楠 未紗子 (くすのきみさこ)
- 第31期生
──[私の〈受験ストーリー〉] マインドマップで「テーマ」発見!
高2の2月、進学先を選び始めましたが、なかなか絞りこむことができず、決めかねていた。そんな私を、塾のスタッフがサポートしてくれました。
スタッフが取り出したのは、一枚の真っ白い紙。中央に「楠未紗子」と書いた。私は興味があることをスタッフに伝えながら、関連するキーワードを周りに散りばめていきました。そのキーワードと「私」を線で結び、さらにそのキーワードから思い起こされる経験や学んだこと、関心のある語句を次々に結び付け……見事、私の「マインドマップ」が完成!
このマインドマップを俯瞰してみると、核となるキーワードが見えてきた。それは「貧困問題」でした。私は小学校6年生から中学を卒業するまで、インドネシアのジャカルタに住んでいました。そこで見た孤児院の光景は衝撃的。建屋の周囲にはゴツゴツとした石が転がり、遊び場はもちろん、柔らかい土が広がるスペースは一切ない。ベッドも、木の板に布が一枚だけ。インドネシアでの光景や衝撃がよみがえり、私のテーマは「貧困の解決である」と感じたのです。
──[大学・学部を選んだ〈理由〉] 「スーパー中央プログラム」で第一志望決定!
「貧困」というテーマに対してどう取り組んでいきたいのか、スタッフとのディスカッションを繰り返していきました。「子どもをサポートしたい」という私に、スタッフは「どうやったら子どもをサポートできるか」と質問をしてくる。悩みながらたどりついた結論は、「親の収入をサポートする、そのための就業の仕組みを整える」というものでした。収入が安定してこそ、子どもも良い環境のなかで生活ができると考えたからです。
高3の夏休み前、塾の勧めで、中央大のゼミで教授と学べる「スーパー中央ワークショップ」に参加しました。4日間のゼミでは、フィリピンにおける水の供給や衛生面などを調べ、どんな課題があるかを発表。国の歳出の使い道、死亡率など、様々なデータを利用しながらプレゼンをまとめていく。もう、私の好奇心は駆り立てられっぱなし! 「中央大で学ぶ私」が、鮮明なイメージとして浮かび上がってきました。

──[受験を通して得た〈一生モノ〉] 自分で考え、調べる習慣が身についた
中央大自己推薦の第二次選考は、小論文と面接。合格は「調べる習慣」が身についたおかげと思っています。AO・推薦入試特別講座で小論文の練習に取り組んだのですが、箇条書きで骨子をまとめ、そこに肉付けをしていくことを繰り返した。骨子をまとめることで全体の矛盾がなくなり、根拠を肉付けしていくことで説得力のある文章になる。
AO講座では、「ここはどういう意味?」「なぜこう言えるの?」と講師やスタッフ、仲間が朱字をいれてくれる。そこでさらにインターネットや図書館で調べ……。それが習慣化して、「なぜ?」と自問自答して突っ込むように。本番の小論文では「武力はあるべきか、なくすべきか」と、いずれかの立場で意見を述べることが求められましたが、いつもどおり箇条書きで骨子をまとめ、その根拠を示すことができました。
それと、勝因をもうひとつ。面接で「貧困について学びたい」と発言すると、面接担当の方が「テーマにピッタリあう専門の教授がいますよ」と。その先生とは、まさに「スーパー中央プログラム」で指導をしてくださった先生。「承知しています。こんなテーマを研究してらっしゃいますよね」と、自分の言葉で伝えると、「よく調べていますね」と笑顔で。
──[将来の〈夢〉] 「貧困」改善に向け就職訓練の充実を
「貧困」を改善するためには、まずは働いて収入を得ることが必要です。そのために、仕事に就いていない人に対し、職業訓練を行う仕組みを整えていきたいと思っています。そうすれば、私が中学時代を過ごしたインドネシアにも貢献できるはず。夢はどんどん明確になってきています。あとは実現するのみ! 大学では、貧困や格差について深く学び、雇用を増やすにはどうすればいいか、考えていきたいと思います。

私の「淑徳高校自慢」
高校在学中に必ず留学を経験するので、みんな親元を離れた生活を経験します。私も在学中にはカナダとフランスに留学しました。だから、かな。淑徳生は、親と仲良し。留学は親の協力があってはじめて実現できるし、ホームシックになったときには、特に親への感謝を感じます。ホームステイ先に日本の食材を送ってくれるなどの気遣いも、心にジーンとしみるほどありがたく感じます。だから、父親と二人で買い物に行くことも、当たり前なんです。
私の「中央大学 経済学部 現役合格アイテム」
マインドマップ、カナダ&フランスの留学証明書
私の夢を明確にしたマインドマップは、一生の宝物です。高1の夏から高2の夏まで滞在したカナダ、高3進級前の春休みに行ったフランスの留学証明書は、中央大の自己推薦入試のとき「高校生活で取り組んだことの証」として、示すことができました。
















