田臥仁奈 (たぶせにいな)
- 第31期生
──[入塾の〈きっかけ〉] スタッフのアドバイスでAO受験を決意
1歳半から中3まで、父の仕事の関係で中南米に住んでいました。それも、5か国を2~4年ずつ。高校入学時に帰国したのですが、国際基督教大学高校はほとんどの生徒が帰国子女で、日本生まれ、日本育ちの日本人は5%いるかいないか。そんな環境だから、日本の受験制度は全く知らずに過ごしていました。
そろそろ塾に入らなくちゃ、と思ったのは部活を引退した後の高3の5月。友人が通っていたので、勧められて早稲田塾を選びました。塾の第一印象は、スタッフがいい! 優しいだけではなく、説明やアドバイスも的確で。私の話を聞いて、「AOを考えてみたら?」と勧めてくれました。AOのことなど全く知らなかったので、このときから初めて、自分の受験について真剣に考えるようになりました。
──[大学・学部を選んだ〈理由〉] 中南米の食肉事情から、衛生学へ
小さい頃から動物が好きで、漠然と獣医になりたいと考えていましたが、具体的な志望大学はありませんでした。塾でAOを知り、どこで何を学びたいのかを、考えるようになりました。
私はお肉が大好きですが、日本に輸入されている食肉は、アメリカやオーストラリア産のものばかり。私が育った中南米の肉は輸入されていない。なぜだろう? と思い、調べてみました。私が向こうで見た牧場の衛生環境は、良いとはとても言えません。日本で見学した養豚場とは全く違い、食肉を床に直接置くことが当然のようにありました。でも衛生環境が悪いからといって、その肉が食べられない訳ではなく、実際、私はおいしく食べていた。食肉産業にとって、衛生環境はとても重要であることを知り、衛生学に興味を持ちました。調べると、麻布大学には衛生学の研究室がある。「ここだ!」と思い、第一志望校に決め、AO対策を進めることにしました。

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 思いを伝える文章を書くために
中南米に住んでいた頃も、家では日本語を使い、日本人学校がある国ではそこに通っていました。でも、日本語で文章を書く習慣はなく、本もあまり読んでいなかった。だから「メディカル小論文」や「AO・推薦入試特別講座」はつらかった。はじめは何を書いても、ボロクソに言われるんです(笑)。
講師に「これは何を書いているの?」と問われ、口頭で答えると、「言っていることはスゴクいいんだけど、文字からは伝わってこない」。言いたいことを文章で表現するためには、どうすればいいんだろう? 何度も何度も書き直しました。志望理由書を何回書き直したか覚えていませんが、ダメになった紙の厚さが、5センチくらいになったんじゃないかな。そんな私につきあい、講師やスタッフが、そのつど読んでは意見をくれたので、頑張り通すことができました。
──[後輩に〈ひと言〉] 知らないままでは、もったいない!
漠然とした“獣医”という夢が、AO対策を重ねることでどんどん明確になり、本当に自分のやりたいことが見つかりました。獣医は動物を治療するだけではなく、もっと様々な職業につながっている。調べなければ、知らないままでした。
皆さんも、自分のやりたいと思っていることを、徹底的に調べてください。だって、知らないともったいない! 調べ抜き、考えることで、志望理由書や小論文に説得力が出ます。疑問に思ったら調べる、そして納得いくまで書くことが大切だと思います。

──[受験を通して得た〈一生モノ〉] 良い受験。すべての出会いに感謝!
早稲田塾のおかげでAOを知り、対策を進める中で本当にやりたいことが見つかり、講師やスタッフのサポートで、第一志望現役合格を実現できました。さらに大学を卒業した後の、将来の夢も描けるように。これらはすべて、早稲田塾で受験をしたからできたこと。本当に、良い受験でした。周りの環境、親、学校、そして早稲田塾で出会った人すべてに感謝しています。
私の「国際基督教大学高校自慢」
とにかく、自由な学校です。校則もありません。誰かがスイカを持ってくると、突然中庭でスイカ割り大会が始まったり、夏は水遊びをしたり……楽しい人が多かった。先生や先輩とも仲がよく、ニックネームで呼び合っています。上下関係もないので、イジメなどもありません。個性を伸ばしてくれる最高の場所です。
私の「麻布大学 獣医学部 現役合格アイテム」
AO対策ノート、面接対策ノート
オープンセミナーで聞いたことをまとめたり、資料を貼ったりして、必要な情報を整理して書き入れたノートです。面接対策ノートは、聞かれそうな質問を想定して答えを箇条書きにし、「志望理由書」「専門用語」など、インデックスをつけて見やすく工夫した。面接の控え室でも、ずっとこのノートを読んでいました。
















