仲間の頑張る姿に刺激され行動! 安全な街づくりについて考え続けたい

第41期生

網代 悠人(あじろ ゆうと)

通塾情報

出身校 大崎品川校
出身高校 上野学園高校
部活 テニス部
タイプ AO・推薦入試対策が目的
夢・目標 災害時に安全なまちづくりを研究する

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 中央大学
学部 理工学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】ポジティブな自分に、AO入試は向いている!

高校受験では第一志望に合格できなかったので、大学受験は早目に塾に通って頑張ろう!と考えていました。当初は一般受験しか考えていませんでしたが、早稲田塾の面談でAO入試について知り、「自分に向いている!」と感じました。僕は、自分のやってきたことに対して自信を持っている、とてもポジティブな人間です。学力だけでない自分を見て判断してもらえるAO入試にチャレンジしたいと思い、入学を決めました。最初の面談は高1の3月でしたが、実際に入学したのは部活引退後の高2の6月。まずは、「英語特訓道場」と「AO・推薦入試特別指導」からスタートしました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】集中力と知識がついた!

中学のときは英語が嫌いでしたが、「英語特訓道場」のおかげで目標としていた英検2級を取得できたし、何より集中力がつきました。慣れてくると自習でもその集中力が発揮されて、あっという間に時間が過ぎる。ふと時計をみて、「こんなに出来たんだ」と嬉しくなりました。

「AO・推薦入試特別指導」では、自信を持って書いた志望理由書に対して、ボロボロになるまで色々言われました(笑)。最初は驚きましたが、講師の知識量がすごいから、自分の無知を自覚させられ、 指摘にすべて納得できました 。「もっと調べて、考えて、対等に話し合えるレベルまで持ってこい!」といった感じ。講師は、モチベーションを上げてくださるし、ペースメーカーのような存在でした。あるとき、何も考えられなくなって、2週間くらい完全に手が止まってしまったことがありました。そのときは、授業の後に泣きながら話を聞いていただきました。本当に、最後まで支えていただいたと思います。

――【早稲田塾での〈生活〉】行動力旺盛な仲間に刺激され、自ら動いた

僕は文才が無いので、頭の中で考えていることを一度口に出すと思考が整理されて、書きやすくなる。だから、塾生同士で行う「メンタリング(お互いの書類を見てフィードバックする) 」はとても役に立ちました。授業の枠だけでなく、空き教室を借りて生徒だけでもしょっちゅうやっていました。通常は4~5人でしたが、二次試験の直前は8人くらい参加していました。

そんな中、友人からの指摘で、考えさせられたことがありました。自分の中では「うまくまとまった!」と思っていたのに、友人から「ネットにあるような情報ばかりで、オリジナリティがない、抽象的でなにが言いたいのかわからない」と言われてしまったんです。ショックで、両親にも見せたら「確かにそうだね」と。では、具体的でオリジナリティのある内容にするためにどうすべきか。考えた結果、「旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会」の会議に参加させていただくことにしました。

僕は「まちづくり」に興味がありました。だから、まずは徹底的に事例を掘り下げようと考えたのです。協議会に電話したところ、「若いのにエライね」と快く受け入れてくださった。高校生の特権ですね(笑)。また、地域ブランド協議会に参加しているベンチャー企業の社長さんにも電話して、2時間くらいお話しをさせていただきました。「地域ブランドを作りたい」と漠然とイメージしていましたが、実際はどれくらい難しいのかよくわかりました。早稲田塾には、自分で考えて行動する人たちがたくさんいる。彼らの存在に刺激されて、「自分もやらなくちゃ!」という気持ちにさせられました。

――【私を支えてくれた〈スタッフ〉】憧れの担任助手のようになりたい

所属の大崎品川校に、とてもリスペクトする大学生の担任助手がいました。いつも気にかけてくれて、明るくて励ましてくれる、とてもカッコイイ人。通常の授業以外で、有志の生徒に物理を教えてくれました。入学したばかりのときはまだ友達がいなかったので、それが塾に行く楽しみの一つだったんです。上級生と一緒に参加しているので、まだ学校で習っていないことも出てくる。そんなときは、上級生がバーッと教えてくれました。お互いに、教えたり、教わったりしながら、みんなで学力を高めたのは、とても楽しかった!僕も春から担任助手として働きますが、彼のような存在になりたいと思っています。

――【将来の〈夢〉】街の災害リスクを減らすためにできることを考えたい

中学生のときに東京に引越してきたときに「麻布十番」という街に一目惚れして、そこからまちづくりに興味を持つようになりました。また、中学の修学旅行が熊本地震の影響で中止になったんです。行き先は長崎なのに、なぜだろう?と考えて調べてみたら、緊急輸送道路などが通行止めになっているなど、迂回ルートが機能していないことを知った。街の災害リスクを極限まで減らすために何ができるのかを考え、道路単体ではなく、周辺の建物の安全性などを“見える化”して、総合的に判断する必要があるという考えに至りました。大学では、都市環境、交通網、インフラ、地理学などを幅広く学びたい。
大学で学びたいことは色々あるので、将来については、模索しながら考えていきたいと思います。

私の「上野学園高校自慢」

校則は厳しいです。校内にはスマホ持ち込み禁止。今どきあり得ない!と高1のときはみんな反抗していて、取り上げられた友人も何人かいました。でも、高2になると誰も使わなくなるんですよね。それよりも、友人との会話を楽しむようになる。だから、校則が厳しくてかえって良かったのかも、と思います。部活では、トランポリン部が全国レベルで、わざわざ地方から入学する生徒もいます。日本代表の選抜選手もいるので、いつかオリンピック選手が生まれるかもしれません。

私の「中央大学 理工学部 現役合格アイテム」

単語帳、お守り

ボロボロの単語帳は、高校の先生からもらったもの。3年間毎朝、通学時に使っていました。お守りが好きで、通学カバンには4つくらいつけているのですが、これは母からもらったもので、このまま机の前に置いていました。「神頼み」ではないですが、自分の努力を見てもらって、プラスアルファの“ラッキー”がついてくればいいな、と思って(笑)。

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