総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)とは?

総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)を一言で表すと、「大学が出会いたい人」と出会うため、大学・学部が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に一致する受験生を選抜する入学試験です。

一般選抜との違いは?

一般選抜と違い、目的意識や表現力、文章力や基礎学力などの総合力が見られます。選考は、書類選考・面接試験・小論文・グループディスカッションなど様々。出願は、高3の9月から。多くは年内には合否が決まります。浪人生も受けられる一般選抜と比べて、総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)は受験者の多くが現役生。さらに、国立大学を中心に年々定員が増加傾向にあるため、 総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)は現役生にとっては、難関大学合格の大きなチャンスとなる入試方式なのです。

一般選抜
総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)
時期
高3 1月-3月
高3 9月-3月
選考方法
学力試験
書類選考・面接試験・小論文・グループディスカッションなど(一部で学力試験あり)
合否の決定
学力試験の点数のみで決まる
人間力・自己表現力・文章表現力・基礎学力などの総合力で決まる
受験者
現役生・浪人生
ほぼ現役生

どんな問題が出ますか?

大学・学部が求める人財を選抜するのに適した問題が出題されます。例えば中央大学法学部の総合型選抜(チャレンジ入試)リーガル部門では、出願資格として“法曹、企業法務、市民活動等の法的な分野での問題解決をめざす者”と明記。さらに講義理解力試験では、大学で行う講義と同じ形式で試験を実施し、大学・学部で学ぶ資質や適性が見られます。大学ごとの特徴があるので、情報を得ることが重要です

(例)

中央大学法学部総合型選抜
(チャレンジ入試)※2024年度入試

中央大学法学部が求める資質・姿勢

  • ①自分自身を含めた身近な問題に対する真剣な関心を持つ人
  • ②物事を厳密に考え、批判的にとらえる思考
  • ③健全で強い倫理観・責任感

選考内容

●志望理由書
①「これまでに実践してきた活動」について、②「関心のある事柄や社会問題」について③「大学で何を学び、どんな学生生活を送りたいか」の3つを説明することが求められる。
●講義理解力試験問題
  • 問1. 裁判所にとって通訳人はなぜ必要なのか説明しなさい。
  • 問2. 刑事被告人にとって通訳人はなぜ必要なのか説明しなさい。
  • 問3. 日本の法廷通訳の特徴を指摘し,それについてあなたの考えをのべなさい。

総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試) 形式別解説

大学別の総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)
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どうして総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)が増えているの?

2025年度から、学習指導要領の改定に基づく「新課程入試」がスタート。知識に加え、「思考力・判断力・表現力」をより重視した入試に変わります。
それに伴い、拡大しているのが総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)。たとえば、私立大学では、2021年度から2023年度までの過去3年間で、総合型選抜の実施大学数が16、学部数が119、合格者数が18,268人増えました。また、国立大学でも、2024年度入試で総合型選抜を実施した大学は全体の78.0%にのぼり、過去最高に。募集人員で見ても、2015年度から2024年度までの10年間で3,387人から7,920人に増加しています。
今や、大学入学者の51.4%が総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)の合格者です。
もとより広く海外を見渡せば、欧米の大学ではAO入試が主流。また、技術革新や国際化が進み、複合的な問題が増えるこれからの社会で必要なのは、前時代的な詰め込み型の知識ではありません。主体性や柔軟性、論理的思考力やコミュニケーション力です。まさにこうした能力は、総合型選抜(AO入試)突破の絶対条件。つまり、総合型選抜(AO入試)は、もはや特別な入試ではなく、今後の入試のグローバルスタンダードと言えるでしょう。

合格のために何が必要か知りたい!
どうしたら総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)で受かるの?

総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)の出願は高3の9月から。そのため、高3生の夏までに準備をやりきるつもりで計画を立て、早期に対策をスタートしましょう。特に、将来の目標や学びたい学問など、「何のために大学に行くのか」を明確にすることは入試に打ち込む強いモチベーションになり、高校生活・ひいては大学入学後の過ごし方を濃密にします。早稲田塾ではまずは「何のために大学に行くのか」を明確にした上で、「書類作成」「小論文・面接対策」「英語4技能対策」「学力向上」を徹底的に行います。このプロセスで鍛えられた学力・英語力・思考力・表現力は一般選抜にも確実に生かされます。だから、全てのチャンスを使い、現役合格の可能性を最大限引き上げることができるのです。

高3夏までの準備が全て!そのための早期対策を

総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)の出願は9月からスタートします。
そのため高3生の夏までに準備を終わらせるつもりで計画を立て、早期から対策をスタートしましょう。

提出書類作成

3年間の過ごし方の集大成となるのが提出書類。早い段階から、様々な活動に参加したり、多分野にまたがって学習したりしながら、自分のやりたいことを考え続けましょう。その積み重ねから得られる発見や、明確な目的意識こそが、提出書類の重要な“核”となります。

「総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)特別指導」で対策!

