田中優理 (たなかゆうり)
- 第31期生
──[私の〈受験ストーリー〉 ] 進路選択に2年間の猶予がある東大へ
早稲田塾に入ったのは高1の春。進学校だったので、高校に上がったら塾へ、という雰囲気があったんです。受験はあまり意識せず、高1で強化しておいた方がいいと言われた、英語と数学だけを受講していました。
大学を意識しはじめたのは、高2の2月くらいから。漠然と歴史関係が学びたいと思っていたけれど、具体的な学部のイメージが無かった。塾のガイダンスで「東大は2年間は教養学部だから、選択の猶予がある」と聞き、目指そうと思いました。
センターで点数を取らないと、希望の大学に出願できない。しかも国公立は前期・後期で1校ずつしか出願できないとリアルに知ったのは、高3の春。それまでは、「たくさん出願して受けられるところを受けよう」と甘く考えていました。ちょうどそのころに、センター試験を解いてみるという企画があり、数ⅡBが 60点くらいしか取れなかった。そんなに簡単に点数が取れるテストじゃないんだ、と思い知りました。
──[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 英文法の成り立ち&古文の“読み方”を学んだ
印象に残っている授業は、高1で受講した「ハイレベル英語」。文法の成り立ち、仮定法の原理などを説明していただき、「文法はこういう風にできているんだ!」と、納得して覚えることができた。また高2で受講した「ハイレベル古文」では、文章を読む“段取り”を学びました。それまでは漫然と、なんとなく読んでいた。「いつか読めない文章が出てくるんじゃないか……」と不安だったのですが、この授業で読み方を習い、安心することができました。

──[オリジナルの〈勉強法〉] 色分けで、勉強が足りない科目が一目瞭然!
勉強の予定などは立てないタイプなのですが、塾の季節授業で使う、目標学習時間「達成チャレンジシート」は活用しました。科目ごとに学習時間を塗り分けると、どの科目を長くやったか一目瞭然。苦手なものはあまりやらなくなってしまうので、それを自覚するためにも、この色分け法は良かったと思います。
また自宅で勉強するとき、パソコンで調べ物をしてそのまま電源を付けておくと、ついネットサーフィンをしたくなる。だから電源は、用が済んだらすぐに落とすようにしていました。
息抜きは、ちょっといいお茶とお菓子で。お湯が沸くまで台所でボーッとしたり、ポットを温めたり、丁寧にお茶を入れるプロセスが、リフレッシュになる。本や漫画を読むと、続きが気になりズルズルいってしまいますが、お茶だと一区切りがつけやすいんです。
──[私の〈受験ストーリー〉] 過去問から出題傾向と答案の作り方を知る
地理と世界史は、センター試験が終わってから集中してやりました。1日1年分、過去問を解く。友人には「過去問からは出ないから予想問題集をやる」という子もいたけれど、私はひたすら過去問。全く同じ問題は出ないけれど、似たテーマの問題が10年周期くらいで出題されていることに気づいた。過去問の解答を見ていると、答案の作り方がわかってくる。2行で書く論述なのに1行しか書くことがないときは、具体例をどのくらい入れる、とか。地理は20年分、世界史は論述以外の問題を25年分やりました。

──[将来の〈夢〉] 官僚になり、未来を牽引したい!
歴史や政治の勉強に興味があり、「将来は官僚になりたい」という思いがあります。私は、この日本が好き。でもニュースは、“数年後には財政破たん”など、暗い話題ばかり。歴史を学んでいると、明治・大正・昭和の時代に、様々な人が国のために働いてきたのがよくわかります。私も、何かしたい。その「何か」を、大学で見つけたいと思っています。
私の「女子学院高校自慢」
制服がありません。進学校ですが、受験ムードでピリピリしたところはなく、12月にドッヂボール大会をやったくらい(笑)。生徒みんなが仲良く、リラックスして過ごせる学校です。
私の「東京大学 文科Ⅲ類 現役合格アイテム」
受験前にいただいた諸々の応援グッズ
受験前にいただいたアイテムを、一つの袋にまとめて試験会場に持っていきました。鉛筆は、願書を出願した銀行でもらった五角鉛筆と、数学講師にいただいたもの。お守りは祖母から3つ、塾から1つ。現代文の講師にもらった飴と、解き方のプロセスを書いたプリント。英語講師からは、一人ひとりにあてた手紙。たくさんの人からの応援の気持ちが、この袋に詰まっています。
















