東山結美 (ひがしやまゆみ)
- 第31期生
──[進路を決めた〈きっかけ〉] 両親の言葉で「医師」の道へ……
中3のときに、将来について考える授業があったのですが、そのときは何も思い浮かばなかった。家で両親に相談したところ、「医師という仕事は、とてもやりがいのある仕事」と勧められたんです。その言葉で、祖母をなくしたときのことを思い出しました。
病気の祖母を前に、私は、何もしてあげることができない……。悔しくて、しかたがなかった。まだ小2だったから、当然かもしれませんが、家族は何もできないんだな、ということを思い知らされた。じゃあ、私が医者になって、苦しむ患者さんと家族を救おう。そう思いたったんです。
──[早稲田塾での〈生活〉] 予習・復習の大切さを実感
中3の終わりに、親の勧めで早稲田塾へ。英語と数学から始め、高2からは化学を受講しました。
数学は、予習復習の大切さを知った。予習をしていくと、自分の答えが講師の答えに近づけば近づくほど嬉しくなり、やる気が出る。単元ごとのテストで100点を取るためには、復習をちゃんとしないとダメ。授業で講師の先生が解いているのをみると、自分でもできそうだな、と思う。けれど実際、問題に向かってみると、できない。授業を受けた後に、きちんと復習をしなければ身につかないんだ、と実感しました。
化学の授業は、学校とは全然違う。丸暗記するのでなく、物事の根本から教えてくれるから、頭に入りやすい。それまでの私は、化学が苦手。模試でも点数が取れなかった。でも、高3から一気に成績が上昇。あれこれ問題集に手を出さず、講師が与えてくれた課題を、一つひとつしっかりやり切ることを目標にしていました。
高3では、塾はほぼ皆勤。定期テストだから、と休む生徒もいたけれど、私は絶対に休まなかった。塾の授業は一回一回が、とても重要。全部つながっているから、一回でも抜けちゃうと、わからなくなってしまう。定期テストも大切だけれど、中途半端になってしまうのがイヤで、通うときは通う! と決めて、学校との両立に励みました。

──[後輩に〈ひと言〉] “昨日の自分”を超えろ!
昨日の自分より、今日は何か一つでも勝るものがある。そういう風に勉強をしてくといいんじゃないかな。昨日はできなかったけれど、今日はできる。今日は解けなくても、明日は解けるようにする。そうやって、毎日毎日、昨日の自分を乗り越える。その積み重ねが、合格につながっていきます。
──[私を支えてくれた〈先生〉] 最後の1秒まで諦めない!
私は基本的に、モチベーションが継続しないみたい(笑)。高3で部活を引退して、学校全体も受験態勢になってきたので、やる気が出てきたのですが、秋くらいに下がっちゃった。医学部は浪人が多い、現役では難しいと言われ、「浪人でもいいかな~」みたいな。このままではヤバい! と思い、数学の講師のもとに相談にいきました。そうしたら「環境を変えてみたら?」とアドバイスをしてくださった。場所を限定せずに、コーヒーショップなどでも勉強するようにしてみました。
またこの講師に「最後の1秒まで諦めるな」と言われたことが、胸に残っています。当たり前の言葉ですが、私は腹が据わっていなかった。最後の1秒まで、点数を上げることはできる。ギリギリまで鉛筆を握り、頭を働かせることが大切なんだ、と改めて思いました。

──[将来の〈夢〉] 患者さんとコミュニケーションできる医師に
患者の立場からは、病院はやはり緊張してしまうところ。でも医師が明るくてフレンドリーで、「今日は天気がいいね~」なんて話しかけてくれると、リラックスできるのでは。私は患者さんが、まず心を開いてくれる、コミュニケーションができる医師になりたいと思います。今はまだ、何科の医師になりたいとは、決めていません。大学で学んでいくうちに、「コレだ!」というものに出あいたい。また、勉強だけではなく、アルバイトやサークル活動もして、広い視野を持ちたい。豊かな経験は、将来、医師になったときのプラスになると思います。
私の「頌栄女子学院高校自慢」
中高一貫の女子校で、キリスト教主義。真面目な生徒が多く、6年間付き合うので、生徒同士とても仲が良いです。
私の「獨協医科大学 医学部 現役合格アイテム」
アルバム、エルモのマスコット、時計など
アルバムは、塾のスタッフや講師と一緒に写真を撮ってメッセージをもらい、まとめました。試験前に眺めて落ち着けるものを作りたくて……。自宅のネコや友人の写真も貼ってあります。エルモは友達とお揃い。時計をする習慣がなかったので、忘れないようにこのコに腕時計を巻いて、ペンケースに付けていました。手紙は道場トレーナーと、数学の講師からもらったもの。読むと励まされます。
