小論文・面接対策

文章力・表現力は日常の積み重ねが大事。付け焼き刃の対策では見抜かれてしまいます。1次試験が終了してからあわてて小論文・面接対策をしても遅いので、日常から文章力・表現力を鍛えましょう。

「論文系講座」「表現力開発講座」で対策!

英語4技能試験対策

総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)において、英語資格を出願条件としている大学は多数あります。出願に間に合わせるため、高3夏前には目標とするスコアを取得しましょう。更には一般選抜でも英語資格試験を利用した受験が可能です。

「英語資格準備講座」で対策!

学力試験対策

学校の成績(評定平均)を出願条件にしている大学も多いため、日常的な勉強を大切にしましょう。国公立大学を中心に大学入学共通テストを課す総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)も多数あります。提出書類や小論文・面接にも、日常から鍛えている知性は確実に役に立ちます。一般選抜の対策も兼ねて対策しておきましょう。

「東進講座」で対策!

早稲田塾はなぜこんなに
総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)に強いの?

早稲田塾は、開塾以来、塾生一人ひとりの夢を引き出し、偏差値ではなくやりたいことで志望校を発見していく、進路発見指導を大切にしてきました。だからこそ、私大総合型・総合推薦型選抜合格実績No.lの高い成果を出し続けています。
人工知能やIoTの進化によって、産業構造が劇的に変化する「第4次産業革命」の到来が謳われています。それに伴い、これまでの点数至上主義のペーパーテストでは測れなかった、「人間の可能性」を徹底的に探るために急激に拡大している入試が総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)なのです。ロボットに夢を見ることはできません。どれだけテクノロジーが発展し、人工知能が人間の知能を上回る時代が到来したとしても、自らのライフミッションを発見し、夢を描くことは、人間にしか備わっていない「力」です。そして、夢こそが人を動かし、世界を変える力であり、それは、あなたの中にも必ずあるのです。あなたも総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)を通し、可能性を大きく広げてみませんか?

早稲田塾生が「総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)」で圧勝する4つの理由


1

職業選択まで見据えた、
進路発見指導がある!

国内外の第一線で活躍する教授や有識者とのコラボレーションによる「未来発見プログラム」と、職業観をベースに10年後の将来を見据えた進路発見指導があります。

早稲田塾はここが違う!

早稲田塾では、“メンタリング”を通じて一人ひとりの将来の目標を明確にし、現役合格への情熱を育む「進路発見指導」を行っています。「将来何を成し遂げたいのか」「大学で何を学ぶのか」「今何をすべきか」を総合型・学校推薦型選抜専門のスタッフが、一人ひとりに問いかけ、興味・関心のあることを、大学での学びや将来の職業選択につなげていきます。


2

専門性の高い人的
ネットワークがある!

総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)専任のプロ講師陣、進路発見指導スタッフ、大学生・院生のトレーナーによる人的ネットワークにより、多面的かつ重層的な指導が受けられます

早稲田塾はここが違う!

早稲田塾では、あなたの進路発見や第一志望現役合格を、プロの伴走者であるケア・スタッフと、年齢の近い、身近な存在として大学生・大学院生の担任助手がチームになってあなたをサポート。進路指導や、模試を活用した学力指導、定期テストの相談など、一人ひとりを徹底してサポートする担任システムがあります。


3

一生モノの文章力が
身につく!

マスコミ人養成の手法から生まれた論文力開発養成カリキュラムや、大学・学系別の論文指導を高1・2生から受講可能。多くの塾生が高1生から論文講座を受講しています。

早稲田塾はここが違う!

「論文は高3生になってから」という指導や論文講座の設置自体が無いケースもありますが、文章力をおろそかにしては総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)の合格はあり得ません。早期から論文に向き合う習慣をつけることで、自分自身の考えを持ちそれを言葉にする力を養成します。


4

膨大な先輩データによる
分析がある!

20年以上にわたって総合型・学校推薦型選抜を指導し、国内・海外1,000校以上、21,000名以上の合格先輩のポートフォリオデータがあります。この膨大なデータに基づいた指導が合格に繋がります。

早稲田塾はここが違う!

特定の大学に偏った小規模な合格実績や、その予備校の実績とは言えない無料体験生を含む水増し実績を公表している予備校では、合格者のトータルな状況や成功要因を分析することはできず客観指標を基にした確かな指導を行うことはできません。早稲田塾では過去の膨大な合格者データはもちろん、不合格者データについても分析を行うことで、各大学・学部が求める人財に塾生を成長させるべく、常にカリキュラムを進化させています。


どんな人が総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)で合格しているの?

