金子隼輔 (かねこしゅんすけ)
- 第31期生
──[私の〈ハイスクールライフ〉] ヘヴィーメタルに惚れて一直線!
中3のころへヴィーメタルに出あって、「それまで聴いてきた音楽はなんだったんだ?!」というくらいショックを受けた。それ以来、メタル一辺倒。ギターを手に入れて、本格的にバンド活動を始めたのが高1の夏。黄金の80年代を彩ったゴリゴリのメタル系バンドに夢中になり、彼らの曲をコピーして演奏していました。渋谷のスタジオにこもって練習し、月に1~2回ほどライブを開催。文化祭の舞台に毎年出演、卒業ライブでも演奏して、メチャクチャ盛り上がりました。
──[入塾の〈きっかけ〉] 少人数制でコミュニケーションが密
入塾は高3の4月。打ち込んでいたバンド活動を一時休止し、このときからギターを弾くための指が、鉛筆を持つ指に変わりました。塾選びのとき、一番避けたいと思ったのは、大教室・大人数で授業するスタイル。僕の性格からいってすぐサボってしまい、行かなくなりそうだったので。
姉が早稲田塾に通っていたこともあり、なんとなく話を聞いていた早稲田塾は、少人数制。講師やスタッフ、塾生同士のコミュニケーションがとても密で、仲が良い。何でも相談できて、スタッフの方の顔を見ると「どうすればいいすかねぇ?」(笑)。それが僕の口癖でした。皆が親身になって僕の立場に立って考えてくれるので、一人で悶々とすることはありませんでした。

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 「ハイレベル現代文」で読解の奥義を知る
高3から受講した「ハイレベル現代文」の授業は、刺激的だった。宿題で問題を解いてきて、わからない点を講師に質問する形で展開するのですが、最初は「解説が難解で正直ツラい」と思っていました。でも時間が経つにつれ、張り詰めた雰囲気が逆に気持ちよく「あぁ、なるほど。そう文章を読めばいいのか」と、すっかり夢中になっている自分がいた。
文章と向き合うときは、小手先のテクニックを弄したところで意味がない。一字一句、文章に寄り添い、言葉の奥深くに入り込み、本質がむき出しになる場所まで降りていかないといけない。「こんな感じのことを言っているんだろう」ではダメ。文章が表現している内容を、明確に掴むことを学んだ。この授業のおかげで、現代文の読み方が根底から変わりました。
──[私を支えてくれた〈先生〉] 論理構造から学ぶ英語で知識の宝庫
「東大総合英語」「ハイレベル英文読解」は同じ講師にお世話になりました。英語を読む上で基本となる文法や単語は自分でやれ、という方針。その代わり、英文の論理構造をどこまでも分解・分析して見せ、その中から英文のメインテーマをひっぱり出す。文章の論理構造を組み立てていくことが、すなわち英作文だと学びました。
これらの授業で面白かったのは、縦横無尽に繰り出される講師のお話。時事問題から始まり、「これから僕らが生きていく社会で、どのようにモノを考えればいいのか」、一種の人生論にまで到る。受験に直接関わらないテーマからでも、学びのモチベーションを上げてくれました。

──[早稲田塾で〈学んだこと〉] 人間は社会的動物である
「人間は社会的動物である」。どこかで聞いたことあるような言葉ですが、早稲田塾で実感しました。早稲田塾では、受験は受験で終わらない。講師やスタッフ、友達など人とのつながりの中で学び、切磋琢磨し、将来を模索していく。早稲田塾は、受験を超えて、将来を考えるキッカケを与えてくれました。
──[将来の〈夢〉] 自分の耳目で取材し、報道したい
早大の文化構想学部は、僕のように将来像や職業像があいまいな学生には最適です。地域・時代を超えて文化の構造を研究する複合文化論や、文芸・ジャーナリズム、さまざまなアプローチで地域文化を研究する多元文化論など、どれをとっても面白そう。
1年次は一般教養を広く学び、自分に合った専門を考える時間が与えられ、2年から具体的な専門研究がスタート。多様な価値観が交差する場所なので、その中で揉まれるのは、いい刺激になる。今は、マスコミ業界に興味があります。正確に言えば、マスコミ報道には懐疑的なんですが、だからこそ、本当のことを自分の目と耳と頭と足で取材し、解明し、発信できたらいいなと思っています。
私の「芝高校自慢」
男子校なので、熱い、汗臭い、男臭いの3点セット(笑)。学園祭は、心底誇れます。内輪向けではなく、外部に向けて本気で僕らなりの思いを発信している。舞台ではバンドも演劇部も必死。音楽部のドリルもいいし、ギター部のクラシック演奏も最高です。地下では怪しげなコスプレダンスも盛り上がる。この文化祭を見て、うちに入学してくる生徒もいるほど。先輩に作家の北方謙三さんがいます。講演会に来てくださり、「タメになる話は寝てしまうから、タメにならない話をしよう」と切り出されました。ジョーク連発で面白かったです。
私の「早稲田大学 文化構想学部 現役合格アイテム」
「東大総合英語」のテキスト
「東大総合英語」のテキストです。本気で勉強をする、という意味を思い知らされた授業でした。内容は本当にキツかったけれど、自分がステップアップしていくためには、努力や辛いことはつきもの。その壁を越えることで初めて成長があります。これは英語の勉強だけではなく、大学の勉強、さらには人生にも当てはまることで、成長したとき、人との接し方も変わってくる。このテキストは、そんなことを学ばせてもらった象徴的な存在です。
















