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  3. 「立教で言語と文化を研究し、国際交流を実現!」李 希連/立教大学

現役合格物語 【早稲田塾】

なぜ、早稲田塾生はAO・推薦入試に強いのか?

李 希連 (り ひりょん)

  • 第33期生
受験方式
自己推薦
出身校
池袋校
大学
立教大学
学部
異文化コミュニケーション学部
高校
東京朝鮮中高級学校高級部
言語と異文化を研究し、国際交流

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──[私の〈受験ストーリー〉] アイデンティティに悩んだのが起点

私は幼いころから朝鮮学校に通っていて、その環境が当たり前だと思っていました。けれど高1の夏、カナダに短期留学したときに、海外の同級生たちに在日の韓国人・朝鮮人の存在を理解してもらえなかった。「日本で生まれて日本で育ったなら日本人であるはずなのに、なんで韓国人なの?」と。まったく別の環境で育ってきた人の観点を知り、自身のアイデンティティについて悩むように。いろいろ調べたり、交流するうちに、日本と韓国、北朝鮮の外交関係について、身をもって実感することもあった。「せっかく三つの国の文化が重なる環境に生まれてきたのに、国と国の関係は必ずしもいいとは言えない。じゃあ私はいま、どこに存在しているんだろう」と。でもやがて、「異文化コミュニケーション能力を高め、この問題を自分が解決しよう。言語はもちろん、考える力も磨いていこう」と思うようになりました。

──[大学・学部を選んだ〈理由〉] 「複言語主義」の理念にひかれて

立教大学の異文化コミュニケーション学部は、「複言語主義」を掲げています。複数の言語を習得することで、複数の視点からものを考え、柔軟な思考力で問題を解決できる人材の育成を目指している。とてもひかれました。朝鮮語の授業もあるし、こんなところにいけたら最高。しかし私の場合、日本の高校では古文漢文を学んでいる時間に韓国語を学んでいたりと、受験勉強が追いつかない面もあり、一般受験では厳しそうだなと感じた。早くから志望校は決まっていたし、学校生活も充実していたのですが、高2の頃はまだ、受験に対して闘わずして逃げていた感がありました。

──[入塾の〈きっかけ〉] 合格した先輩の努力に刺激を受けた

AO入試に強い早稲田塾のことを知り、母と話を聞きに。志望校を聞かれて、立教の異文化コミュニケーション学部志望と言ったら、次の説明会で、その年に立教に自由選抜で受かった先輩を連れてきてくれた。一番記憶に残っているのが、何度も書き直したという志望理由書が入った、20センチくらいに膨らんだぶ厚いファイル。「こんなに書いたけれど、これは苦じゃなかった。楽しいことだった。行き詰まってアセることもあったけれど、やりきって自信につながった」と。その先輩の話を聞いているうちに、「私もこの塾に通って、AOの準備をしなきゃ!」とヤル気になってきた。それまで、AOは自分の能力が問われるのだから、自分の思うとおりに書類を書いて、面接を受ければいいのでは、という甘い考えでいましたが、AOもひとつの受験方式に過ぎず、厳しい世界なんだと認識。高3の5月から、遅めの入塾で不安はありましたが、とにかくやってみようと奮闘をはじめました。

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 「実戦小論文」で日本語の文章力が磨かれた

AOの学科試験は朝鮮語なので自信があったのですが、弱腰になっていた理由は、なによりも小論文。それまで、日本語より韓国語で文章を書くことのほうが多く、最初は原稿用紙の書き方すらわからず……。そうしたら、「実戦小論文」の講師が私のことを理解してくださり、日本語で文章を書くのに必要な知識を、一から教えてくださった。だんだん書く力がつき、ついに、提出した小論文はA+、一番いい評価をもらえるまでに。おかげで、志望理由書の文章にも磨きがかかりました。現役合格できたのは、私の力だけではありません。「AO・推薦入試特別講座」では、チームに助けられ、落ち込んだときには友達に支えられました。感謝の気持ちでいっぱいです。

──[将来の〈夢〉] 研究を生かし、私ならではの国際交流を

大学では、言語についての考えや、異文化コミュニケーションに必要なスキルを高めたい。「異文化コミュニケーション論」という授業が一番楽しみです。今は日本語、韓国語、英語をしゃべれますが、さらに中国語など他の言語を学んで、世界中の人と話せるようになりたい。また、私が使っている韓国語は現地の人とは異なるものだったり、高齢の方とも違ったり、韓国と北朝鮮でも違ったりする。もとはひとつだった言語がなぜこんなに変化してしまったのか、そういう点も研究してみたいです。
将来は、研究の成果を活用して、異なる文化圏にいる人達の関係をいいものに変えていきたい。国と国の関係を改善するには、政治的な活動ももちろん大切ですが、私は、コミュニケーション方法とか能力を高めて交流することが重要だと思います。文化は政治と違って、各地域で小さなところから交流をはじめられる。それをだんだん大きなものにして、国と国をつないでいきたい。

私の「東京朝鮮中高級学校高級部自慢」

「助けあう」というのが基本で、皆友達思い。自身のアイデンティティについての考えも深いと思います。友達同士で真剣に話す機会が多いぶん、信頼関係やつながりも強い。協調性があって、集団行動も得意です。それと、皆掃除がすごく上手。ほうきの使い方については、一回でどれだけゴミを集められるかと言ったら、一番だと思います(笑)。部活では、男子ボクシング部、サッカー部、ラグビー部が強く、卒業生が活躍しています。

私の「立教大学 異文化コミュニケーション学部 現役合格アイテム」

ハンドタオル、お守り

ピンクのハンドタオルは、いとこからもらったもの。高3の9月までやっていた硬式テニス部の試合では、このタオルを持っていて負けたことがない。験担ぎで、受験のときにも持っていきました。お守りは、佐野厄除け大師で母が買ってきてくれたもの。お守りをハンドタオルで巻いて、大事なときはポケットに入れて、結果発表のときも、ずっと持っていました。

ハンドタオル、お守り

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