山崎佳澄 (やまざきかすみ)
- 第31期生
──[私の<ハイスクールライフ>] 外から見て気づいた日本の魅力
高1の夏から高2の夏にかけて、カナダのサスカチューンという田舎町に留学しました。狭くてせかせかしている日本が嫌いで、「海外に行って自由になりたい」と思い、飛び出したんです。ところが……。到着した日の夜、ステイ先のベットに入ったら、とたんに訳もなく涙がポロポロ。ホームシックというわけではないし、孤独を感じたわけでもない。
留学生の受け入れに慣れているホストマザーに「それでいいのよ。初めの夜はみんなそう」と言われて安心しました。これからどうなるのか、自分でも気がつかない不安があったのかもしれません。
留学の最大の収穫は、日本を好きになったこと。そして夢に見た北米大陸への憧れが少し冷めて、客観的に見られるようになった。どの国にもプラス面とマイナス面があり、それが文化を構築しているんだ、と。
──[タメになった<授業・カリキュラム>] 書いた文字数は10万3,200字!
1年間の留学生活が充実していた分、日本の受験に適応できるか不安があり、最初から留学体験を活かしたAO入試を目指しました。高2の2・3月から「AO・推薦入試特別講座」と「論文作法(さっぽう)」を受講。ここで徹底的に、小論文力と論理的に相手を説得するプレゼン力を鍛えた。文章は書き慣れていなかったので最初は困りましたが、書いて、添削され、そして同世代の塾生に「ここの意味がわからない」「矛盾していないか」と突っ込まれ、考え抜き、書き直す作業を重ねました。数えてみたら、二つの講座で書いた文章の文字数は、じつに計10万3,200字! 我ながらよく書いたと思います。

──[将来の<夢>] 世界平和の実現に向けて
子どものころから、「人はなぜ争うんだろう?」と不思議で、「世界が平和になればいい」と思っていました。成長すると、紛争の原因のいくつかに気づきはじめた。そのひとつが教育の悪循環です。
偏った歴史観を身につけた子どもは、大きくなって、それを次の世代に伝える。その国全体が、外国、異文化の間違った認識を持ち続けることになる。世界平和という壮大な目標に向かう小さな一歩は、教育にあるのではないか。将来は、世界の紛争地域や戦争の生まれる芽のある場所で、公正な歴史観を育てる教育制度を考えてみたいと思っています。
──[早稲田塾での<生活>] 将来につながる仲間との出会い
早稲田塾では「受験はチーム戦だ」とよく言うんです。その意味が骨身にしみたのは、「AO・推薦入試特別講座」で一緒だった塾生仲間との交流を通して。目指す大学も学部も違いますが、「国際社会という舞台で、様々なアプローチから世界平和を実現する」という目的を共有していました。お互い、得意分野や目指す将来に向けて必死に勉強するから、知識が豊富。視野を広げるきっかけになり、非常に刺激を受けました。
この仲間たちとは、受験や大学の枠を超えて、「将来は一緒に協力していけたらいいね」と話しています。早稲田塾で、素晴らしい仲間に出会えました。

──[私を支えてくれた〈スタッフ〉] 常に将来を見据えることが大切!
「常に将来のことだけを考えろ」とスタッフに言われました。将来の夢、そのためにクリアすべき受験や大学での勉強等。考え続けると、強い信念が生まれてきます。その信念が、どんなことでも成し遂げられる力を生み出してくれるのです。
すると受験や目標に関係している情報が、駅でも街でも学校でも塾でも、自然と自分のアンテナにキャッチされるようになる。その蓄積が、さらに力になります。「世界平和に貢献する」という目標に向けて、これからも考え続けていきたいと思います。
私の「淑徳高校自慢」
留学コースが設けられています。ここのクラスは最高にテンションが高い。授業はワイワイ楽しいし、みんな仲がいい。グループに分かれることなく、クラス全部が友達です。仏教系の学校で得度されている先生も多く、中でもある日本史の先生は、ホントに悟りの境地にいらっしゃる(笑)。辛口なんですが愛情深く、生徒のことを心から思っていてくださる。学校も先生も大好きです。
私の「上智大学 総合人間科学部 現役合格アイテム」
執筆した小論文と資料&iPod nano
「論文作法(さっぽう)」「AO・推薦入試特別講座」で書いた小論文とその資料だけで、コレだけの量になりました。いわば、私の受験の集大成であり、身についた力は、将来も使える宝物。iPodの中には、英語リスニング用にネット配信されているBBCとCNNのポッドキャストニュースと、大好きなバンド「ウーバーワールド」を入れていた。毎朝『Chance!』と『Just Break the Limit!』の2曲を聴いて、力をもらいました。
















