佐々木 結 (ささき ゆい)
- 第31期生
──「AOに強い」の一言で即断
高1の冬のこと。京都で日本文化を学びたいと思って、京都の大学をあれこれ調べているうちに、立命館大学・文学部に京都学プログラムという教室があることを知りました。サイトには「京都全体がキャンパスなんです」というような、カッコいいことが書いてあり、このときに第一志望と定めました。高2の冬に、そこにAO入試があることを知り、「これはもう受けるしかない!」と。
当時は別の予備校に行っていましたが、早稲田塾に通っているクラスメイトが、「早稲田塾はAOに強いよ」と教えてくれた。それを聞いて、すぐ見学に。スタッフに話を聞き、AO対策が充実していて、しっかりした指導が受けられそうだと確信し、入塾を決めました。
──[私を支えてくれた〈先生〉] 相談するほど志望理由が明確に
AO講座は、自分が中学・高校時代にやってきたことをすべて書き出して、自分を見つめ直すところから始まります。そこから、大学でやりたいことを突き詰めていくのですが、漠然としていた「京都で日本文化を勉強したい」という思いが、ハッキリと研ぎ澄まされていくように感じました。
それが終わると、志望理由書を書き始めます。誰もがそうだとは思いますが、書き直しの繰り返し。この過程では本当に悩み、苦労しました。志望大学も、やりたいことも明確なのに、限られたスペースに何を盛り込むかで迷い……。講師、スタッフに何度も相談しました。方向が定まったのは、夏休み前。仲間の中でも、遅いほうだったと思います。それから、夏休みいっぱいかけて文章を練り上げ、完成したのは9月上旬。出願期限の直前でした。
もう一つ、共通課題論文も書かなければならない。テーマはすぐに決まったけれど、結論をどうするかでまた悩み、講師と相談する日が続きました。結局これも、書き上げたのは締切りギリギリ。よくつきあってくださったなぁと、講師、スタッフに感謝の気持ちでいっぱいです。

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉]「すべてのものはつながっている」
1つだけというのは難しいけれど、強いて挙げれば、「古文」でしょうか。授業では、古文の世界を理解するための常識、たとえば平安時代の人がどんな生活を送っていたのか、どういう考え方をしていたのか、ということまで教えてくださった。日本史とは違った視点で、“ある時代”を見るということができるんだ、と気づかされました。これがAO入試の論文を書くときにも役立ちました。
塾の授業を受けると、「すべてのものがつながっている」と感じることが多い。古文常識を知っていると、日本史の史料が理解しやすいとか。AO入試を体験してみて、いっそう強く思いました。
受験科目としてとらえると、教科で分かれているのは、仕方がないかもしれない。けれど、深く学んでいくと、どんどん根っこの部分でつながってくる。そんなことを考えさせてくれるきっかけが、どの授業にもありました。
──[将来の〈夢〉]日本文化を研究し、発信したい
まず大学でやりたいことから。京都学プログラムには、平安時代の町並みをCGで再現して、古人が京都をどう認識していたのかを探ろうとしている教授がいらっしゃる。私もそれに近いことに興味があり、昔の人と現代人とが共通して理解できる日本文化の魅力は何か、に迫ってみたい。そこから日本の文化として残すべきものが明らかになるかもしれないし、これからの街づくりに活かせるかも。さらに、それを海外の人にもわかる形で発信していけたらいいな、と思います。具体的な職業名を挙げるのは難しいけれど、“日本文化の研究者”というイメージかな。

──[後輩に〈ひと言〉]第一志望への揺るぎない意志が必須
学校では弓道部の部長をやっていたし、卒業論文(のようなもの)を提出しなければならなかったので、AO入試の書類を準備していた時期は、もう時間がなくて大変~。それでも時間をやりくりすれば、なんとかこなせるものだな、と。第一志望に対する揺るぎない意志を持ち、受かろうと努力すること。これが大事です。
それから、コミュニケーション能力を養う。特にAO入試では不可欠なものだし、社会人になっても重要だと思う。早稲田塾には講師やスタッフ、それにクラスの仲間と、気兼ねなく話せる雰囲気がある。これは他の予備校にはないメリットだと思います。私は塾でたくさんの人と触れ合うことで、成長できたという実感がある。こういう環境を、十分に活用しましょう。
私の「横浜市立横浜商業高校自慢」
ウチの校歌の作詞者は、森鴎外なんです。これはちょっと自慢です。それから、文化祭がとても盛り上がります。2009年は、外部から1万人もの方が訪れてくださり、神奈川県で一番だったとか。
私の「立命館大学 文学部 現役合格アイテム」
AO講座で使ったノート、合格祈願のチョコ、お守り
ノートは、AO講座で受けたアドバイスなどが書きとめてある、努力の結晶のようなものです。表紙には、友だちやスタッフにメッセージを書いてもらいました。
絵馬型の合格祈願チョコは、クラスメイトが「これを持っている子は、みんな受かっているから」とくれました。私は皆に支えられて、合格したんだな、と。
お守りは大学の近くにある北野天満宮のもので、高校入試のときもこれを持っていました。ホントは神社に納めなければならないのですが、ずっと持ち続けて、大学受験でも身につけていた、ご利益のあるお守りです。
