総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)は特別な人だけにチャンスがある入試ではなく、人物・能力を多面的に見る入試。実はきちんと鍛えれば誰にでもチャンスがある入試なのです。多くの合格した先輩も、最初は「自分に強みは何もない」と思っていても、早稲田塾の指導で自分の強みを見つけ、伸ばすことで合格を掴んでいます。100人いれば100通りの受かり方があるのが総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)なのです。

あなたはどのタイプ?

誰にも負けない好きなものがある。

Chapter1

山本 紗良(やまもと さら)

  • ●桜美林高校
  • ●早稲田大学・文化構想学部
「香り」への興味・関心を探究テーマへ昇華させ、
早稲田大学に現役合格!

香水をつける母の影響で、私も小学生のときから好きな香りがあります。高校受験では、好きな香りを側において緊張をほぐしたことも。留学先のカナダで日本文化を説明したとき「日本はステキだね!」と喜んでもらえたのが本当にうれしく、香りを通して日本文化を世界に広めたいと思うようになり、探究テーマを「香りを通して日本の素晴らしさを世界に広める」に決めました。探究活動を進めるうち、日本に古くからある香りの文化、「香道」の存在を知り、その歴史を知るために論文や資料を読み込みました。香道の家元のところに足を運んで実際に体験もしました。このような行動力がついたのは、早稲田塾の「総合型・学校推薦型選抜特別指導」のおかげだと考えています。

国際性に自信がある

Chapter2

藤田 武蔵(ふじた むさし)

  • ●静岡聖光学院高等学校
  • ●青山学院大学・地球社会共生学部
積極的に課外活動に取り組み続け、
オンライン授業を活用して青山学院大学に現役合格

所属していたラグビー部の監督がJICA(独立行政法人国際協力機構)につながっていた関係で、JICAの活動に帯同する形でインドに渡航。そこで絶対的貧困のなかで暮らす人々を目の当たりにし、飢餓で亡くなってしまう方々を救うのが自分の使命だと感じました。NPO法人の方に協力してくださって、スラム街の方々にインタビューを行った経験から、絶対的貧困に苦しむ方々をNPOと協力してビジネスで救えることができれば、もっと効果的なソーシャルビジネスが行えるのではと考え、「インドの絶対的貧困をNPOと協力してソーシャルビジネスで解決する」という研究テーマにたどり着きました。帰国後はインタビューやインターンをしたり、実際の活動を通して探究テーマを深めました。課外活動を頑張ったことが、合格の勝因になったと思っています。

部活をとにかく頑張っている

Chapter3

漆原 裕士(うるしはら ゆうじ)

  • ●佼成学園高校
  • ●慶應義塾大学 総合政策学部
部活と総合型選抜対策を両立!
オンライン授業を活用して慶應義塾大学に現役合格。

私はバスケットボール部に所属しており、3年間ほぼ毎日のように夜8時まで練習をしていました。部活を通じて、何事もあきらめずにやり抜くこと、継続することの大切さを学ぶことができ、それは受験の姿勢にもつながったと感じています。早稲田塾ではオンライン授業が充実しているので、校舎に通うことなく、部活が終わった後に無理なく受講することができました。書類作成の授業など塾に行く必要がある授業は、早稲田塾では部活動と両立できるよう柔軟にスケジュールを組んでくれたおかげで、部活と受験勉強の両方に全力を尽くすことができました。

強みや目標が分からない

Chapter4

栗田 結(くりた ゆう)

  • ●横浜雙葉高校
  • ●上智大学 法学部
日常で目にしたニュースから探究テーマを発見。
LGBTQについて法の観点から学ぶため、上智大学へ。

私には特別な経歴や、人に言える活動経験がありませんでした。ただ学校の定期テストは頑張ってきたので、評定を武器に受験に挑みたいと思い、総合型選抜の受験を決めました最初は探究テーマや志望校を芸術・文学系と考えていましたが、思っていたより探究が進まず、2ヵ月も経った頃にはこれ以上何を調べれば良いのかわからない事態に。そんなとき、LGBTQに関する話題をニュースやYouTubeで見て、LGBTQに関する法律に興味を持つようになり、志望校の方向も固まっていきました。早稲田塾は推薦入試の情報が豊富だし、カトリック入試を受験した方に直接質問できる環境もあり、ありがたかったです。何より、これから長い時間をかけて探究していくテーマを見つけられたのも早稲田塾のおかげなので、感謝しかありません。

校舎一覧

最高の学習環境を君に。