自分の経験と個性を活かし憧れの横国大に現役合格!
正木美羽(まさきみう)
通塾情報
出身校 | 横浜校 |
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出身高校 | 捜真女学校高等学部 |
部活 | ソフトボール |
タイプ | 学力・成績向上が目的 |
夢・目標 | 小学校の教員 |
進学情報
受験方式 | 公募制推薦 |
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大学 | 横浜国立大学 |
学部 | 教育学部 |
──[入学の<きっかけ>]どうしても志望校を諦めきれず早稲田塾へ
小学4年生時の担任の先生に憧れ、ずっと小学校の先生になるのが夢でした。憧れの先生はいつもニコニコしていて、怒ると厳しいですがその厳しさを引きずらず、メリハリがあって生徒一人ひとりを丁寧に指導する先生でした。私もそのような、生徒にきちんと向き合える先生になりたいと思いました。
教育者になるなら横浜国立大学の教育学部に進学するのはどうかと、家族と相談していました。ですが、私はすごく勉強ができるタイプではなく、高校での選択科目も理科や数学は早々に外してしまった。横国大の一般入試にトライするのはハードルが高いと思っていたので、高校の先生にも私大の文系を目指すと言い続けていました。その一方で、どうしても横国大を諦めきれない自分もいたのです。
そんな時、自分の個性や経験を活かせる受験方法なら……と思い立ち、訪れたのが早稲田塾です。横国大を志望したいと伝えると、スタッフが横国大の在学生を呼んでくれて、受験のアドバイスをしてくれました。合格を勝ち取るなら早稲田塾しかないと確信し、入学を決意しました。
──[大学・学部を選んだ<理由>]小中連携の構想や豊富な体験実習が魅力
私は中高一貫校で過ごしましたが、小学校と中学校の決定的な学力レベルの差に戸惑い、部活にも追われて辛い経験をしました。ですから、なめらかな小中連携や一貫教育に力を注ぎたいという思いがあります。横国大の教育学部の特徴は、附属小学校と中学校との研究連携があるということ。大学教員と附属学校教員が共同で教材や指導書を作成しています。また、他大学では概ね教育実習は早くても3年次、だいたい4年次におこなわれますが、横国大の場合は教育実地研修として1年次から体験実習が設けられ、2年次には初等・中等教科教育法でインターンシップ的な形で小学生と触れ合うことができます。豊富な体系的実習は必ず実践に活かせるのではと考えています。
──[タメになった<授業・カリキュラム>]AO書類作成に活かせた論文講座
部活はソフトボール部で高3の6月に引退しました。捜真女学校のソフトボール部は強豪校として知られ、私は部長として、メンバーたちのまとめ役を担ってきました。至らないところはあったと思うけれど、自分なりには完全燃焼。また、個性豊かな部員を先頭で鼓舞し続けた経験も、教員の指導に活かせるのかなと思っています。
部活で忙しい最中も、AOの書類作成は地道に続けてきたつもりです。でも引退して時間ができたのがかえってマイナスに働いたのか、志望理由書や自己推薦書がうまくまとまらない負のスパイラルにはまってしまった。
焦りかけたときに救ってくれたのが「大学への小論文」という論文系講座での講師の指導です。この講座は基本的に論理的思考力を高めていくものですが、細かいところも丁寧に指導してもらえます。私が一番印象に残っているのは、問題文で大切なところに線を引く場合、論文で何文字が要求されているのかを考えて引くこと。つまり、限られた字数の中で入れる要素を3つと考えた時、ダラダラ全部線を引くのではなく要素だけを端的に抽出する事が大切だと気付きました。この方法で書類を見直し、納得いくかたちに仕上げることができました。
──[受験を通して得た<一生モノ>]教育に対して深堀できた面接練習
面接本番前、早稲田塾が教育学部を受験する生徒だけを集めて面接対策を実施してくれました。これがとてもタメになりました。横浜校での面接練習はどちらかというとオーソドックスなもので、学部・学科を選んだ理由や将来何になりたいかなどを答える練習でした。
でも、池袋校で行われたこのプログラムは、教育のプロフェッショナルである面接官を想定し、教育論についてもっと深堀した対策になっていました。また、同じ志を持つ仲間と出会え、情報共有したり、励まし合えたことでモチベーションアップの作用も。最新のニュースや教育問題点など、面接に役立つ知識を補えたことがいい結果につながったと思います。
──[将来の<夢>]生徒一人ひとりと向き合える教員を目指して
早稲田塾に入学していなかったら、横国大への進学は叶わなかったと思います。無理だと諦めていた私に道を指し示してくれた早稲田塾には感謝しかありません。
生徒一人ひとりに向き合う教員になるにはどうすればいいか。これまでも自分なりにできることを体験してきました。早稲田塾での学びはもちろん、ソフトボール部の部長、そして部活を引退したあとは近所の子供食堂をのぞいたり、学童保育所に足を運んで実際に子供たちと触れ合ってみたり。これまで自分が感じたことを、今度は横国大の学びに活かす番です。今の志を忘れず、憧れの先生に少しでも近づけるように努力したいと思います。