福田杏里 (ふくだ あんり)
- 第31期生
──[入塾の〈きっかけ〉] 先輩の楽しそうな話に興味を持った
高2になり、「そろそろ大学進学のことも考えなきゃ」と思っていたとき、ある先輩が早稲田塾に通っているのを知りました。その先輩が、塾のことを楽しそうに話すんです。そこで調べてみると、「スタッフの面倒見がいい」とか「アットホームな雰囲気」とか、先輩が言うとおりだとわかった。それなら自分も行ってみようと、夏休み中に入塾を決めて、「英単語道場」に参加しはじめました。
入塾と同時期に、大学でやりたいことが漠然としながらも見えてきた。ラテンアメリカ、中南米の国々に興味が湧いてきたんです。世界地図を眺めていて、この地域のことを自分はほとんど知らないし、ニュースで取り上げられることも少ないな、と思った。「それならば大学に入って勉強する価値があるだろう」と考えて、経済の分野から研究していける、津田塾大学・学芸学部の国際関係学科が第一志望として浮上してきました。すると、「やらされている」感があった勉強にも、進んで取り組めるようになったんです。
──[早稲田塾での〈生活〉] 志望が定まり、ブレない自分に
年が明けて大学のことを調べたら、第一志望である津田塾の国際関係学科に特別入試(AO方式)があることを知った。それまでは念頭になかったAO入試ですが、チャレンジしてみよう、と。入学のチャンスが広がること、演劇部だったので表現することは得意だから、自分に向いているかもしれない、などと考えたからです。2月からは「AO・推薦入試対策特別講座」も始まるし、「ちょうどいいや」という軽い感覚でした。
AO講座は、自分を見つめ直すことからスタートします。この自己分析の作業で、漠然とした憧れにすぎなかった大学への思いがさらに強まり、芯のあるブレないものになりました。

──[刺激的だった〈スーパープログラム〉] 竹中教授から「研究者の姿勢」を学ぶ
高2の11月ごろ早稲田塾で開かれた、慶應義塾大学の竹中平蔵教授による「スーパー エコノミクス プログラム」に参加しました。これは、非常に有益でした。もっと長期で開催される「スーパー エコノミクス プログラム」にも参加したいと強く思いましたが、開催期間は高3の初夏で忙しい時期。でも、せっかくの機会なので……、思いきって選抜テストを受けたら、なんと選ばれてしまった。
5月中旬から夏休み前までの毎日曜日、竹中教授や他の方々の講義を聞いて、宿題をこなした。教授と直接話せる機会も多くて、こちらのつたない意見をなんとかすくい上げよう、多面的に見て評価しようとしてくださる姿勢に感激しました。これこそ「研究者としての姿勢」と思い、自分もそうなりたいと強く思いました。
最後のプレゼンで賞は取れなかったけれど、パソコンが苦手な私が採用した、アナログ式の発表はわかりやすかったと好評で、自信を得ることができました。
もし、自分の興味と一致するスーパープログラムがあれば、ぜひ参加してください。絶対に、将来につながる何かをつかめます。
──[私の〈受験ストーリー〉] 面接練習で奮闘、その甲斐あって……
夏休み前までは、「スーパー エコノミクス プログラム」に参加した関係で、AO講座は、ややおざなりに……。でもプログラムもAO対策の一環ととらえていたので、まずは集中。終わってからの夏休み中に、志望理由書や2000字の小論文を何十回も書き直して、まとめました。「AO・推薦入試特別講座」の講師には、辛抱強くお付きあいいただき、感謝です。
9月初めに書類を提出をして、第一次選考は無事通過。ホッとする間もなく、すぐに二次の小論文、英語のテスト、面接の対策にとりかかりました。主に英語の勉強をしながら、ハードな場面も想定した面接の練習。ここでしっかり指導を受けたことが、本番での自信につながったと思います。
10月末、いざ本番です。面接は、ギリギリのところから、なんとか和やかムードにもっていき(笑)、いい印象を与えられたんじゃないかな。小論文は、まあまあの手ごたえ。問題は英語。難しいという印象を消せなくて、うーん……。
1週間後の発表は郵送なので、その日は急いで帰宅。厚みのある封筒を見て、「……いやいや、まだわからないぞ」と警戒しつつ通知を確認すると……。しっかり合格でした。「あ~、4月から津田塾生だ~」と涙目に。

──[将来の〈夢〉] 夢に向かって、合格後も塾通い
私の夢は、研究者になることです。ラテンアメリカ地域を、経済の面から分析したい。大学院進学や現地への留学もしたいので、しっかり勉強していかないと、夢はかなわない。だから、大学でおいていかれないように(笑)、合格後も塾で「世界史」と「小論文」に出席しています。語学も含め、まだまだやることがたくさんあって、楽しみです。
受験を終えて感じるのは、志望大学に対して一途になるのは、とても大切だということ。気持ちがブレると行動にも迷いが生じるし、妥協するポイントが低くなっていく。これは将来の夢や仕事にも当てはまるでしょうから、研究者になるという目標をしっかり持ち続けて、行動しようと考えています。
私の「鎌倉女学院高校自慢」
海に近い! 歩いて10分です。夏になると、ちっちゃいカニが校内に侵入して、教室を横歩きしています。山も近い! リスもやってきて、校内の木でくつろいでいます。のどかです(笑)。
私の「津田塾大学 学芸学部 現役合格アイテム」
津田塾大学のパンフレット、演劇部の台本
パンフには、塾の講師、スタッフ、友だちのメッセージが書き込んであります。試験当日は会場に持参し、試験前に見て気持ちを奮い立たせました。
5年間を過ごした演劇部の台本。中高時代の思い出が、この中に詰まっています。
















