佐野麻衣 (さのまい)
- 第31期生
──[入塾の〈きっかけ〉]立川校が開校。選んだ私はエラい!
獣医になるのが小学生のころからの夢だったので、大学進学は当然のことと考え、高1から塾に入ろうと思っていました。高校入学前の春休み、いろいろな予備校を回ってみた。体験授業も受けたけれど、大きな教室で人数も多い授業形式には、なんとなく馴染めない……。
そのとき、ちょうど早稲田塾の立川校が開校。行ってみたら、スタッフは親身に話を聞いてくれるし、施設はきれいだし、「ここが一番!」と入塾しました。このときはまだ、AO入試のことも、早稲田塾がAO・推薦に強いということも知らなかった。いま振り返ると、「自分にピッタリの塾を選んだなー」と。あのときの自分を、ほめてあげてもいいかな(笑)。
──[早稲田塾での〈生活〉]塾で予習、学校は復習で定着!
都立高なので、学校の授業は、たとえば数学なら1年のときは数I、2年のときは数IIと決まっている。一方、塾はそれより先に進んでいきます。だから高1のときは、塾ではちょっと遅れをとっているかな、と感じていました。でも、塾で教わったことが学校で出ると、「あ、これはやったぞ」と思い出せて、内容がよく理解できる。塾では主に予習をして、学校はその復習の場と位置づけて学んでいけば、必ず実力が身について成果が出てきます。
塾の授業には、プラスαがありました。教科書とは違う解法を教わったり、記憶に残る言葉で解説してくれたり。数学では「式のこっち側を臭いオジサンとするだろ。このオジサンを消すには~」とか。英語では単語を歌詞にして、講師がギターを弾いて歌ったり。そういう内容は、忘れたくても忘れられない(笑)。なんとか塾生に理解させようという講師の工夫がにじみ出ていて、受験勉強なのに授業がオモシロイ。塾に来るのが楽しかった。

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉]チーム戦の「AO講座」「小論文」が勝因
高2の終わりまでは、一般入試しか考えていませんでした。AO入試について、詳しく知ったのは、高3の4月に受けたガイダンスで。将来は「食の安全」に貢献できる獣医になりたい私は、公衆衛生分野も充実している麻布大学の獣医学部のAO入試にチャレンジしようと決意。「AO・推薦入試特別講座」を受講することにしました。「今からでも大丈夫なのかな?」と不安でしたが、インターンの先輩が「私もこの時期から始めたよ」と、背中を押してくれました。
麻布大学の獣医学部を目指している塾生が、私を含めて何人かいたので、塾が麻布大に特化したチームを作ってくれました。実際に麻布大AOに合格した先輩が体験を話してくださるなど、とても参考になり、励みにもなった。加えて、「今度はあそこに見学に行こう」とか、仲間同士でいろいろ行動できました。一人だと踏み出せないことにも、皆で積極的にアタック。早稲田塾で「チーム戦」が実践できたことが、大きかった。
「メディカル小論文」講座でも、結束を実感。書く力がついたことはもちろんですが、毎回配られる、医療系に関する新聞記事が、とても役立ちました。講師だけではなく、クラスの仲間がそれぞれ切り抜きを持ち寄るから、複数の記事が集まる。講義では、講師が論点を整理してくださり、経過から現状の問題点まで、スッキリ頭に入る。その内容が面接でも活かせ、スゴク実になった授業でした。
──[私の〈受験ストーリー〉]実績は自分でつくるもの……
親が獣医でもない、帰国子女でもない私には、セールスポイントがなかった。だからAO入試を受けると決めてから、自分から様々なことにチャレンジしました。たとえば夏休み前から、農家、養豚場、研究所、保健所などを訪問して現場の話を聞いたり、動物衛生研究所で行われるサマー・サイエンスキャンプに参加して、家畜の検査を体験したり。こういう自分なりの努力は、先輩もやってきたし、クラスの皆もやっているから、苦労とは思わなかった。それどころか、いろいろな方に話を聞くうちに、獣医になりたいという気持ちが、どんどん強くなっていきました。
麻布大学のAO入試は、8月下旬に提出する書類で、第一次選抜が行われます。自分の経験を話したくて、なんとしても面接まではたどりつきたいと願っていたので、一次通過を知って、ホッ~。第二次選抜は、9月下旬に講義を受けてレポート作成、10月上旬に面接と口頭試問。講義は養豚に関することだったので、レポートは自分の体験も交えて書けてバッチリ。面接は、塾の練習では手ひどく打ちのめされたのですが(笑)、本番では先生方と会話が弾んで、楽しかった。悔いなく終えることができました。

──[後輩に〈ひと言〉]希望する仕事について、深く知ろう!
AO入試を受けるなら、自分から動いてネタを増やすことが大切です。体験したことは志望理由書に書けるし、二次のレポートや面接にも活かせます。農家などへの訪問やサイエンスキャンプへの参加がなかったら、結果はNGだったかも。先輩から話を聞いたりクラスの仲間と情報交換をしたりして、多方面にアンテナを広げておきましょう。
いろいろ体験したことで、将来の仕事に対する情熱も高まりました。希望する仕事について深く知ると、大学選びも違ったものになるでしょう。受験生は大学合格が当面の目標になりますが、人生にはその先がある。将来を見すえて、進学先を考えてほしいと感じています。夢は必ず叶います。絶対にあきらめないで、努力を重ねてください。
私の「都立昭和高校自慢」
校訓が「自主自立」で、それ以外に校則がないから、自由なところがいいです。といっても、いい加減なのではなく、行事のときはみんな団結する。明るくて、楽しく過ごせる学校です。
私の「麻布大学 獣医学部 現役合格アイテム」
麻布大学のポスター、おみくじ、メッセージ、AO講座のノート
ポスターは高校の進路指導室にあったもの。先生にお願いしていただき、自室に貼って気持ちを高めていました。
神社に行けば、おみくじは大吉が出るまで引きまくりました。大吉には、「願い事が早くかなう」と書いてあった。AO入試にピッタリだと思って、会場に持っていきました。
「獣道一直線 日本を守る獣医師へ」というメッセージは、塾のスタッフが書いてくれたもの。これを見るたび、夢に向かってがんばろう! という気持ちになりました。
AO講座のノートには、自分の体験や面接のポイントなどを記入。私の受験のすべてが詰まっています。
















