辻 寛樹 (つじ ひろき)
- 第28期生
──[入塾の〈きっかけ〉] 高校の授業とサッカーの両立が目的
中学では、勉強よりサッカーに熱心で、高校も「お前にはムリ」と言われたところに入学。そこでもサッカー部に入ったので、勉強についていけないと困るなぁ……と思っていた。
そこに早稲田塾からのパンフレットが自宅に届いた。説明会に行ってみると、英語を重視すること、特に全塾生必修の「英単語道場」が決め手になって、入塾。高1の春から、「英単語道場」「英文法」、そして不安があった数学を「演トレ指導」で受講しました。
ただし、高1の間は、案の定、週6で練習があるサッカー部が生活の中心でした(笑)。
──[部活動との両立のコツ] 勉強を日常に組み込めば、当たり前に
サッカー部では、初体験のポジションであるゴール・キーパーに。仲間に迷惑をかけたくなくて、体力アップ、スキルアップに努めました。好きなことだと、小さなきっかけでも前向きな気持ちが生まれて、さらに頑張れる。自分に厳しくできたし、努力するのが楽しかった。また、「あいつには負けたくない」という、ライバルの存在も大きかった。
高2になる直前にレギュラーに定着でき、そのまま高3の8月まで部活を続行。……こんな調子でしたが、高2になってからは、塾の授業を増やしました。なんとか両立できたのは、勉強の時間を、1日のサイクルに組み込んだから。学校の授業から部活~そして塾へという流れをつくり、それを当たり前にしてしまえば、それほど苦には感じない。体力的にはクタクタでも(笑)、やる気は途切れなかった。
それから、勉強の位置づけをハッキリさせた。たとえば、塾のほうが進みが速い教科は、学校では復習のつもりで臨む。先生の問いに頭の中で答えて、自分の理解度を確認したり。部活と同じで、勉強も少しでも進歩が実感できれば、楽しくなって、ますますやる。こんなふうに、良いサイクルができました。

──[早稲田塾での〈生活〉] 講師の指示を素直に聞けば、成績は上がる!
高2で受講したのは、「英文法」「英文読解」「古文」「演トレ指導」の英語、「日本史」、「英単語道場」で週6日。サッカー部の関係で、町田校でとれる授業が限定され、フリーパスシステムを使い、他校舎にも足を伸ばしていました。特に印象に残っているのは、「日本史」。講師の話が面白くて、授業に引き込まれました。
高3では、「日本史」「英文読解」「英文法」「現代文」「古文・漢文」「英単語道場」を選択。3年になって気づいたのは、講師に指示されたことを素直にやればいいんだ、ということ。「次回までにこれは覚えておくように」と言われた事項を、何が何でも記憶していったら、それが連鎖して理解が深まっていく。日本史に多くの時間を割くようになり、偏差値も60台中盤をキープし続けた。
ちなみに僕の記憶法は、「付箋に単語・事項を書いてペンケースに貼り、完全に覚えたらはがす」というもの。高1のガイダンスで教えられた付箋の使い方の応用です。単純ですが、ペンケースは、たいてい机上にあって視界に入るから、メモをいつも意識する。自然に頭に入ってくる。
秋になり出願校を考えはじめたころ、中国で開催されたサッカーの国際大会で、反日感情に由来する問題が起きた。それが発端で、なぜこうしたことが起きるのか? と考えるように。それを進学と結びつけたとき、中東の宗教問題などとは異なり、東アジアでは「歴史認識の問題」がカギになっていることに思いいたり、史学科への関心が湧いてきた。次第に明治大学・文学部の史学地理学科アジア史専攻が志望校として有力になってきました。
──[私の〈受験ストーリー〉] 「現役生は、当日まで伸びる!」を証明
最初は、センター試験。ところが、国語でミスをしてしまった。それをスタッフに打ち明けたところ、「“なんとなく”解いていてはダメ。国語は、必ず問題の中に答えが隠れている。問題文を注意深く読んで、それを徹底的に探すこと」と指摘を受けました。
それまでは、ソコソコできていたので、気づかなかった穴。赤本の過去問題に、必死で取り組んだ。その段階でいただいたアドバイスは、「解説を読んだら、隣に小学生がいると思って、その子にわかるように噛み砕いて教えなさい」。これを何度も繰り返しました。自信が持てるようになったのは2月、受験シーズン真っ只中での開眼。だから、後半だった明治大学・文学部のときは、落ち着いて臨めた。
明治に合格しての感想は、「エエッ! ホントに?!」……。受かったのは国語が伸びたからに違いありません。スタッフに感謝!
法政大学にも合格できましたが、迷った末に明大を選択。現在は、希望通り、アジアの歴史を学んでいます。

──[早稲田塾で〈学んだこと〉] 「一生モノ」の引き出しが、たくさんできた
大学で学んでいると、早稲田塾の先生方は、本当に博識だったなぁと感じる。大学でも通用するいくつかの概念や教養・知識は、塾の授業で教わった。英語の時間に言語学の話題が出たり、現代文の時間に哲学の概念に話が及んだりして、世の中に対する興味や関心が広げられ、引き出しがいっぱいできた。受験テクニックには直接つながらない雑談にも、意味があった。
たとえば、あるマンガに対して「面白い」で終わるのではなく、そこに「記号論」という概念をぶつけると、また違った見方ができたりする。そういう思考のヒントを、塾ですでに教わっていた。早稲田塾が掲げる「一生モノの学力」は、こういうことを言うんだな、と改めて納得。
──[後輩に〈ひと言〉] 勉強も部活も、楽しんでやろう!
まず、勉強でも部活でも、すべてを楽しむこと。つらいことだってあるけれど、ネガティブな姿勢だと向上しない。いやいや勉強をしていて、本当に志望どおりの大学に受かった人なんて、いないと思う。
友だちと勉強時間の長さや、覚えた単語の数を競うでもいい。ほどよく遊びの要素を取り入れるなどの工夫をして、どこかで楽しさを見い出すと、お互いのプラスになります。
今やっている勉強は、必ず先につながっています。がんばって取り組んでください。
私の「県立大和高校自慢」
グラウンドが広い! サッカー部、ハンドボール部、陸上部、野球部、ソフトボール部、テニス部、バレーボール部の練習が同時にできます。その周りには桜があって、春は壮観です。
私の「明治大学 文学部 現役合格アイテム」
日本史ノート、記憶ノート
日本史のノートは、2年を費やして作成したもの。自分で書いてまとめて、プリント類も工夫してわかりやすく配置。分厚くて重いけれど、試験会場にも持っていきました。すごく思い入れがあります。記憶ノートは、単語でも何でも、ひたすら書いて覚えるためのもの。記憶に残りやすい青色のボールペンを使っています。努力の結晶みたいなものなので、捨てられません。
















