大井 香 (おおい かおり)
- 第31期生
──[部活動との両立の〈コツ〉] 両立でなく、それぞれを懸命に楽しむ!
中1から高3の4月まで、ミュージカル部に所属していました。演出、キャスト、大道具、小道具、幕、音響と、すべて生徒が自主的に運営して、最後の文化祭公演では、コメディタッチの「シンデレラストーリー」を上演。私は舞台の背景美術を描く、幕係を担当しました。また、高1、2のときは生徒会にも属し、高2で生徒会長に。校則の変革や秋のバザー、文化祭の実行委員など仕事が多く、とても忙しかった。
でも私にとって、忙しさは楽しいこと。だから「両立させよう」という考えはなく、それぞれを一生懸命やるだけ。学校の勉強は、毎日の予習・復習・宿題を欠かさないことと、定期試験1週間前は必死でやることくらいで、特別なことは何もしていませんでした。
高3の4月になって生徒会も部活も引退すると、忙しさが半減して、つまらなくなり……(笑)。だから、目の前の受験に向かって、必死で取り組んだ。忙しかったころの感覚が戻ってきて、充実感を感じました。
──[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 間違えること=学ぶこと
高3の4月から受講した「東大総合英語」では、生徒が黒板に板書。講師がバンバン添削する形で、授業が展開します。みんなの前で恥はかきたくないので、必死に準備。自分の解答がどんどん朱に染まっていくと、身にしみて学べるし、ほかの生徒の答えから「なるほど、そういう方法もあるな~」と、気づかされることも多い。講師は政治・経済問題や時事問題にも深く通じていたので、英文の背景知識を詳細に語ってくださり、さらに、それらが現代文のテーマとつながる部分も多くて、とても役立ちました。

──[早稲田塾での〈生活〉] 「ユニ特」現代文で記述力を磨く
早稲田塾には「ユニ特」=現合ユニット特訓講座、という一回完結型のカリキュラムがあり、自分の志望校・学部に合わせて、必要な講座を選択できます。追加受講料が不要なので、いくらでも受講できてありがたかった。私は高3の秋、「現代文」を集中的に受講。東大など難関国公立大向けの授業で、「東大総合英語」と同じように、生徒に板書をさせ、その場でどんどん朱を入れながら採点していく。この授業では、講師がいわば試験官。だから「試験官に認められるものを書こう」と、意識するように。ここでみっちり、問題文と設問の読解力、解答のための記述力を磨きました。
──[早稲田塾で〈学んだこと〉] “結転承起”で未来を先取り!
“起承転結”をひっくり返して、“結転承起”――。これは、早稲田塾でよく使われる言葉です。ふつうは、受験して→大学へ行き→就職をする、と時系列で考えますが、それをひっくり返して「未来から今を考える」思考がポイント。
つまり、将来の夢や職業を念頭に置き、それを目指すには「どの大学で何を学ぶのか?」、さらにその大学に入るために「今、受験勉強で何をすべきなのか」を考える。これは受験だけの話ではありません。常に人生の先を見据え、そして今、何をすべきかを逆算して考える。その発想法が、早稲田塾で身についたと思います。

──[将来の〈夢〉] 英語教師になり“使える英語力”を養成
英語が好き。でも、日本で中・高と6年間かけて学んでも、コミュニケーション能力が身につかない。もっと実践的な教育が必要です。私の将来の夢は、中学か高校の英語教師。多くの日本人が、臆せずに自由に英語を話すことができたら、楽しくなるはず。“使える英語力の養成”に、取り組んでいきたいと思います。
私の「光塩女子学院高等科自慢」
校名は、聖書にある「あなたがたは世の光」「あなたがたは地の塩」という言葉から来ています。王冠に十字架があしらわれた校章が、気に入っていました。少人数制で、中高一貫。そのうちの半分は初等科から上がってくるので、生徒同士、とても仲が良いのが自慢です。
私の「東京大学 文科Ⅲ類 現役合格アイテム」
受験の鉄則、東大本郷の噴水の写真、iPod
早稲田塾で受験直前に配られた「受験の鉄則」を、試験会場に持っていきました。不安で落ち着かないとき、これを見て一つひとつチェック。
ケータイの待ち受けに、東大の本郷キャンパスの図書館と、その前にある噴水の写真を入れていました。この写真は、キャンパスツアーのときに撮ったもの。案内してくれた東大生が冗談半分で「この噴水から水が出ているのを見た受験生は合格する、という言い伝えを作りたい」と。私、合格発表の前に噴水から水が出ているのを見たんです! この説が正しいと、実証されました。(笑)
iPodには英単語道場のデータはもちろんのこと、嵐の「すばらしき世界」という曲を入れています。落ち込んだり辛くなったりしたときに聴いて、励まされていました。
















