古屋友理 (ふるやゆり)
- 第31期生
──[私の〈ハイスクールライフ〉] 部への昇格問題を通して学んだこと
高校ではバドミントン同好会に所属し、2年生で部長に就任しました。同好会では大会などへの出場も限られているので、「何とか部に昇格させたい!」と思い、部員と話し合いました。それまでは、皆同じように「昇格したい」と考えていると思っていたのですが、50人ほどの仲間の中でも「同好会のままでいい」という人がいて、意見は見事に割れました。そのとき、「同じような環境にいても、これだけ価値感が違うんだな~」と、とても驚きました。それからは、自分と人は価値観が異なるということを前提に、「これは当たり前」という思い込みを払拭し、自分の気持ちをなるべく詳しく説明するようにしました。結局、在籍中には部への昇格は実現しなかったのですが……。それでも異なる意見を受け入れながら話し合い、自分の考えを丁寧に説明することがとても大切だと気づかされる、よい経験となりました。
──[将来の〈夢〉] 広い知識と視野で、紛争を解決したい
高校では、人の考え方が異なることを実感しましたが、家庭でも文化や習慣の違いを強く感じることがしばしば……。というのも、私は日本人の父と韓国人の母のもと、異文化が間近で交流する環境で育ったからです。韓国と日本は、習慣などが似ているように見えて、食事の仕方や敬語の使い方、上下関係といったマナーなど、様々な場面で違いがあるのです。毎日のように、「あ、これも文化の違いなんだ」と新しい発見があります。
そんな中、テレビで紛争に関するニュースを見るにつけ、「政治だけでは国家間の問題は解決しない。文化や歴史の違いを前提に、互いに理解しあわなければ」と感じるようになりました。夫婦の間でも、じっくり説明しなければ理解できないこともあるのに、国家間となればなおさらです。私は広い知識と視野をもった人間として、国際問題に取り組んでいきたいと思っています。

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉] “夢の近い先輩”が勝因。「AO・推薦入試特別講座」
国際問題に取り組みたいと心に決めてから、知識を幅広く身につけられ、国際関係を学べる大学として、聖心女子大学を選びました。受験では、チャンスを最大限に生かそうと、AO入試に挑戦することに。早稲田塾では一般入試も見据えて、英語や現代文などの講座を受ける一方、「AO・推薦入試特別講座」を受講しました。
聖心女子大学のAO入試は一次、二次と2回行われ、どちらも論作文と面接があります。面接は提出済の論作文に対して質問を受けることが多いので、その出来が合否の決め手となります。一次試験は「既婚女性のライフサイクル」について、二次試験は「異文化との共生」についてでした。AO講座では、AO入試を経験した早稲田塾の卒塾生が、一言一句を細かく指導してくれます。中には聖心女子大学の大学生や国際関連の仕事を目指すOBもいて、私の夢や志望動機を丁寧に引き出してくれました。「夢が近い」人にアドバイスを受け、包み隠さず素直に自分の夢を語ることができたことは、AO入試突破の大きな勝因だったと思います。
──[私の〈受験ストーリー〉] テーマを与えてくれた講師に感謝!
早稲田塾の卒業生とともに、お世話になったのが、AO講座の講師でした。二次試験で「異文化との共生」について、2000字でまとめなければならなかったのですが、考えれば考えるほどわからなくなり、提出間際まで何を題材に書くか悩みました。そのときに講師から「家族の話を書いたらどうか」とアドバイスを受け、「そうか、家族同士がよく理解しあうことが必要だと感じている、自分の経験を書こう」と思ったのです。すると、自然と筆が進みました。
その後、提出前日まで、1日4~5回書き直しては、添削をしていただきました。自分の経験に気づき、活かすことができたのは、講師の助言のおかげだったと感謝しています。

──[後輩に〈ひと言〉] 第一志望への愛は通じる!
志望校を自らの言葉で語れるくらい愛情をもって、たくさん調べてください。「愛」は通じます(笑)。その大学の学生のような気分で受験に臨めば、きっと力を最大限に発揮できるはずです。
私の「聖ヨゼフ学園高校自慢」
学年2クラスという小規模校で、先生と生徒の仲がよい。クラス担任でなくても、先生はすべての生徒の顔と名前を覚えてくださっている。受験の際には、クラス担任以外の先生にも、たくさんアドバイスをいただきました。
私の「聖心女子大学 文学部 現役合格アイテム」
志望理由書と大学のパンフレット
何度も添削を受けた志望理由書と、教育理念をチェックしていたパンフレットは、私の現役合格の強力なアイテムです。
















