生活の一部だった早稲田塾。様々な 経験を乗り越えて立教に合格!

第42期生

澤 智生くん(さわ ともき)

通塾情報

出身校 吉祥寺校
出身高校 成蹊高校
部活 サッカー部
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 法曹界で働く

進学情報

受験方式 一般入試
大学 立教大学
学部 法学部

――[入学の〈きっかけ〉]英語に強い塾を探し、「英語特訓道場」に出会えた

高校入学後、すぐ早稲田塾に入学しました。英語力をつけたくて塾を探していく中で早稲田塾の「英語特訓道場」を知り、無料体験に参加して自分に合っているなと感じたのが入学のきっかけです。

僕は理系教科が弱く、文系教科で定期テストを切り抜けている割に単語力がない。けれど英語特訓道場はガッツリ集中して単語を覚えられる環境でした。また、“覚える→帰宅して復習→復習テストで記憶定着”というルーティンが、自分に合っていたんだと思います。コツコツと継続していくうちに自然と英語力がつき、学校の英語のクラス分けでは、帰国子女が複数いる一番グレードの高いクラスに。さらに高2の冬にトライした英検では準1級を獲得!英検の、最初の単語問題25問は満点をとることができました。

――[刺激的だった〈未来発見プログラム〉]決めかねていた研究テーマを発見できた

AO入試は早稲田塾に入ってから知りました。志望校は、父が慶應義塾大学出身だったので何となく憧れがあったくらい。漠然と教育や心理が気になる程度で、研究テーマになりそうな予備知識はまったくなかった状態でした。それでも担任助手と面談を繰り返していくうちに、学校で弁護士を招いて話を聞くという課外授業が楽しかったと気づいたんです。ここを掘り下げてみようと未来発見プログラムの「スーパーリーガルマインドプログラム」を受講しました。

これは慶應義塾大学法学部の田村次朗教授から法律の基礎を学べる講座です。それまで、弁護士という職業についてはドラマで見た抽象的な知識しかありませんでした。でもこのプログラムは、法知識の修得だけでなく、具体的な事例や判例をあげて問題解決をしていくものだったのでイメージがつきやすかった。研究テーマや志望校をどうするか悩んでいる人は、とりあえず何でもいいので興味がある内容に近い未来発見プログラムを受講してみると、突破口がひらけるかもしれません。

――[タメになった〈授業・カリキュラム〉]自分の引き出しを増やすには、まず“真似をする”から

早稲田塾の講座で良かったと思う点は、人の真似をできること。例えば「SDGs探究学習プログラム」。人によっては瞬発力や表現力を鍛えるのが一番だと考えているかもしれません。でも僕は、他人の考えを吸収できるのが最大のメリットでした。そもそも思考力が乏しいので、お題に対していつも答えは1、2個しか出てこない。でも他の塾生の回答から、自分の持っていない新しい視点を得ることができました。

「慶應義塾小論文」も同じです。良い論文を書いた人は、優秀者論文として塾生に配られます。そこから、自分より論文力の長けている人がどのような言葉遣いをするのか、ロジック展開などがわかる。様々な優秀者論文を見ることで引き出しが増え、問題を解くうえで自分なりの回答を導き出せるようになりました。

――[僕の〈受験ストーリー〉]“正解”がないAO入試の難しさを実感

AO入試で慶應義塾大学法学部を受験しましたが、結果は不合格。AO入試はペーパー試験と違って“正解”がありません。志望理由書を作成しているときも、常に「この方向性でいいのだろうか」と考えながら最適解を模索していくのが、結果的には自分に合っていなかったのかもしれません。慶應に未練はあったものの、AO入試を終えた時点ですでに11月。一般受験に向けてギリギリのところまで来ていたので、そこからは集中して勉強をがんばりました。立教大学は、以前とった英検準1級の資格を出せば英語の独自試験を受けなくてもいいシステム。本当に「英語特訓道場」を続けて良かったと思いましたね(笑)。また、2021年度から文系は最大5回の同一学部・学科の受験が可能になったのも追い風に。何とかいい結果を出すことができ、今はほっとしています。

――[早稲田塾での〈生活〉]勉強の習慣が身につき、精神面でも支えられた

高1から3年間、早稲田塾に通ってきました。部活が終わって塾に来て勉強し、何時に帰宅して何時に寝て……と、数えきれないくらい繰り返し、僕の中で早稲田塾は、生活の一部。学校の課題も早稲田塾の自習室以外ではできない体質になり、勉強の習慣が自然と身についたのが良かったです。また精神面でも大きくプラスにはたらき、早稲田塾に来れば親しくしていた担任助手や講師がいつも笑顔で迎えてくれる環境はとても心地良かった。受験前日も焦って違う行動をしたりせず、同じルーティンで過ごし、平常心を保てたからこそ合格を掴むことができたのかな、と。

ゆくゆくは法曹界で活躍したいと思っているけれど、具体的な将来像は思い描けていません。立教大学で自分の興味ある分野をさらに追及していきたいです。

私の「成蹊高校自慢」

英語教育のレベルが高いです。高3最後の定期テストの問題は、自分の感覚だと英検準1級よりも難しかったような……。勉強をもっと頑張ろうという気持ちになります。

私の「立教大学 法学部 現役合格アイテム」

単語帳

トートバッグに詰めて持ち歩いていた単語帳です。英単語を覚えるときに使う人が多いかもしれませんが、僕は世界史の年号や古文の変格活用などにも利用。まず単語帳に書きながら覚え、後から見直します。すぐシャッフルもできるので便利ですよ。僕はだいたい、1時間で新しい単語を100個覚えるのを目安にしていました。

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