に加盟しているので、留学生がとても多い。世界各地で開催される、年1回の国際会議・地域会議にも参加するので、そこでまた輪が広がる。国際交流という点では、日本で一番だと思います。
私の「現役合格アイテム」
TIME CUP の応援色紙、お弁当の袋
色紙は、壮行会で受け取ったもの。講師、スタッフ、友だちがメッセージを書いてくれて、「応援されてる!」と力が湧いてきた。お弁当の袋には、3年間ずっと、塾で遅くなる日に母が夜食用に2つ持たせてくれるおにぎりを入れていた。夏は傷まないように、保冷剤も一緒に。おかげで勉強に集中できました。






