立教大学でテニスも将来の夢も全力で追いかける!

第41期生

木村 菫(きむら すみれ)

通塾情報

出身校 柏校
出身高校 麗澤高校
部活 テニス部
タイプ AO・推薦入試対策が目的
夢・目標 小学校教員

進学情報

受験方式 その他
大学 立教大学
学部 文学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】ずっと続けてきたテニスの経験を活かしたい

5歳のときに入ったテニスクラブがたまたま名門で、以来、ずっと同じクラブに通いテニスを続けています。大学受験を考えたとき、せっかく続けてきたテニスを活かしたいと思いました。はじめは他の予備校を訪ねたのですが、そのことを話すと「AO入試に強い早稲田塾がおすすめだよ」と。さっそく柏校に行ってスタッフと話したのですが、これまで考えたこともなかった難易度の高い大学を薦められ、「こんな私でもいけるの?」とびっくり。体験で「AO・推薦入試特別指導」を受けてみると、塾生はみんな熱心で、いわゆる予備校のイメージと違ってとても楽しそう。ここなら周りから刺激を受け、私自身も成長できるかもしれないと、入学を決めました。高2の夏でした。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】戦績がないときからサポートしてくれた立教へ

進学先に立教大学を選んだのは、私に目立った戦績がないときから気にかけてくれていたからです。たびたび大学の練習にも参加させていただき、部活の雰囲気も良いなと感じていました。私は高3のとき、『全日本ジュニアテニス選手権’19』のダブルスで全国優勝を果たしたんです。この結果が出てからは、声を掛けてくる強豪校やクラブチームもたくさんありました。でもそれは、単純に戦績だけを見られたように思える。立教大学は、戦績だけでなく、もっと私個人を見てくれているような気がしました。

また、立教大学は平日の練習が3つの時間帯から自由に選べ、取りたい授業を優先できるシステムになっています。他大学は練習時間が夕方からと決まっているところが多く、5限・6限の授業に支障が出ます。自由度の高さも進学の決め手になりました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】早稲田塾で養えた論文力と対応力

アスリート選抜は、志望理由書と自分の経験値(私の場合は戦績など)を出願し、それに合格すると小論文・面接の試験があります。これまで論文など書く機会がなかったので、「論文作法(ろんぶんさっぽう)」で徹底的に学びました。

そもそも、書くどころか問題文の意味がわからないところからのスタート。まずは難解な文章に慣れるため、講師から毎週配付される社説や、興味を持った新書を読みました。そして、100分で1000文字の小論文を1年強、それこそ書きまくりました。何度もやっていくうちに、時間配分を身体で覚えたのだと思います。また、塾生同士で文章を見せ合って「ここはこういうふうにしたほうがいいんじゃない」など、指摘をもらうことで気づきにつながりました。

毎週の「グループミーティング」も自分にとっては良かった授業です。想定外の問題ばかり解いて発表するうちに、臨機応変に考える力が養えたと思います。大勢の前で話しをするのも苦手でしたが、回数をこなすうちに発表の仕方を覚え、本番の面接でとても役立ちました。

――【受験を通して得た〈一生モノ〉】AO指導で人生の選択肢が広がる

私の場合、テニスを続けてきたという“ナマ”の経験値はあるものの、それをどううまく大学にアウトプットできるかが問題でした。入学当初はスポーツ系の学部に進学することを考えており、AOの研究テーマも“運動連鎖を使った身体を傷めないサーブの打ち方”のようなものに設定。ですが「AO・推薦入試特別指導」で講師や担任助手と話しをしているうちに、将来をもっと深く見つめるようになりました。テニスは大好きですが、いったん大学で現役生活に区切りをつけようと思っている私。その後を考えたとき、自分が子ども好きなことに思い当たりました。私は、通っているテニスクラブで2ヵ月に1回程度、テニスをしたことのない子どもたちにテニスを指導しています。それがとても楽しく、現役引退後は指導者の道も模索したい。そこに気づけたので、志望学部を文学部にし、研究テーマも子どもの教育の仕方に切り替えました。アスリートにとって、第二の人生を考えることはとても大きな問題です。まだ決めかねてはいますが、選択肢のヒントをくれた早稲田塾には感謝しています。

――【将来の〈夢〉】教員免許を取得し、大学ではテニスも全力で!

立教大学の文学部教育学科は、小・中・高校の教員免許を取得できます。私の夢は、今のところ小学校教員。テニスクラブでの指導を振り返ると、ただ褒めてばかりでは子どもの実力が伸びません。教育心理学などをメインに学び、子どもたちの気持ちをきちんと掴める先生を目指したい。

テニスに関しては、大学4年間は引き続き全力で続けていきたいと思います。今、立教大学の女子テニス部は2部にいることが多いのですが、あと一歩で1部昇格も夢ではないというポジションです。私が加入することで1部昇格を果たせたら、こんなにうれしいことはないですね。実現できるようにがんばります!

私の「麗澤高校自慢」

創立者が法学博士で、その方の教えを学ぶ道徳の授業が週1回あります。規律を重んじる学校なので、雰囲気はけっこう落ち着いているかも。心の教育に力を入れている学校です。

私の「立教大学 文学部 現役合格アイテム」

テニスノート、手帳

テニスノートには、日々の練習内容を書いてあるのはもちろん、AO研究のために調べたことや資料、面接のポイントなどが書いてあります。手帳は日々のスケジュール管理。テニスクラブに週6日通う忙しい毎日だったので、塾など漏れのないように。いつも見返せるように、すべて文字として残しておきたいタイプの人間なんです。

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