最後まで諦めず立教大学合格へ! 生涯楽しめるスポーツを広めたい

第41期生

田窪 美月(たくぼ みづき)

通塾情報

出身校 大崎品川校
出身高校 東京女学館高校
部活 バレーボール部
タイプ 部活動、生徒会など学校行事と両立
夢・目標 誰でも楽しめるスポーツの研究

進学情報

受験方式 自己推薦
大学 立教大学
学部 コミュニティ福祉学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】父親の勧めで入学。

入学したのは高1の3月。周りが塾に行き始めたのでどうしようと思っていたとき、父親が早稲田塾を探してきてくれました。

――【タメになった<授業・カリキュラム>】AO講座で理想の未来像を掴む

中学・高校とバレーボール部に所属していました。特別強い部活ではなかったのですが、負けず嫌いな性分から、絶対勝ってみせる!と、部長として、エースとして、マネジメントやコーチングの論文をたくさん読んで練習に活かしてきました。それが功を奏したのか、引退前の大会は学校史上1番の成績を納めたので感無量でした。

ずっと“やる側”だったスポーツ。ゆくゆくは別の形でスポーツに携わりたいと思い、高2のとき東京都知事を中心に展開されている『TEAM BEYOND』(パラスポーツを応援する団体)で募集していた「絵はがき部門」(パラアスリートを応援する絵はがきを募集する)に応募したところ、銅賞を獲得。これが私とパラスポーツの本格的な出会いになりました。同時に、この経験をAO入試に活かせれば、と考えるようになりました。

AOの研究テーマは「パラスポーツ」と決めていたので、当初は体育やスポーツに関する専門的な知識を体育専門学群で深く学べる筑波大学を志望していました。
出願書類を根拠のあるものにするため、全日本シッティングバレーボール(座って戦うバレーボール)のチームに取材も敢行。それまで、パラスポーツに健常者が加わることに違和感を持っていましたが、実際に自分もやってみて、健常者も健康のために楽しんでいいのだということがわかりました。同時に、スポーツを健常者・障害者の垣根を超えて一緒に楽しめるフックにしたい。自分がそれを広めていきたいという理想の未来像が「AO・推薦入試特別指導」の取り組みによって見えてきたのは大きな収穫でした。

――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】AO書類作成に活かせた「スーパースポーツ科学プログラム」

高2で参加した「スーパースポーツ科学プログラム」。スポーツ健康科学の分野で最先端の研究をしている立命館大学スポーツ健康科学部の授業を実際に受けることができました。教授がお話ししてくださる未来のスポーツや、AIとスポーツの共存はとても興味深く、グループでのディスカッションも周りから刺激を受けまくり。実りの多いプログラムでした。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】スポーツと福祉、両方の視点で学べる

自分なりにがんばりましたが、筑波大のAO入試は残念な結果に。立て直しを図るには、なるべく多く志望先の候補がほしいと探していた中で、見つけたのが立教大学でした。

立教大学コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科は、スポーツと福祉、両方の視点で健康増進について勉強できる、他大学では類を見ない学部です。私が調べたところ、一般的にスポーツをやる理由として一番多い解答が“健康のため”。研究テーマが「パラスポーツ」の私にとって、障害者も楽しく健康を維持するという点で、福祉マインドを学んだほうが後に幅広い人たちを手助けできるのではと考えました。

――【後輩に〈ひと言〉】「東進講座」で受験勉強のモチベをアップ!

早稲田塾に入学してから1年間程は部活と塾を両立し、かつ一般入試も捨てずにいました。そんな私の強い味方は、都合のいい時間に塾でも自宅でもできる「東進講座」!英語・国語・古典・世界史などを受講していました。特に英語は苦手科目だったので、暇さえあればスマホを使って単語を暗記していたら、自然に長文読解力が養われました。世界史は学校で習った内容をノートにまとめ、同じ箇所を「東進講座」で復習し理解を深める作戦に。一番良かったのは、講座ごとに行われる毎回の確認テストです。順位が出るので、負けず嫌いな私は「他の人には負けたくない!」と燃えました。これは、受験勉強を続けていくうえでも、いいモチベーション維持になると思いますよ。

――【将来の〈夢〉】誰でも楽しめるスポーツの担い手に

私は、母の影響で3歳の頃からフラダンスを続けています。あまり知られていないかもしれませんが、フラダンスの動きには1つ1つに深い意味があります。たとえば“愛”“美しい”などをハンドモーションで表現している。また、座って踊る「座フラ」というエクササイズもあります。フラダンスはパラスポーツとして、もっと言うと高齢者にも挑戦してもらえる生涯スポーツとして、大きな可能性を秘めていると思うのです。私がもっとフラダンスの実績を上げて、奥深い魅力を世の中に広めていきたい。大学で学んだ知識をフルに活かし、誰でも楽しめるスポーツの担い手でありたいと思っています。

私の「東京女学館高校自慢」

生徒の自主性を重んじてくれる学校です。体育祭でも記念祭でも、あらゆる行事を実行委員の生徒が仕切ります。行動力や発言に対する責任感が養われます。

私の「立教大学 コミュニティ福祉学部 現役合格アイテム」

宝塚歌劇団の書籍、カレンダー

私は宝塚歌劇団が大好きです。この書籍は、元トップスターであるお二人の自叙伝。受験勉強で心が折れそうになったとき、これを見て気合いを入れていました。カレンダーはバレー部の同級生からもらったもの。最後の大会で勝ったときや、日頃の練習風景などを撮影した写真をまとめてカレンダーにしてくれました。一生大事にしたい宝モノです。

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