AOで培った学問へのモチベーションで念願の立教大学経営学部に合格!

第41期生

大畠 樂祿(おおはた らく)

通塾情報

出身校 大崎品川校
出身高校 高輪高校
部活 バドミントン部
タイプ AO・推薦入試対策が目的
夢・目標 経営者

進学情報

受験方式 一般入試
大学 立教大学
学部 経営学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】大学が求める人財像を目の当たりにした

僕は、勉強があまり好きではありません(笑)。だから「AOなら、あまり勉強しなくてもいいのかな?」と、今考えればヤバい理由で、AO入試に強い早稲田塾を訪れました。そしてグループミーティングの体験授業を受けたのですが、そこは想像していたものと全然違いました。僕は部活の部長をやっていたので人前に出る機会も多少はありましたが、自分から積極的に前に出ることはあまりなかったし、学校でもそういう人はなんだか“浮いた存在”。でも早稲田塾では、みんな積極的に発言するし、話している内容も「本当に同学年?」と思うほどにすごくオトナ。「こういう人たちが、大学から求められているんだ」とAOへの認識を新たにし、改めてAO入試に挑戦してみたいと高2の6月に入学を決めました。

――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】グローバル企業経営塾が志望を固めてくれた

スポーツをずっとやっていたので、漠然とスポーツウェルネス系の学部を志望。でも、父が経営者だということもあり、経営や組織論にも興味がありました。そんな流れで、未来発見プログラムの「グローバル企業経営塾」を受講。僕がイメージする企業の形は、社長がいて、管理職がいて、社員がいて、というものでしたが、実際には様々な形があることや、またCSRの一環として地域創生に尽力している企業があることを知り、本格的に経営学に興味を持つようになりました。

組織論の本を読んでいると、わからないことがたくさんあります。けれど、教科書があるわけではありません。そこで「プロに頼ろう!」と思い立ち、面白そうな企業にメールをして、インタビューを依頼。そこから紹介していただき、企業の人が集まる勉強会や研究会にも参加し、IT企業からたこ焼き屋さんまで、トータルで50人くらいの話を聞くことができました。みなさん、とても親切に対応してくださって、特にベンチャー企業の方は「もっと自分たちの仕事を知ってほしい」と言ってくださった。本を読むだけではわからないことを学び、その知識を持って改めて本を読むと理解度が上がる。そこで学んだことを志望理由書に生かす。そのようにして、思いを強くし書類を作成していきました。

――【早稲田塾での〈生活〉】気持ちを切り替えてセンター試験を目指す!

しかし、残念ながらAO入試はNG…。落ち込みはしましたが、すぐに「これで、一般では経営学部を目指せる」と、自分の中で区切りがつきました。この切り替えの早さは、バトミントン部での経験が生きたと思います。試合で負けたら、家で泣くのではなく、たとえ何時であっても一度学校に帰って練習する。失敗と反省を次にどう生かすのか、すぐに考える。この習慣があったからこそ、不合格を知った5分後には「センターまであと80日だ!」と一般入試に取り組む姿勢ができました。その日から毎日ノートをつけ、毎日その日のやったこと、内省や分析を記した。塾の入り口に貼ってある合格者の写真を見てくやしい思いをしたら、「くやしい」と書く。そうすると、やる気が出てきます。一般入試の合格が出るまで、毎日続けました。

担任助手には、とても助けられました。毎日自習室を使用しましたが、休憩時間に「全然ダメだー」と落ち込んでいると、声をかけて励ましてくれる。精神的に大きな支えになる存在でした。彼らがいなかったら、あの3か月間を乗り切れなかったと思います。彼らに恩返しをしたいという思いもあり、僕もこれから担任助手になります。

結果的にAO入試では合格できませんでしたが、AO対策をやったことが一般入試への大きなモチベーションになっています。なぜ自分がその大学・学部に行きたいのか。何を学びたいのか。志望動機が明確になっていたから、苦手な勉強は「目的ではなく、志望大学に入るための手段だ」と思って最後まで頑張れました。

――【将来の〈夢〉】柔軟な組織を作れる経営者に

働き方改革が進み、組織を取り巻く状況が変化しています。そのような時代に対応できる、柔軟な組織を作れる経営者になるのが夢です。業種については、まだ具体的にイメージできていないので、大学生の間に、今までと同じようにたくさんの人と話し、見つけていきたい。そのために、中小企業診断士などの資格取得にも興味を持っています。大学の環境を生かし、自分ペースで見聞と知識を増やしていきたいです。

私の「高輪高校自慢」

男子校で、先生も穏やかな方が多く、変に気取らずに素の自分をさらけ出せる場所でした。

私の「立教大学 経営学部 現役合格アイテム」

ノート、タイマー

AO不合格がわかった日からつけはじめたノート。自分への戒めの言葉がたくさん書いてあります(笑)。自習の時に活用したのが、タイマーです。スマホで時計を見るのが嫌で買いました。時間はいつも30分にセットし、1~2分の休憩をはさむのが僕のルーティン。スタートボタンを押した直後のスタートダッシュと、残り数分のラストスパートのときに効率良く頭が働くので、そのタイミングをできるだけ増やそうと、自分の集中力が切れやすい30分にセットすることで勉強効率を上げていました。

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