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上智大学
総合グローバル学部

上智大学 総合グローバル学部

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提出書類、個別テストおよび面接試験によって合格者を決定する。評定平均4.0以上および英語資格試験の英検2級A以上のレベルが出願条件となる。

 

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

2023年7月14日更新

総合グローバル学部 総合グローバル学科 公募制推薦入試

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アイディア 合格のツボ

【提出書類】

主な提出書類は「自己推薦書」と学科の指定する「レポート等特定課題」のふたつである。 まず「自己推薦書」の方だが、おおよそ1000字程度で 「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」「課外活動・社会活動の実績」「特技」等を記述し、自己を推薦する内容であるもの、という題意を充たしていく。自己を推薦する内容という部分がこの題意の核心で、たとえば「志望動機」だけで、あるいは「特技」だけで自己を推薦する内容になるわけではないことに注意しよう。自らが学部の求める人物像そのものであることをアピールするのが「自己推薦書」だからである。

もう一方の提出書類が「レポート等特定課題」である。総合グローバル学部の課題は2014年の学部開設以来ほとんど変わっていない。少し長いが引用してみよう。「あなたが現在関心を持ち、大学でさらに学びたいと考えている社会課題を1つ取り上げ、それがどのような問題なのか説明した上で、その理解と解決のためにローカルな視点とグローバルな視点がどのように重要であるかを、具体例を挙げながら述べなさい。その際、4 冊以上の文献を本文中で参照して、文末に文献表を付すこと。(A4 用紙 2000 字程度・横書 PC入力・手書両方可)」。この指定課題は、後述する二次試験とコンセプトを1つにしている。

【二次試験】

二次試験は小論文と面接。小論文は60分で800字を書かせる「課題論文型」である。総合グローバル学部では「総合グローバル学」の理解を問う課題レポートが最終合否判定のかなり重要な要素であるが、小論文も課題レポートの基本的枠組みと同様の解答を求めている。2020年度には、従来は課題論文のみだったところに図表が加えられ、資料読解の力も測る試験となった。ただ、グローバルな「越境問題」に対する理解と知識、さらには当事者意識を問うというコンセプトは終始一貫変化していない。小論文の内容は点数化されるが、同じ2次試験の面接でその出来が問われることはない。面接の構成要素は大きく分けて二つ。志望理由の内容と課題レポートをめぐる質疑である。自己推薦書のなかで「志望理由」について書いていなくとも、面接でしっかりと聞いてくれるので心配はいらない。

課題レポートについて総合グローバル学部が重視しているのは、題意とともにレポートの執筆法である。特に「参考文献」の有無については面接で必ず触れられ、合格先輩のひとりは「参考文献がないので、次からレポート書くときはちゃんと書かないとダメだよ」との「アドバイス」を、別のひとりは「参考文献書けていて偉いねー」といった「お褒めの言葉」をいただいている。

 

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入試の特徴と出願資格


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1 高等学校長の推薦が必要な公募制推薦入試。専願制であり、合格した場合は進学する必要がある。

2 出願資格は「全体の評定平均値4.0以上」+「外国語検定試験の資格(英検2級Aなど)」

3 一部学科とは異なり、評定平均値については「全体の平均が4.0以上」だけで出願資格を満たす。一方、英語資格に関する要求水準は他学科より若干高い。

入試概要


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1.主な出願資格

全体の評定平均値4.0

外国語検定試験の資格

  • 英検 2級A
  • TOEFL iBT 55
  • TOEIC L&R 650
  • TOEIC S&W 250
  • 国連英検 B級
  • IELTS 4.5
  • TEAP 270(各65)
  • TEAP CBT 445
  • GTEC  1060
  • ケンブリッジ英検 147
  • 独検 準1級
  • Goethe-Institutのドイツ語検定試験 B1
  • オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験(oesd) B1
  • 仏検 2級 
  • DELF-DALF DELF B1
  • TCF のいずれか TCF B1

2.出願時期

[Web出願]11月上旬(事前登録は10月上旬〜) [書類提出]11月上旬

3.主な提出書類

自己推薦書(A4紙26行)、レポート等特定課題

4.1次選考(書類審査)合格発表

なし。二段階選抜は行わない。

5.選考時期

11月下旬

6.選考内容

個別テスト(小論文;800字、60分)

面接試験

7.合格発表

12月上旬

入試の特色


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【アドミッションポリシー】

 上智大学 総合グローバル学部 総合グローバル学科のアドミッションポリシーのなかで特筆に値する点は、まず「高等学校在学中の現代社会・地理・世界史に関わる授業等を通して一定の知識を有する者」という部分である。上智大学の推薦入学試験が評定平均4.0以上をほぼ共通する出願資格に定めていることからも分かるように、総合グローバル学部も、高等学校在学中の特に「現代社会・地理・世界史」の授業に真面目に取り組んだ者を求めていることは覚えておきたい。

その上で、「グローバル化する世界が呈する正負の諸側面」や、「世界のさまざまな地域や人々の多様性がもたらす人類の社会と文化の豊かさ」への大きな関心、そしてグローバル化する世界の動きを理解するのに必要な「基本的な文献を読解することのできる英語能力」を有している者こそが、総合グローバル学部の求める人物像である。

【難易度】

難易度は上昇の傾向にある。ただし総合グローバル学部での学びのイメージを正確に把握することは必ずしも簡単ではない。「グローバル・スタディーズ」「国際関係論系統」「地域研究系統」の3領域のいずれにも関係する研究テーマの設定が求められるとき、「将来国際的に活躍したい」とか「英語に関わる仕事がしたい」とかいった曖昧なレベルにとどまる限り、総合グローバル学部の壁は限りなく高くなるに違いない。

上智大学総合グローバル学部 公募制推薦入試 現役合格インタビュー

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