上智大学文学部に現役合格! 早稲田塾で自分自身と向き合えた

第41期生

岡 遼太郎(おか りょうたろう)

通塾情報

出身校 町田校
出身高校 桐蔭学園高校
部活 吹奏楽部
タイプ 部活動、生徒会など学校行事と両立
夢・目標 世界で活躍

進学情報

受験方式 公募制推薦
大学 上智大学
学部 文学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】吹奏楽部の先輩に話しを聞いてみて

早稲田塾に入学したのは高2の12月。所属する吹奏楽部出身の先輩が青葉台校で担任助手を務めており、「どんな感じですか?」と聞いてみたのがきっかけです。吹奏楽部は仮引退が高2の3月で、その後休んで受験が終わると復帰し、最後の演奏会にのぞむというスタイル。ちょうど受験を考え始めた時期で、誘われるがままに塾で面談してもらうと、これまで培った音楽の経験値を活かしてAO入試もアリだろうと。受験は一般入試でと考えていたところ、いきなりAO対策に進んでしまった感はあります(笑)。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】納得いくまで追究できたAO指導

はじめは志望校に対するこだわりがなかったので、誘ってくれた先輩が通っている慶應義塾大学SFCを第一志望に。文学や歴史が好きだったので、上智大学文学部も視野に入れて「AO・推薦入試特別指導」にのぞみました。SFCのAO入試では、研究テーマを軸にガッツリ提出書類を作成していく必要があります。しかし僕は、作成途中で膨らませ過ぎてしまって内容が煩雑に。釈然としないままⅠ期の試験が終わってしまい、結果もNG……。そこで、とことん担任助手と話し合い、仕上がっていた書類を一度白紙へ。分析を踏まえてロジカルに説明する内容にまとめ直したら、Ⅱ期はトントン拍子でいい結果につながりました。いったん積み上げた成果をイチからやり直す作業は骨が折れましたが、自分が納得する書類を仕上げられたことに満足しています。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】歴史から語学まで、やりたいことが目白押し

上智大学の対策は、SFCⅡ期の途中からスタートしたのでスピード勝負でした。上智大学文学部は哲学から語学まで幅広く学べるところです。特に語学は、ビルマ語や古代ギリシア語など普通の大学には無い授業があるのが特徴。僕は歴史も好きですが語学にも興味があったので志望理由書はそこを押そうと思ったのですが、担任助手から「それじゃ外国語大学に行けば?って言われるよ」と鋭いツッコミをされて納得。そこから、他大学との差別化を踏まえつつ自分が何を学びたいかを改めて見直し、「日本の城の研究を続けたい」ことをアピールして合格することができました。時間との戦いで焦っていた中、担任助手やスタッフから的確なアドバイスをいただけたのが功を奏したと思います。結果として、上智大学に進学することに。語学は第二・第三外国語まで履修したいと考えているので楽しみです。

――【オリジナルの〈勉強法〉】自分にプレッシャーをかけすぎない

上智大学の出願資格が評定平均4.0以上だったので、一般科目は主に高校の自習室や図書館で勉強していました。僕はどちらかというと、細かい勉強スケジュールは立てないタイプ。「今月は単語帳3周しよう」などざっくり決めて、緩いノルマでやりました。その代わり、気分がノッていれば何時間でもがんばる。モチベーションが高いときはノンストップで突き進み、エンジンが切れたら適度にスマホで息抜きするなど、自分にプレッシャーをかけすぎないようにするのがポイントです。あとは、「勉強は楽しい」と思い込んでやっていました(笑)。

――【将来の〈夢〉】日本だけに閉じこもりたくない

上智大学の志望理由書には「城の研究」と書きましたが、今は西洋史にも興味があります。また、やはり音楽が好きなので、音楽で外交や文化交流の一翼を担いたいという想いもあります。いずれにせよ、日本だけに閉じこもりたくない。日本と海外を行き来しながらやり遂げる、そうした目標を上智大学で見つけたいです。

早稲田塾に入学して一番良かったのは、自分の想いをしっかり話せるようになったこと。高校では人前で何かを発表する機会が少なく、どちらかと言えば苦手でした。でも早稲田塾では「AO・推薦入試特別指導」で塾生同士で意見交換する“メンタリング”や「グループミーティング」などで、いやでも自分の考えを伝えなければなりません。継続するうちに想いを最大限伝える方法が養えたと思います。

こうした経験から、自分自身は何が苦手で何が得意かを改めて知ることができたのも良かったです。今後の学びや仕事に就く上で得意分野を活かし、世界を広げたいですね。

私の「桐蔭学園高校自慢」

勉強のサポートが手厚いです。「特別講習」という放課後に行う特別授業があり、特に一般受験を狙っている人は参加多数。勉強に対するモチベーションを高めてくれる学校です。

私の「上智大学 文学部 現役合格アイテム」

日本史参考書、パソコン

参考書は一問一答形式。蛍光ペンを引きながら、何周も書きなぐって覚えました。パソコンは、主にAO書類作成に利用。文字入力はもちろんですが、論文を読んだり、何か資料を探すときはスマホの小さい画面だと疲れてしまいます。大きい画面で確認しながら進めたほうがミスもなくなると思います。

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