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大学プロデューサーズ・ノート 【早稲田塾】

日本に就職する留学生達 国別の構成比は?

マイスターです。

■「留学生30万人計画」 骨子が発表

↑先日、福田首相の打ち出した「留学生30万人計画」についてご紹介させていただきました。

その後、すぐにこんな話題を見つけました。



【今日の大学関連ニュース】
■「留学生:日本国内での就職、初の1万人突破 法務省まとめ」(毎日jp)

法務省は29日、大学や短大を卒業後に日本国内で就職した外国人留学生が、07年に初めて1万人を突破したと発表した。同省は情報技術(IT)関連企業の雇用が進み、外国人の受け入れ幅が広がっていることが背景にあると分析している。

日本に滞在する留学生が、就職を目的に「人文知識・国際業務」や「技術」へ在留資格の変更申請したのは07年1万1410人で、うち1万262人が許可された(前年比24%増)。許可人数は▽04年5264人▽05年5878人▽06年8272人と増加しており、04年から倍増した。

07年許可者の国籍・地域別では、中国7539人▽韓国1109人▽台湾282人▽バングラデシュ138人▽ベトナム131人--などで、アジアが全体の96%を占めた。

業種別では非製造業が7割を占めた。最も多いのは商業・貿易分野の2145人だが、続くコンピューター関連分野の1510人が、前年より32%増えたのが目立っている。職務内容別では翻訳・通訳が3431人で最多だが、販売・営業が前年比78%増の1574人、情報処理は同39%増の1242人と急増している。

(上記記事より)

この記事によると、在留資格の変更を許可された留学生の方は、以下の通りです。

中国 7539人 (73.5%)
韓国 1109人 (10.8%)
台湾 282人 (2.7%)
バングラデシュ 138人 (1.3%)
ベトナム 131人 (1.3%)

カッコ内は、許可された10,262人の中での構成比。
見てみると、中国から来た方が圧倒的に多いですね。

ところで、先日の記事でもご紹介した、留学生自体の国別の構成比は、どうなっていたでしょうか。
留学生全体の人数が118,498人で、それについての構成比を出してみると、↓こんな感じです。

中国 60.2%
韓国 14.6%
台湾 4.0%
ベトナム 2.2%
マレーシア 1.8%
タイ 1.8%
アメリカ 1.5%
インドネシア 1.3%
バングラデシュ 1.3%

(参考)■「4.出身国(地域)別留学生数」(日本学生支援機構)より

若干、構成比の数字が違ってきますね。

特に目を引くのが中国。
中国からの留学生は全体の60.2%ですが、「日本で就職しようとする留学生」のなかでは全体の73.5%を占めています。

「就職を目的にして留学している人が多い」ということなのか、それとも、「他の国からの留学生に比べ、日本で就職先を見つけられる学生が多い」ということなのか。
様々な背景がありそうです。

業種別、職務内容別の内訳も記事には掲載されており、これらからも色々と言えることがありそう。
あとは、企業規模別の内訳も知りたいところです。

……と、分析のしがいがありそうなデータなのですが、記者クラブだけでの発表なのか、まだどこにも詳しいデータが掲載されていませんでした。

(だからなのか、外国メディアも、「日本の通信社報道によれば」といった報じ方をしています……うーん、どこかにあるのかなぁ?)

どなたか、データを見つけた方がいらっしゃいましたら、教えてください。

今後の政府の情報発信に期待したいと思います。
以上、マイスターでした。

著者紹介

【倉部史記(マイスター)】

大学院修了後、Webプロデューサー、大学職員を経て現在、早稲田塾SOHKEN(総合研究所)・主任研究員。

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