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大学プロデューサーズ・ノート 【早稲田塾】

入学式の話題いろいろ

マイスターです。

4月が始まり、さっそく、入学式関係のニュースがいくつかありました。
いくつかをご紹介したいと思います。

【双子×5。】
■「沖縄国際大学:入学式に双子5組」(毎日jp)

沖縄国際大学の2008年度入学式が1日行われ、新入生1495人と大学院生44人が大学生活のスタートを切った。入学生の中には双子5組の姿もあり、それぞれの目標に向かって新たな一歩を踏み出した。

入学したのは徳里桜さんと桃子さん、下地広貴さんと智広さん、宮城ゆりえさんとまりえさん、大城槙吾さんと賢吾さん、仲宗根未弥さんと未来さんの双子5組。いずれも18歳。

(上記記事より)

1495人の中に双子が5組ですから、結構多いような印象があります。
元記事には、この十人の方々の抱負が掲載されています。当然のことながら、双子でも将来の夢や、勉強したい分野は違いますね。
きょうだい、違う目標を持って、同じ大学で学ぶというのも、なかなか楽しそうです。


【入学式内卒業式。】
■「高橋大輔、新入生に見送られ卒業」(スポーツ報知)

フィギュアスケートの高橋大輔(22)が1日、大阪・吹田市内の関大の入学式で“卒業式”に臨んだ。

高橋は初優勝を目指しながら4位に終わった世界選手権(スウェーデン)のため、3月19日の卒業式に出席できなかった。代わりにこの日、入学式に集まった新入生たちの前で卒業証書を受け取った。さらに同校初の特別功労賞を受賞し、約20万円相当の特製ガウンと記念メダルも贈られた。

(上記記事より)

入学式? 卒業式?
一瞬、混乱するニュースですが、良く読んでみると意味がわかります。
入学してきた学生は、一般に知られている先輩の姿を間近に見て、刺激を受けるかもしれません。
(逆に、「自分たちの入学式なのに、自分たちが主役じゃなかった」という印象を受ける人もいるかも知れませんが……)


【シニア対象の入試で、刺激的な入学式に。】
■「神戸山手大にシニア世代の13人入学」(神戸新聞)

本年度から五十歳以上を対象とした入試制度を設けた神戸山手大学(神戸市中央区諏訪山町)に一日、神戸、姫路、芦屋市内などから十三人の“シニア世代”が入学した。かつて家庭の事情などで大学進学を断念し、「いつかは大学に」との思いを胸に歩んできた人も。子どもや孫に近い年齢の新入生と入学式に出席し、キャンパスライフをスタートさせた。

十三人は、同大が導入した「シニア50+(フィフティプラス)入試」制度で入学。団塊世代に生涯学習の場を提供する同制度は全国的にも珍しく、高卒程度の資格があり、満五十歳以上であれば出願できる。選考は書類審査や面接などで、入学後は学費のほぼ半額の奨学金が給付される。

初年度入学生は五十歳から六十八歳までで、現代社会学部の環境文化学科に七人、都市交流学科に六人が入学した。

七十一人が出席した入学式では、小西康生学長が「社会生活で培った体験や知識を若い世代に伝えつつ、濃密な四年間を楽しんでください」とあいさつ。若者に交じり、学科の説明などを受けた。

(上記記事より)

先日、
卒業式の話題
でもご紹介しましたが、社会で活躍された後、強い意欲を持って学ばれているシニアの方々というのは、若い学生にとっても、教職員にとっても、大いに刺激になると思います。

神戸山手大学が団塊世代をターゲットに始めた、「シニア50+入試」の利用者。
なかなか意義のある試みになりそうです。


【入学式の直後に、卒業後のことを考える。】
■「金沢の大学で新入生の保護者に就職説明会」(北陸朝日放送)

大学入学時から学生の保護者にも就職に対する意識を持ってもらおうと、金沢市内の大学で説明会が開かれました。金沢市御所町にある金沢星稜大学では、保護者も含めて就職を意識する時代だとして去年から入学式のあとに新入生の保護者向けて就職説明会を開いています。就職課の職員が昨年度の大学卒業者のうち全国平均でおよそ3分の1が就職しない、あるいは就職できない状況を説明しました。その上で今後の学生生活ではニートやフリーターにならないよう部活動などに励んで欲しいとしました。この大学では留年や退学させないために、前期、後期の成績表を各家庭に送ったり、保護者と面談を行うなど対策を取っているということです。

(上記記事より)

入学式のあとに就職説明会!? と、びっくりしてしまいそうな報道。
しかも、本人達ではなく「保護者向け」だそうです。

保護者に対して大学が呼びかけを行える場は入学式くらいしかない、ということなのかも知れませんが、現代の大学生活を象徴しているような一日ですね。


【ロールモデル。】
■「田中耕一さん『実験や議論を大切に』 京大新入生へエール」(京都新聞)

ノーベル化学賞を受賞した田中耕一島津製作所フェローが2日、京都市左京区の国立京都国際会館で開かれた京都大工学部の新入生歓迎講演会で「工学から独創を生み出す」と題して講演、学生たちに議論の大切さや実験の楽しさを語った。

(略)また、昨年ノーベル平和賞を受賞したIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の事務局長で、1997年の地球温暖化防止京都会議で欧州代表の責任者の一人として議定書をまとめたレナト・クリスト氏も講演。地球温暖化の危機が加速していることをIPCCの報告書から説明し、「いくつもの技術や政策の組み合わせが必要。工学部で勉強するみなさんに期待します」と話した。

(上記記事より)

入学式と言えば、学長や学部長に加え、来賓からメッセージをいただくのが一般的ですが、京都大学では、ノーベル賞に関わるお二人がゲストだったようです。
みなさんもぜひいつか受賞を……という大学側の意図があるような、ないような。


……と、いくつかマイスターが目にしたニュースをご紹介しました。

これから数日、全国の大学で、入学式を始め、新入生のためのイベントが続くでしょう。
何かユニークな取り組みがありましたら、教えてください。ご紹介したいと思います。

以上、マイスターでした。

著者紹介

【倉部史記(マイスター)】

大学院修了後、Webプロデューサー、大学職員を経て現在、早稲田塾SOHKEN(総合研究所)・主任研究員。

※ブログの内容に関するご意見・ご感想やお問い合わせ等は、以下のメールアドレスにご送付ください。 またこのブログでは、全国の大学関係者の皆様のための話題をご紹介しています。世の中に知って欲しい取り組み、各種イベントなどの情報もお待ちしております。

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