
殻に閉じこもっていた自分が大逆転でSFC現役合格へ!
岩瀬 龍哉(いわせ りゅうや)
通塾情報
出身校 | 大崎品川校 |
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出身高校 | 高輪高校 |
部活 | 卓球部 |
タイプ | AO・推薦入試対策が目的 |
夢・目標 | アニメ制作 |
進学情報
受験方式 | AO・推薦入試 |
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大学 | 慶應義塾大学 |
学部 | 総合政策学部 |
――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】AO入試での合格者比率にびっくり!
通っていた高校で、早稲田塾の説明会があったので参加したところ、私立大学の入学者のうち約半数が AO ・推薦入試になると聞いてビックリ。早稲田塾に通っている友達に聞いてみると「とても良い雰囲気だよ」とのこと。それならAOにチャレンジしない手はないと考えました。 高2の秋のことです。
――【大学・学部を選んだ〈理由〉】文理融合の学部に魅力を感じて
先に別の塾には通っていたものの、取り立てて志望校というのは決めていませんでした。その中で目標ができたのは、早稲田塾に親身になって相談にのってくださるスタッフがいたことに他なりません。僕は、本来は理系に進みたかったのですが、数学が苦手で諦めていました。しかし、「文系・理系両方学べるよ」と教えていただいたのが慶應義塾大学SFC。SFCの総合政策学部は「理に融合した文系」を掲げ、環境情報学部の授業も自由に行き来して学べるのが最大の魅力です。特に将来の夢が決まっていたわけではありませんでしたが、ここなら自分の好きなように勉強できると第一志望に決めました。
――【私を支えてくれた〈スタッフ〉】じっくり向き合ってくれた校舎長
以前から、アニメをよく観ていました。AO入試で必要なポートフォリオを作成するとき、本来は好きなことを研究テーマにするべきですが、「アニメが好き」となかなか言い出せず……。子どもの頃によく虫を獲ったという安直な理由から、はじめは森林問題をテーマに据えました。しかし、思い入れが無いからまったく研究が進まず……。もうAO入試は諦めようと、校舎長に話しました。すると「もう一度、一緒にやり直さない?」と。じっくり向き合ってもらい、そこでやっと、自分がアニメ好きだという本心をさらけ出すことができた。アニメを主体にした研究内容の具体的なアドバイスもたくさんいただけたので、最終的には満足のいく志望理由書やポートフォリオができました。あのとき、膝を突き合わせて話しを聞いていただいたからこそ、SFCに現役合格することができたと思っています。
――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】表現力と思考力を磨くことができた
「アニメ好き」が言い出せないくらい、僕はもともと消極的な性格。その自分の殻を破ることができたのが「表現力開発講座」でした。ワークショップを通して、ここ一番で発揮できる精神力を養えたと思います。事実、ポートフォリオを作成するうえで、現役のクリエイターやディープラーニング(人間が行うタスクをコンピュータに学習させる機械学習の手法のひとつ)を研究している大学院生に、ツイッターなどで自らアタックして取材を申し込むなんて、今までの自分からは考えられないこと。おかげで書類の内容に厚みが出たし、自分自身の可能性を拡げられたことが早稲田塾に入って一番良かった点だと思います。
入学してからずっと続けてきた「大学への小論文」は、様々な大学・学部の小論文に対応しているので汎用性があるのはもちろんですが、何より思考力が磨かれたと実感しています。講師には、いつも「一度書いたモノがありきたりな内容ではないか疑いなさい」と言われていました。力を入れて書いたモノを推敲する作業はしんどいですが、じっくり吟味するという意味では小論文のみならずAO書類の作成にも役立ちました。
――【将来の〈夢〉】作り手としてアニメに関わりたい
一度は退学まで考えたのに、AO入試で第一志望のSFCに現役合格できるなんて夢のようです。お世話になった校舎長も「大逆転だね!」と喜んでくださいました。いろいろな人に心配をかけた分、大学では4年間しっかり勉強したいです。さしあたり、興味があるのはAOで研究を深めてきた“ディープラーニング” 。こうした機械学習が本格化すれば、そのうち誰でもアニメを制作できるようになると思うので、その可能性を追究していきたいと思います。ただ僕自身は、研究者ではなく、できればアニメのモノづくりに携わりたい。将来像は漠然としていますが、いずれプロデューサー的な立場でアニメに関わることができればうれしいですね。